楽しく心と心で繋がる社会をつくる キャリアデザイン・インターナショナル株式会社 代表取締役 渡邉文子さん

うつや自殺が対策が必要といわれている日本。今、企業へのストレス対策が求められています。現在、企業のストレス対策を事業とされている渡邉文子さんにお話を伺いました。

プロフィール
出身地:
大阪
活動地域:東京・大阪
経歴:98年に起業し、ギフト事業からメンタルヘルスサポート事業により、人と人をつなぎ人々が健康で幸福な人生を過ごせる社会をめざして専門家とともにサポート活動を行う。
現在の職業および活動:企業のメンタルヘルス支援会社の経営、キャリアコンサルタントとしての組織開発およびタレントマネジメントによるキャリア開発
座右の銘:「人生塞翁が馬」

「人と繋がることに幸せを感じる社会へ」

Q.どのような夢やビジョンをお持ちですか?

渡邉文子さん(以下、渡邉 敬称略) 現在、国がメンタルヘルス対策として、50名以上の事業場へのストレスチェックを義務化しました。うつ病の症状として、「死にたくなる」ことや、自分えはなかなか気づきにくい疾患であることから、メンタルヘルス予防に対する意識は、ひと昔前に比べると随分上がってきたと思います。これまでのうつ病の早期発見や対応を学ぶことを目的とした啓発活動においては、病気になる原因の説明というネガティブな内容でした。ですが、そもそもストレスを感じにくくなる対策としなければ、かえってストレスへの拒絶反応からストレスを多く感じる人が多くなっています。
人間は、ストレスがかかると助け合うように体にプログラムされていて、一人で悩むよりも人と繋がり助け合うことで、信頼関係が増し、ストレス反応も抑制し、おまけに幸福感も感じるというホルモンが出ることがわかってきたのです。例えば、オキシトシンという脳内物質にこのような効果があるのですが、自らの行動を変えることで自分で出すことができるホルモンなのです。例えば、職場で忙しそうな人を支援すると、支援された人はもちろん支援した人にも出ることがわかってきました。他にも、スキンシップをしたりペットの犬と見つめ合うことでも両者にでるのです(犬にも!)
このようなやって楽しい行動からお互いにとって幸せになり信頼関係が増す行動をすることで自らと他者のストレスを減らすことができるなんて、一挙両得どころの話ではありません。つらく、大変なストレス対策をする必要はないのです(笑)
もしこのような体のしくみについての知識がみんなに広まることでひとりひとりの意識が変わると思います。特別な対策や投資は必要なく、オキシトシンの出し方を歌詞にしたダンスをみんなで楽しく踊ったり、ストレスの知識を増やすのではなく、利他的行動と健康や幸福感への影響についての科学的エビデンスをわかりやすく広めていくことを予定しています。

Q.それを具現化するために、どんな目標や計画を立てていますか?

渡邉現在、大学などでストレスについての研究をされいてる先生方が多くいらっしゃいます。ただその研究の内容や結果が残念ながら社会にフィードバックされていないのが現状です。今、仕事として様々な企業様と共にストレス対策に取り組んでいますが、企業と大学を繋ぐ橋渡しになりたいと考えました。
2019年から2020年にかけて健康経営をめざして職場環境改善に取り組む企業と、これまでのエビデンスを基に労働者の健康増進を目的とした実証研究を行っている研究室の連携を強める取り組みをしていきたいです。
また、弊社もこれまで主婦の方が子育てもしながら柔軟に働ける環境でしたが、加えて専門性のある人が能力を活かして働ける組織に進化したいと考えています。イメージとしてはTeal組織のような、柔軟性とクオリティを兼ね備えた組織でひとりひとりが仕事を通して自己成長と幸福どちらも手に入れられるような職場を目指しています。

Q.その目標や計画に対して、現在どのような活動指針を持って、どのような活動をしていますか?

渡邉 今、できることと、将来のビジョンのバランスをみながら活動しています。環境が整っていないときは無理にはうまくいきません。チャンスが来た時にしっかり形にできるよう、必要な情報と少し先のリスクマネジメントを考えながら、毎日確実に進んでいる感覚を楽しんでいます。例えば、積極的に新しいコミュニティに参加しながら今まで知らなかった世界や人と出会ったりすることで新しい刺激をもらっています。
具体的な活動として、若い世代のかたや子育て中のお母さん、高齢者の方に楽しく健康増進と幸福感を増やす生活習慣のサポートをする楽しいアプリを作りました。ストレスに関する海外の新しいエビデンスもわかりやすく紹介したい一般向けのコンテンツと合わせて、これまで展開してこなかったBtoCの領域で今後、どのように展開できるか進めてみたいと思っています。
人のつながりを作るイベントなども行っていきたいですね。8月10日は「ハートの日」ですが、普段伝えられない「ありがとう」や「ごめんね」を伝えることで、ひとりでも多くの人が気持ちが伝わって仲良くなれる日になればと思います。

Q.そもそも、その夢やビジョンを持ったきっかけは何ですか?そこには、どのような発見や出会いがあったのですか?

渡邉 約20年前に人の役に立つことがしたい、人と人と繋げることがしたいという思いがあって「Heart Gift~ハートギフト~」というインターネットギフトショップを起業しました。私自身、赤ちゃんを連れてギフトを買いにいけなかったり、知人の誕生日を忘れたりしてしまうので、記念日を通知してくれるオーダーメードギフトを贈ることができるネットショップをはじめました。
その事業の受注処理をしてくれる人を探したときに、社会不安があって外出ができないけどパソコンが得意な女性がいて、在宅で受注処理をお願いしたところお客さんと素晴らしいメールのやりとりをされ、外出できるようになったのです。最初は私自身、子供を出産後に預けて会社に勤務したくなかったこともあり子育てしながら仕事ができる働き方として在宅勤務での起業でした。外で働けない方の働き方として障害のある方にもよいということになり、障害者の就労支援から、企業でのメンタルヘルス対策のお仕事をすることになりました。

Q.人の役に立ちたい、人を繋げたいと思う背景には、何があったのですか?

渡邉 私の母方の祖母なんですが私の母を出産後、今でいう産後うつになりました。当時は鬱に対しての概念や理解もなく、祖母は母を育てることなく、隔離されていた聞きました。祖母は自分の手で自分の子供を育てることができないまま、若くして病気でこの世をさりました。当時は対処も認識も今の時代ほど理解がなかったので仕方ないのかもしれません。ですが私も、自分の子供が生まれたあと祖母の気持ちを考えるとと、とても耐えられませんでした。そして私自身もそして子供のそばになるべくいたいお母さんが安心して仕事ができる環境を作りたいと思いました。
また、今のストレス対策としても、祖母と同じようなさみしい思いをする人がひとりでも楽になって貰えばと思います。大変な時に、周囲の人がサポートしてくれて孤独を感じることなく人生を送れるようなサポートを微力ながら私にできることがあればと思います。

記者 20年前からインターネットに着目したり、ストレス対策やTeal組織など時代に求められていることに果敢に挑戦している姿は多くの人の勇気になると感じました。本日は貴重なお話、ありがとうございます!*******************************************************************
渡邉さんの活動、連絡については、こちらから↓↓

●生活習慣サポートアプリ「はぴりん♪」
http://www.hapirin.com/

App Store ダウンロードページ
https://qr.paps.jp/BjgAP

●「めっちゃ知るだけ!こころとからだの幸せ法則」
http://mecha-shiru.com/

●「めちゃ知るだけ!こころとからだの幸せ法則」Kindle版
https://qr.paps.jp/1qMCr

●日本CHRコンサルティング株式会社
https://www.chr.co.jp/

●キャリアデザイン・インターナショナル株式会社
https://www.e-cdi.co.jp/

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【編集後記】
今回、インタビューを担当させていただいた清水です。
時代の先見性も持ちながらも、何よりも人との繋がり、心との繋がりをとても大事にされているのを感じました。ワクワクの心で日常を過ごしたいですし、その心で私も人と出会い、繋がっていきたいとより強く思うお話でした!
これからの活躍も応援しています!

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