人と人をつなげて、笑顔でワクワクの場を創っていきたい グラフィック・レコーディング講師 本園大介さん

グラレコ(グラフィック・レコーディング)の講師で活躍されている本園大介さん。3.11の震災をきっかけに人生を見つめ直したという本園さんに、これまでの道のりと新しい働き方についてお伺いしました。

 

本園大介(もとぞのだいすけ)さんプロフィール
● 出身地 埼玉県
● 活動地域 日本各地
● 主な経歴と現在の活動
大手通信関連会社に勤務しながら、独学でグラフィック・レコーディング(グラレコ)を学ぶ。
現在、企業に勤めながら、企業でのグラフィックレコーディングチームを組織しており、組織を横断する活動を実施。
また、社外活動としても、年100件以上のグラフィック・レコーディングをこなす傍ら、講座等も行い、グラフィック・レコーディングの普及に寄与している。
受講生の中からグラフィック・レコーダーとして活躍する人が生まれるなど、人材育成にも力を注ぐ。

 

大人と子供たちをつなげて、若い世代に未来という星を示していきたい。

Q どのような夢やビジョンをお持ちですか?

本園大介さん(以下、本園  敬称略)
人と人をつなげ、その人たちを未来につなげていくことが僕の夢です。
とくに子供から大学生の若い世代は、視野が狭く、一部しか見えていないことが多くあります。
現代の日本社会は、未来に希望を持てず、何か障害(例えば就職失敗など)があると、自殺にまで至ってしまう人が多いことが課題だと思っています。
けれど、少し視点を変えると、今までみえなかったところに、面白くて輝いた大人や、個性があって、ある意味変な大人がいっぱいいることに気づけます。(笑)
そんな大人と出会い、視点を変えることによって、未来が明るく輝いてくるのです。
未来という星がみえていれば、道を誤ることはありません。
星さえ見えていれば、必ずたどり着くし、迷わない。そうすれば生きていくこともそんなに大変ではないかなと思います。
若い世代に未来という星を示していくこと。そのために大人と子供たちをつなげていきたい。つなげる場としてグラレコ(グラフィック・レコーディング)をやっています。
絵を使うことで、お互いの背景が違っても 絵のイメージによってつながりやすくなります。
僕のグラレコの講座は学生までは無料です。
大人からいただいたお金を子供たちに還元するという場をつくっています。

これからの時代は一本道のレールに乗る時代ではなく、個性を求められています。
ある意味僕自身も大企業の端くれというレールにはのってはいますが、そこから”ふくぎょう”にチャレンジし、たくさんのコミュニティに携わっています。
若い世代に自分の背中を見せるという意味で、今のパラレルキャリアとしての生き方をみせているのもあります。

この未来しかないと思い込むと行き場がないと絶望しますし、かつての僕もそうでした。
しかし、いろんな人やコミュニティと出会いによって視点が変わり、明るい未来が見えてきます。

沢山の人をつないで、企業をつないで、さらに学生や行政をつないで、未来につなげていきたいと思っています。

Q それを具現化するために、どんな目標や計画を立てていますか?

本園 まずは、グラレコで人をつなげていくこと。これを継続することで、継続は大切だと思っています。
そのために今、放送大学で心理学を学んでいます。
現在都内中心で活動をしており、台東区、中央区、文京区で主に活動をしており、そのほかにもいろいろなコミュニティに関わっています。

また、もう一つのチャレンジとして、プレゼンイベント「フミコマナイト」を主催しております。普通の人の普通の人による普通の人のためのプレゼンイベントです。(笑)
普通の人のあたり前を話す。ぶっちゃけ、コンセプトは失敗の場ですね。
チャレンジなくして失敗なしだと思っております。失敗したということはチャレンジしたということで、「ナイスチャレンジ」ですね。
グラレコ講座で学んだ後の、実践の場にもしています。

今までセミナー講師をする中で、キャンセル待ちが200人を超える時もありました。そんな経験から自分がいなくてもグラレコができるように、今後本を書きたいなと思っています。そうすれば都内にいなくてもグラレコを学ぶお手伝いが出来たらなと。
グラレコは、教えないことを意識しています。彼ら自身が自ら学んで、自走できることが大事で、1回きてもらったら、もう来なくてもいいような仕組みをつくっています。
だから、あまり儲からないのですが(笑)。講座が終わっても、自分で走り続けることができるようにできることが大切です。
今、グラレコ講座を受けた人の中で、活躍する人も出てきています。そういった人をどんどん増やしていきたいと思っています。

「楽しいね、よかったね」と笑顔でいっぱい。そんな場を創っていきたい。

Q その目標や計画に対して、現在どのような、活動指針を持って、どのような基本活動をしていますか?

本園 一番の根底で、なんのためにやっているのかというと、ワクワクのためですね。
笑顔のためでもあり、「楽しいね、よかったね。」と笑顔をみると、自分は一番幸せになれることがわかっていますし、そんな場創りをしたいと思っています。
脳科学でもワクワクじゃないものは扁桃体ではじかれてしまうらしいんですよね。脳の扁桃体は「ネガティブは通さないぞ!」という門番のような役割で、必要だと判断されたものだけ海馬にいきます。
まさに子どもたちの学びもそうで、まずは好きって思うことが大事です。
逆に怒りの感情も 見方を変えるとワクワクでもあり、あらゆるものは自分のとらえ方でかわってくるので、そういったことをグラレコで伝えていくことがチャレンジかなと思っています。

また、仕事は基本断らないようにしています。
話を持ってきてくれることは、自分は自覚はなくても、自分にその能力があると相手はみていることだと思っていて、スケジュールが空いていれば、どんなことでもチャレンジします。

それから、GIVEですね。人に与えたものがめぐりめぐってかえってくる。 たくさんのGIVEがつながって 知らないところからかえってくることを感じています。GIVI&GIVE&GIVE。そういうことをすごく意識しています。

今死んでも後悔しない生き方をしよう。そういう選択を選び続けてきました。

Q そもそもこの夢やビジョンを持ったきっかけはなんですか?

本園 一番のきっかけは3.11でした。当時は新宿にいたのですが、隣の部屋で天井が落ちてきたのを目の当たりにし、もしかしたら死んでいたかもと思って、そこから死を意識し始めました。
そして自分で何ができるんだろうということを考えはじめました。

今死んでも後悔しない生き方をしよう。
そういう選択を選び続けてきました。

当時はサラリーマンで、毎日家と会社の往復で、ある時自分は会社の半径50メートルのことしか知らないと気づいて、とてもショックでした。
そこから、自分の知らない世界に少しずつ足を踏み入れていくようになりました。そんな中、フューチャーセッションに出会ってからはファシリテーション場づくりに興味を持ち出しました。
そしてファシリテーション・グラフィック、そこからグラレコとつながりました。
そして、失敗ワークショップとの出会いが自分の転機になっています。
ペアになって、失敗を話し合い、失敗に対して、「なんてすばらしいんでしょう!」とほめるワークショップを体験して、その時衝撃的だったのが自分に言えるような失敗がなかった、かといって成功もしていないと気づき、自分がチャレンジしていないことに気がつきました。
そこから、沢山チャレンジするようになりました。

さらに遡ると、高校受験で成功という名の失敗をしたことも大きなきっかけになっています。
友達と同じ高校に入学しようとして、とても勉強を頑張りました。
元々偏差値45だったところから、中3卒業する時に75になったのですが、願書出した時に、その友達は寸前に違う高校に変えたんですね。それがとてもショックでした。
高校に入ってからは目標を見失って、偏差値45に戻り、苦しい時期を過ごしました。
そんな中高生の時の経験から、今の若い世代には、高校も大学も通過点であること。何を成したいのかが大事で、今受験に失敗したからといって、落ち込まなくていい。と伝えていきたいですね。
行きたい方向、未来があればどんな周り道をしてもいいと思っています。
私自身も、ここにいきたいというところがあって、逆算したら今何ができるのか。という道を考えています。

私にとって副業とは。それは「人を幸せにする福業」です。
そのために自分は生業にしているし、それが自分のテーマかなと思っています。

記者 「福業」とは素敵な言葉ですね! 貴重なお話、ありがとうございました。

今回のインタビューの内容をグラレコで表現していただきました!

 

 

本園大介さんの詳細情報はこちら。

https://www.facebook.com/daisuke.motozono?epa=SEARCH_BOX

編集後記
インタビュー記者を担当した岩永と玉井です。
今回、インタビューが始まる前に、私たちの似顔絵を描いていただき、インタビュー最中は実際にグラレコを目の前で体感させていただきました。
インタビューしながらのグラレコはとても楽しく、絵を通してコミュニケーションがより深くなることを実感しました。
本園さんがチャレンジしている新しい働き方が若い世代の希望になることを感じました。これからのますますのご活躍を応援しています!

 

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