メガファミリーサロン「美容室オレンジペコ」を運営する(有)パット・ラック代表取締役 勝山 隆さん

関わる人みんなにハッピーになって欲しい、その想いで仕事をされている勝山隆さんにお話を伺ってきました。

勝山隆さんプロフィール
出身地:長野県須坂市
経歴:(有)パット・ラック代表取締役
座右の銘:明るく楽しく元気よく

「関わる人みんなにハッピーになって欲しい」

Q1.勝山さんはどのような夢やビジョンをお持ちでしょうか?

勝山隆さん(以下、勝山 敬称略) オレンジペコが100年永続すること。それと、オレンジペコに関わる人がみんな幸せになれることです。
オレンジペコは会長の井川夫婦が1978年に創立した美容室です。僕は創立から1年後、19歳の時に入社して以来、今まで41年間ずっとオレンジペコで働いています。
美容師になった時からずっと「明るく楽しく元気よく」をモットーに、美容の技術を通じてお客様に明るい未来を提供しています。お客様だけじゃなくて関わる人みんなにハッピーになって欲しい、という思いが根底にあります。

「会社のクレドは、心繋がるオレンジペコ」

Q2.その夢を実現するためにどんな目標を立てていますか?

勝山 まず、3年でメガファミリーサロンを目指したいと思っています。
それと、僕が会長から社長を引き継いで今4年目ですけど、次の人にバトンを渡す準備をしようと思っています。バトンを渡して終わりではなくて、渡した後も一緒に走りたいですね。

オレンジペコで働くスタッフに対して、明るい未来を提案・提供できる組織づくりも必要だと実感しています。僕の次のスタッフが7歳下なんですが、一番若手は21歳です。それだけの年齢差がある人たちを同じカテゴリの中で、というのは無理だと思うんです。そういう中で、会社がどう上手く仲間に取り込んで、一生ここにいたいなって思う組織に出来るかですよね。

会社のクレドとして、「心繋がるオレンジペコ」というのを掲げています。
お客様ともスタッフとも心繋がって、お客様のご家族ともスタッフのご家族とも心繋がって、そうやってメガファミリーサロンをつくっていきたいと思っています。

「すべてのバランスを意識する」

Q3.その目標に対して、現在はどのような活動指針を持って、どのような基本活動をしていますか?

勝山 まずは、人に喜んでいただける行動をする、ということですね。お客様だけでなくスタッフに対してもです。
朝出社して、窓開けて空気を入れることによって、自分自身もそうですけど、空気にも喜んでもらえたり。車に乗る時も、周りにまだ寝ている人がいるなぁと思って迷惑にならないようにしたり、車にとって快適な走りをしようと気をつけたり。そういうすべてのバランスを意識することが大事なのかなと思っています。

自分一人が幸せになるってありえないですよね。同じ空気を吸っているわけですし。自分に関わっている人はもちろん、地球だったり、もっと言えば太陽系だったり。すべてを意識しています。

「温かさみたいなものを求めていたのかもしれません」

Q4.そもそも、オレンジペコを100年永続させたいという夢を持たれたきっかけは何ですか?またそこには、どのような発見や出会いがありましたか?

勝山 美容の道を選んで、オレンジペコを選んで、そしてオレンジペコに来ていただいているお客様のおかげで、今の僕があります。お客様からは「勝山さん、すぐに辞めるかと思ったよ。」と言われることもあって、すごく嬉しいんですよね。その方々に育ててもらっています。

その中の一人がすでに亡くなってしまっているのですが、亡くなったことを僕は知らなくて。ある日、その方のお嬢さんから手紙をいただいたんです。そこには、「三十何年ずっとオレンジペコさんに通っていましたが、半年母が行ってないので心配しているといけませんので。母は最後までオレンジペコさんに行きたいと言ってました。」と書いてありました。今では、息子さんもお嬢さんも来てくれていますが、こういう人たちと関われたのもオレンジペコに入ったからです。

オレンジペコが無かったら今の僕は無いんですよ。今の会長夫婦がいなければ僕は無いし、本当に無礼だった僕をここまで育ててくれた会長夫婦にはやっぱり感謝したいし、この組織に感謝したいし。
恩返しとかそんな大それたことじゃなくて、シンプルに僕が入って僕を育ててくれた組織が最高だし、だから永遠であってほしいんですよね。それがきっかけですね。

記者 感動ストーリーですね。他にもお客様とのエピソードはありますか?

勝山 30年ぐらい来てくれている産婦人科で働いているお客様がいます。その方が、入院してきた患者さんに「髪型素敵ですね、まるで勝山さんが切ったみたいですね。」って言われたんですよ、と話してくれました。
あと、バス停で待っている髪型の素敵な人に、「どこの美容室に行っているんですか?」って聞いたら「オレンジペコです」と言われて、店に来てくれているお客様もいますね。

うちの店は宣伝をしていないんですが、髪型がすべてを結びつけてくれるんだなと感じます。そういう事は、美容師にならないと味わえないですよね。だからそれを他のスタッフにも体感してほしいし、僕とは違った形で発信していってほしいなと思います。

記者 勝山さんは、なんでオレンジペコを選んだのですか?

勝山 メガファミリーサロンに繋がっているのかもしれませんが、本能的に温かさみたいなものを求めていたのかもしれませんね。それで夫婦でやっている美容室に自分が入って、なんとなく大きくなっていくんだなという予感がしたのかもしれません。当時のオレンジペコは鏡が3つしかない14坪の美容室でしたね。

「手を取り合ってみんなで進みたい」

Q5.勝山さんは、自分のことをどんな人間だと認識していますか。また、どんなリーダーでありたいと思っていますか。

勝山 親に反抗的だったりして、すべて自分で決めないと嫌でした。美容師になるのも自分一人で決めました。公務員で市役所勤めの親は心配しましたが、会長が直接会って話してくれました。親も、お前はすぐに辞めると思っていた、と言ってましたね(笑)
ずっと個で生きてきて、美容師になった時も個だったと思うんですよ。かなり年数が経ってからですね、個じゃないんだなと気付き始めたのは。今の僕は、手を取り合ってみんなで進みたいと思っています。

昔のリーダーは、三角形の頂点にいて、みんなを引っ張っていくという形だったと思うんですけど、最近はそうじゃなくて、サークル(円)の中の中心にリーダーがいて、そのサークルごと進んでいくイメージですよね。
今はもっとサークルの後ろの方にいて、みんなと進みながらもずっとみんなを後押しする側にまわる、そしてリーダーを後押しする仲間もいて、という組織だと思うんですよ。

そうすると、サークルよりオーバル(楕円)だと思うんです。オーバルの良さって、横に広がると幅が広がるし、縦になるとちょっと幅が狭くなるじゃないですか。仲間との関わりによってオーバルが成り立って、臨機応変に進んでいけますよね。
でも矛盾なんですけど、個の集団が会社だと思うので、個をまったく無くすのはおかしいし、そのバランスが大事だと思います。

「人を幸せにできない人は、美容師としてダメ」

Q6.最後に、勝山さんにとって美容師とはなんですか?

勝山 『人との関わりによって周りの人を幸せにする人』ですね。人を幸せにできない人は、美容師としてダメです(笑)
カットしないのにお店に来られるお客様もいます。商品だけ買ったり次回の予約をしたり、報告に来てくれたり。報告してくれるのは嬉しいですよね。
たまたまハサミを持っていたから、きっかけになりましたけど、これからはハサミを持っていなくても関われたら良いですね。

記者 インタビューは以上です。本日は貴重なお話をありがとうございました!

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勝山さんの情報はこちら↓

Facebook https://www.facebook.com/takashi.katuyama

Instagram https://www.instagram.com/orangepeco_katu/

美容室オレンジペコのサイト https://www.peco1.com/

【編集後記】
今回、インタビューをさせていただいた塚田です。
お客様の特徴を活かして、まるでアート作品のような独創性溢れる髪型にして、お客様の個性を引き出している勝山社長。 そんなアーティストな面を持ちつつ、スタッフや会社に対する温かさに溢れる勝山社長のお話をお聞きして、とても幸せな気分になりました。お忙しい中、お時間を取っていただきありがとうございました。

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