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「音楽は最後にはあなたを守ってくるもの」であって欲しいなと祈っている。~三人楽器 藤原 雪さん

藤原さんプロフィール
フルーティスト/篠笛吹き
山形県上山市出身
山形の無形文化財「上山藩鼓笛隊」で篠笛を担当。
ネパールで音楽教師を務め、帰国後はバンド「三人楽器」のメンバーとして活躍中。
三人楽器の楽曲「月光」「陽気楽器」は二ヶ月連続iTunes Storeジャズチャート1位を獲得。
山形県観光つや姫大使。 FM狛江ラジオパーソナリティ。

「音楽は、最後にはあなたを守ってくるもの」であって欲しいと祈っている。

Q1:藤原さんの夢やVisionは何でしょうか?

藤原さん(以下、藤原):まず音楽は私たちをひとりぼっちにするものであるということが大前提であって。1人を生きているから、初めて2人になれるものなんですよね。
だから、それを理解した上で「音楽は最後にはあなたを守ってくるもの」であって欲しいなと祈っているし、そうであれるようにやっていきたいです。

記者:藤原さんにとって「音楽は最後はあなたを守ってくれるもの」とはどんなイメージでしょうか?

藤原:音楽は「常にそばにあるもの」ですよね。音楽がどこかへ連れていってくれるわけではないし、世界を変えられないけれど、一方で音楽はあなたをどこへだって連れていけるし、世界を変えてもいけるどちらの面も持っている。その事自体が、「最後に守ってくれる」につながっているんだと思います。

3年後、5年後どう生きたいかときかれたら「今を生ききること」に尽きる。

Q2:藤原さんの夢やVisionを叶えるために、どんな目標や計画を立てていますか?

藤原:2つあります。1つ目は毎日細部までコツコツ努力を継続すること。2つ目は自分が出来ることは命を燃やしてやりきることですね。具体的に言うなら、困っている人には手をさしのべたいし、逆に困ったときには助けてと声を上げたいなと思っています。人は生まれながらに得意なことと苦手なことがあると思うのです。1人じゃ生きていけないから、自分は1人だと認識して2人になるし、1人では生きていけないから、村や町みたいに助け合っていきていければいいと思うのです。そこでは迷惑かけてもいいし、迷惑かけられてもいい。もっと原始的と言うか、シンプルに生きていければ幸せになれると思うのですね。
私は18歳の時に人生の目標を深く掘って考える時間がありました。深く掘って感じたのは、未熟な自分が描く未来予想図は未熟であり、つまり、1日1日を命を燃やした先にしか私の未来がないということ。3年後、5年後どう生きたいかと聞かれたら、「今を生ききること」に尽きると思います。しかし日本の場合は「明日の為の今日」を重要視されており、これも必要だけど、それをしすぎると資本主義に音楽が飲み込まれてしまうと思うのです。だからこそ、もっと大きな夢というか、愛、例えば世界中の人たちが花束を抱えて生きているような景色を日々イメージしていています。

音楽を通して「あなたはあなたのままでいい」を伝える。

Q3:藤原さんの夢やVisionを叶える為に、現在どのような活動指針をもって、どのような基本活動をしているでしょうか?

藤原:まず柱としてあるのは「あなたはあなたのままで美しい」ということです。ところが日本のような学力能力至上主義国家の教育の中で育つと「勉強出来ない自分には何もない」とか、「足が遅いから価値がない」とつい感じてしまう。だから私は「あなたはあなたのままでいい」「あなたはあなたのままで素敵だよ」と音楽を通し伝えたくて、ネパールで音楽教師、引きこもりの方の音楽療法、ファンクラブでの音楽活動等をしています。
こんな風に長い間同じ事を言い続けているのは私もそう思えなくて、とても苦しい想いをした所からスタートしているからなんだと思います。「過去の自分のような人たちが救われたらいいな」が常に心にありますね。それとやっぱり、「音楽の楽しさ」を知って欲しいです。

死を身近に感じたことで、「命を燃やして生きよう」を思うようになった。

Q4:藤原さんがそもそもこのような夢やVisionを持ったきっかけは何でしょうか?そこには、どのような発見や出会いがあったのでしょうか?

藤原:両親がすごく忙しい人だったので、子どもの時から孤独を強く感じていて、私にとっては祖母が心のよりどころでした。しかし小6の冬に祖母が亡くなり、なかなか現実を受け止め切れない私は山形の雪道の中を、雪を踏みしめながらお墓にお参りに通っていました。毎日欠かさずに。

その中で「人はいつか死ぬから、一生懸命生きないといけない」と強く感じました。その後、2011年に東日本大震災が来て、その時私は東北に住んでいました。今までの当たり前や日常が目の前で、全部なくなってしまって。この出来事があって「ちゃんとやりたいことをやって生きよう」「命を燃やして生きよう」と思いました。

また、幼いころから篠笛やフルートを吹いていて、学校も吹奏楽部のためだけに通うし、休みの日もバンドのライブに参戦して遊んでいました。いつも音楽の渦中にいながらも、「ずっとこの世界が続けばいいな」「でも、この時間はいつか終わる」ことも知っていて、それがすごく怖かったのです。それでいったん音楽を諦めて、音楽から逃げた時がありました。もうフルートを触るのも怖いし、大好きなバンドの曲を聴くことすら怖い。だけど、首の骨を折って意識不明の重体で入院している時に、「明日もう生きられるか分からない」と医者に言われて、その時に「もしこの命が生き延びることができたなら、音楽を真ん中において生きていきたい。」と強く思うようになりました。そして、奇跡的に退院、というか半ば強引でしたけれど、なんとか無事に家に帰ってこれたのでその時を境に、音楽にがむしゃらにしがみつくようになりましたね。

1人では何も出来ないのだけど。やりたいことが定まった時に、死ぬまで音楽で生きていきたいと具体的に行動した時に、ちょっとずつ仲間が増えて助けてくれました。助けてくれる人のお陰で私は明るくなったし、今後は恩返しをしていきたいですね。

一生懸命やった先でしか、夢・楽しいことには出会えない

Q5:このきっかけでその夢やVisionを持つようになったのには、具体的にどのような背景を歩んで来たからこそでしょうか?

藤原:私にとっては夢を叶えること、楽しいことは「一生懸命やった先でしか出会えない」と思っています。楽して何も感じない人生もいいかもしれないけれど、人間として生まれてきたので、五感を使い切って生きていきたいですね!!

失敗することが怖くて何にも行動に移せない人はもっと具体的に、すごく小さな事から動いてみたらいいと思います。具体的に動いてみると、仲間が増えてくるんですよね。他人が自信をくれたりもする。それでも、怖くて何にもできないという方には音楽を聴いて欲しいし、本を読んで欲しいです。間違ってもいいと思うんです。失敗がそんなにいやなのかなと思うのです。って自分に言い聞かせていますが。私は失敗したり転んだりすると生きている感じがするし、失敗したときに痛いと感じられない方が悲しいし寂しいです。

藤原 雪さんの詳細情報はコチラ↓↓
●藤原 雪さんのFacebook
https://www.facebook.com/snowsmile.fl

●三人楽器のFacebookページ
https://www.facebook.com/SANNINGAKKI

●藤原 雪 Official YouTube channel
https://www.youtube.com/channel/UCIomvOwBJIbSumI6oJDypvQ

●藤原 雪さんオフィシャルサイト
http://fujiwarayuki.com/

●藤原 雪さんTwitter
https://twitter.com/fujiwarayuki_

編集後記
今回インタビューを担当した緒方です。
藤原さんの命を燃やして音楽を届けようとする生き方の姿勢、「あなたはあなたのままでいい」と伝える優しさ、話の節々から発せられる哲学的思惟、これらから資本主義の次の時代の人間モデルを観てとることが出来ました。藤原さんの実践行動は、まさしく人間の感性と可能性を目覚めさせる「革命家魂を持つミュージシャン」としての在り方そのものだと感じました。共に「令和JAPAN」を世界に発信できる、そんな「同志」と出会えたインタビューでした。

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