日本を元気にするための地ならし活動、組織開発コンサルタント早川寿浩さん

組織開発コンサルタント、ワークショップデザイナーとして日本を元気にするための地ならし活動をされている”はやひろ”さんこと早川さんにお話をお伺いしました。

活動地域 都内中心に全国呼ばれたらどこでも
経歴 新卒で公立中学校の国語科教員になった後、リクルートを経て、編集制作会社へ。管理職在職中の53歳で退職し、Good Team Relations(個人事業主)を立ち上げる。
現在の職業及び活動 2030SDGs認定ファシリテーター、Talk Tree WORKSHOP認定ファシリテーター、LEGO SERIOUS PLAYメソッドと教材についての認定ファシリテーターとして、組織やチーム、個人に対するコンサルタントやワークショップ活動
 座右の銘 元気が一番

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Q早川さん自身のこれからのVISION、夢を教えてください

早川 セミナーや研修講師、ワークショップデザイナー、コンサルタントなどいろいろなことをやっていますが、根っこではみんなつながっています。個性全部を生かせる職場を増やしたい、それがわたしの思いです。例えば、セミナーでは「部下の褒め方」や「伝わる話し方」など、コミュニケーションを入り口のテーマにしていますが、ゴールは自分の個性の強みも弱みもすべてさらけだせてこそイキイキと働ける、楽しく仕事ができることをお伝えしています。それができる職場になれば結果的に生産性は上がるし、いろいろと新しいアイディアも出てくるはずです。そんな職場が増えれば日本そのものが元気になると思います。

記者 目指している先は日本を元気にしたいんですね。

早川 はい。強みも弱みも個性全部を生かしてほしい。個性全部が生かせるようになれば、日本そのものが元気になっていくと信じています。

記者 そうですね。

早川 そんな職場でないとそもそも楽しくないと思います。

日本のサラリーマンは仕事のときの自分とプライベートの自分が違う人が多いです。
つまり、会社用の自分を作るんです。朝、通勤電車に乗ると会社用の自分になっていく。失敗しないように、弱みを見せないように鎧を着る。しかめっ面になっていく。そんな状態で仕事をしても面白くないし、楽しくないし、職場には閉塞感が漂う。
日本に元気が足りないのはその辺りが原因だと思います

日本を元気にするって、とても壮大な目標ですけど、わたしにできることとしては、関わった一人ひとりに「そのままの自分を表現してください」とお伝えしていくだけです。その積み重ねが大切だと考えています。
 
記者 一人ひとりが個性の全部を生かせれば、日本が元気になっていくということですね。

早川 はい。そうなれば、お互いを認め合い、許容し合い、優しくて楽しくて面白くなる。きっとみんなが生き生きしていると思います。

Q日本が元気になるために、目標や計画があれば教えてください。

早川 わたしがやっていることは地ならし的なものです。山の頂上には日本が元気にという目標があります。山を登るのはさまざまな組織やチーム。その人たちが山を登り、日本を元気にしていく。私がしていくことはその人たちが山を登れるようサポートし、応援すること。とにかく数をこなして、山を登る人を一人でも増やしたい

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Q数をこなすということについて、ファシリテーターとして具体的にはどんな実践行動されていますか?

早川 SDGsのカードゲームやLEGOを使ったワークショップ、自分や組織チームを木に見立てるTALK TREEワークショップの公認ファシリテーターとしての活動があげられます。その他パーソナルコーチングや大学のキャリアセンターで就活生のサポートもしています。わたしがワークショップをやる目的の一つは、自己理解と他者理解を深めてもらうことです。

記者 ワークショップに参加する人の自己理解と他者理解が大事なのですね。

早川 そう考えています。自己理解と他者理解が深まることで、自分の可能性や自分の興味関心を知ることができる。それこそが行動力の源、エンジンになります。

Q早川さんご自身の変化、気づきなど教えてください。

早川 今、結構、自分を取り戻しているって感じを強くしています。実はサラリーマン時代は 酷い上司だったわけです(笑)。
当時は自分ほど部下思いの上司はいないと思っていましたが、いま考えると・・・。リーダーとして何人もの部下を率いていますが、部下のことを理解しようということがありませんでした。ただただタスクをこなしていく、それだけでした。売上目標達成がとにかく最優先でした。

当然はそれで良いと思っていました。50歳くらいまでやってきて・・・機会があってアイルランドのダブリンにプチ留学をしました。

たまたまダブリン出身の同僚が職場にいたので、その土地を選びました。2週間の語学留学です。ほんとうは2〜3ヶ月の希望でしたがさすがに認められませんでした。ダブリンでホームスティをしながら、夜はすることがないので自分が話し相手です。ある夜、”東京に戻ったら、またタスクをこなしていく毎日になるのかな”って思うと、何か違和感を持ちました。もしかしたら、この道は違うんじゃないかと。

日本に戻ってから、すぐにコーチングの勉強を始めました。コーチングを勉強したのは、コミュニケーションを基礎からきちんと学びたかったからです。もし会社を辞めて違う道を選ぶならコーチングのスキルは武器になると考えたからです。

記者 最初に選んだのがコーチングだったのはなぜでしょうか。

早川 コミュニケーションスキルとしてコーチングしか思い浮かばなかったからです。

わたしが取り組んでいる組織開発は、人の思いを大事にします。人の思いをしっかり気付ける人もいれば、そうでない人もいる。しっかり気付ける人は話を聴ける人です。そういう意味でコーチングの傾聴スキルはわたしのコミュニケーションの土台になっています。講師業やコンサルタント、ワークショップ、すべての基本がコーチングにあると思います。

記者 コミュニケーションに対する問題意識があったのですね。

早川 そうですね。

サラリーマンが素の自分を職場で見せられない、失敗しちゃダメという中でも、売上等の目標を達成すれば達成感や満足感を味わえることもあります。でもそれだけで良いのかなと。もっと大切なことがあるんじゃないかと。それは、自分が何をしたいのか。どうありたいのか。とにかく、自分らしく振る舞えるコミュニケーションができないと苦しいですよね

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Q早川さんが今の道を決断された背景には何があったのでしょうか。

早川 もし子供がいたら会社を辞める行動に踏み込めたかどうか。身軽だったのはありますね。妻が働いているので経済的にはなんとかなるかなと。
当時、副業などは今ほど話題にされることもないため、二者択一で仕事を辞めましたが、今はさまざまな働き方ができる可能性が広がっています。副業やパラレルワークという考え方はとても良いと思います。

記者 50歳で仕事を辞めるのは勇気がいりますよね。

早川 どうかな・・・。

50歳で別の道に行くのが当たり前になればと思っています
それが当たり前の社会になってほしいです。

年齢に関係なく人材がもっと自由に動ける社会であってほしい。同じ会社に勤めたとしても50歳くらいになると、会社では働かないおじさんと呼ばれるようになる。

会社の中での役割がほぼ終わるわけです。キャリア的に、もう上にも下にも動かない、やりきっている。そういう方々に、会社にしがみつかず次へ進んでほしいと思うんです。

記者 その模範が早川さんご自身ですね。力を入れてエイッてチャレンジしているというより、肩の力が抜けてる中でチャレンジしてるのを感じます。

早川 充実していますよ。とはいえ妻からのプレッシャーはかなりありますけどね(笑)。

人生って一回限りですから、楽しく面白く。
我慢するってもったいないです。

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今回お話をお伺いさせて頂いた坂中、森、西尾(カメラ)です。「喋るのは上手じゃないけど、話すことで整理されたので良い機会でした」と、温かいお言葉をかけてくださった早川さん。早川さんの生き様に励まされる方は多くいるだろうなと感じました。わたしもこの先、歳を重ねたときに早川さんのように力を入れずにチャレンジしたいなと思います。早川さん、本当にありがとうございました!

はやひろさんの情報はこちらから

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この記事はリライズ・ニュースマガジン”美しい時代を創る人達”にも掲載されています。

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