ココロイキル仲間を増やし、ココロオドル東北へ!- INTILAQ 神尾 真大郎さん

【ストーリー概要】

仙台にて東北の社会課題をビジネスで解決する起業家の育成支援、また小学生から大学生までのチャレンジ精神を培うワークショップ・プログラムを授業として行っている。

町の学生から社会人たちすべての人たちが何か自ら新しいことに踏み出して、挑戦していくムーブメントを東北で広げたい思いで取り組んでおり、またそうした方々を総称して「心生きる人」と名前をつけ、この心生きる仲間を増やし、「心躍る東北へ!」とvisionに掲げている。誰か一人がこの地域をリードするのではなく、いろんな方々が挑戦していくその集合体で、東北をより良くより仲良くしていきたい思いがある。
そして、社会課題に取り組む起業家とその地域、支援をする側とされる側ではなく、当事者性をもって何かしらそれぞれの立場で町と関わる、町の関係者を増やしていく。
地域で暮らしているみんなが、地域と向き合って未来を創っていく体制をつくっていきたい。

理論と実践を活動指針としており、起業家を支援するプログラム、学生向けのプロジェクトを行う実践をこの地域の中で重ねてきたが、この活動が果たして地域に対していいインパクトを出しているのか。そして更にこの活動をより良くしていくためにどのようにアップデートをしていくべきか。実践と共に理論・形式値化することも必要と思い、大学院に入学し自分自身の関心の領域の研究活動をしている。

このビジョンとの出会いきっかけに、大学デビューが関係している。高校時代は人見知りでこれを改善するべく大学でワークショップやイベントでの交流を通して地域で過ごすのが学校以上に心あたたまる場所となる。
地域で世代の違う人達と意見を合わせながら活動していくと課題がおもしろく解決でき、ポテンシャルがあるのが地域だと感じるようになり、課題があるから解決する余白をもたらしてくれるのも地域の魅力で、引き続き地域社会と関わりたいと思うようになる。

更にその背景には、高校時代に読んだ歴史小説、司馬遼太郎作「坂の上の雲」にあった。明治初期を切り取ったものだが、一人ひとりの若者たちが何かしら思いを持ってこの国を背負って立つんだ!とそれぞれが歩んでいく小説
この時代のこの空気感だとか、一人ひとりの若者の重いとか熱量みたいな所に、何かものすごく可能性を感じる。
明治と現代では違いはあるけど時代が変化していく中、地域の中の課題があるなかでも、一人ひとりがこんな風に地域に貢献したいんだ!と思いを持って自らアクションを重ね思考を広げていく姿に、現代で地域に出ていく中でも同じような世界観というか空気感を地域に感じた。一人ひとりが貢献したい思いを持って活動している様子を見て入って行きたい、そして刺激を受けるだけでなくアクションもしていきたいとう想いが今へと続いている。

【プロフィール】
2019年に岩手大学農学部を卒業後、3温泉地9旅館で構成される観光DMCへの参画や友人らとのIT・人材育成会社の起業を経て、2021年よりINTILAQプロジェクトに参画。社会起業家育成支援や学生向けアントレプレナーシップ教育等に携わる。ビジョンは「ココロイキル仲間を増やし、ココロオドル東北へ!」

【SNSリンク】
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