副業で国際協力の道を切り開くパイオニア、NPO法人コンフロントワールド代表”荒井昭則”さん

国際協力に関心を持って行動する社会人を応援したい、そして、世界中の人の権利が保障される世界を創りたいと語る、NPO法人コンフロントワールド代表 荒井昭則さんにお話を伺いました。

Profile

出身地:東京

活動地域:東京

経歴:東京工業大学卒業。
現在、某大手人材系の会社でマーケティング担当、NPO法人コンフロントワールドの代表理事。

現在の職業および活動:某大手人材系企業に勤めながら、副業でNPO法人コンフロントワールドの代表理事として、ウガンダで難民支援・水のインフラ整備なども行う。

座右の銘:楽しく、価値を届ける

記)まず初めに、現在の活動を教えてください

荒井昭則さん、以下、荒井)
現在は、アフリカに貯水のタンクを作ったり、難民に物資を届けたりしています。今後はトイレも作ったり、その為のお金をイベントや映画上映を開催し、収益をタンクを作ることにまわしています。その他、寄付を頂いているのでそれを物資に使う等して活動しています。
法人化してまだ1年目で、それまでは任意団体という形で運営していていました。クラウドファンディングで募金を集めて、そのお金をウガンダの南スーダン難民居住区に物資を提供しています。そして、2018年の3月から法人化し、継続的な活動や、寄付制度も始めています。

記)では、これからの夢・ビジョンを教えてください

荒井)僕がケニアの孤児院でボランティアしていた時に子供が一人亡くなったんです。その時に凄く自分の無力さを感じて、自分が1ヶ月早く来ていたり、もしくは、お金や食べ物をあげていたら、生きてたかもしれない、そういうのを凄く感じました。
何が正解かわかりませんが、起きた事として子供が亡くなったというのを見て、やはりそういう世界にしたくないと思っています。
日本に住んでいたら、交通事故以外は基本的に生きようと思えば生きることができると思うのですが、生きようと思っても生きられない人がいる世界になって欲しくないので、世界中の人の権利がちゃんと保障されて生きられる世界になればいいと思っています。
ですので、NPOの活動はその為に、本質的な解決策ではないかもしれませんが、難民の人たちに物資を渡したり、貯水タンク、トイレを建設して生活のインフラを作っていきたいです。

記)その夢に対しての目標や計画などありますか?

荒井)今NPOでやっているアフリカの活動というのは、元から現地の人と繋がりがあり活動しているのはありますが、今後もアフリカ、ウガンダは中長期的にやっていこうと思っています。
そして、国際協力に関心を持って行動する社会人を増やしたいと思っています。社会人になることで、やりたいけど出来なくなった人が結構いて、その後押しができる人間になりたいなと思っています。
僕みたいに本業を持ちながら副業で国際協力やってみるとか、あとは、メンバーが学生が多いので、社会人やりながらも出来るんですよ!という事を伝えていきたいです。社会人が国際協力に興味がある時に関われる、そんな社会であればいいなと思います。諦める人を減らしたい思いが強いですね。

それと、今は、自分で作るというよりもメンバーと一緒にとかメンバーを動かして全体を見て、皆で何かを作ってそれが動く、そこに興味が移ってきています。
自分だけが何かやって完結するというより4人位のチームで一緒に何かやろうという方が難易度が高いので、高い分影響力も大きいので、そういうのに最近興味がありますね。

記)今の時代、IT技術、AI技術が入ってきている中で、ボランティアや支援の形も変わっていくのでしょうか?そこからどんな変化やアクションを起こしてしていきたいと思いますか?

荒井)まずは、変わっていくと思います。支援する人が変わらないといけないと思います。
ある人が言っていたのですが、世界でトイレにアクセスできる人より携帯を持っている人のほうが多いらしいのです。本当かはわかりませんが、そういう現状がある中で、僕もトイレを作ろうとしていますが、本当にトイレでいいのか?携帯のほうが良いのではないか?という議論も出来ると思いますし、そもそも何を与えるかというところで、変わってくると思います。
支援する時でもトイレ以外でも、今、難民の管理は、小さい紙にペンで書いて管理しているのですが、それが身分証明書代わりで、その紙が物資の引き換えになるんです。
それをブロックチェーンや、紙ではなくデーターで適切な情報を管理できるので、いつかやれたらいいと思います。
世の中、今までマスで広告を打っていたのが、webで個人に最適化されて、AIが出てきて学習してというのが出来ているので、支援の形もそうなっていくのではないかと思います。支援も今まで一方的に全員に同じことをやっていたのが、次は個人で最適化して更にその上でその状態を見て、物資の支援の方法も変えていく、という風に変わっていくのではないかと思います。

記)今の時代を生きている世代だからこそどういう能力が必要になってくると思いますか?気づいたことなどあれば教えて下さい。

荒井)時代の流れにちゃんと乗って創っていくこと。流れに残される人もいれば進む人もいるし、そのペースを考えていくことができることがスキル的なところだと思います。
具体的には、変化を楽しむことです。スマホも5年後あるかわからないし、今パソコンで仕事をしていますが、ノートパソコンも無くなるかもしれないし、皆タブレットとかスマホになるか、またはもっとごついパソコンになるかもしれないし、5年後は変わっていると思います。変化することを諦められる能力といいますか。
軸的な、これが正しいという当たり前は勿論持っていることは必要だと思いますが、目に見えている世界というのは切り捨てて次に跳べる能力は絶対必要だと思いますね。

記)ありがとうございます。では、今の活動に至るきっかけはどんなことですか?

荒井)昔から物作りとか、何かを形にするのが好きでしたね。それで物作りが好きということで理系の大学に入り、カンボジアで手洗いの装置を作ったり、運動会のようななものを開催しました。そういう経験があって、ケニアでも孤児院で手洗いの装置を作っていました。子供の頃は、レゴを夜通しやっていて、難しい物を作っても凄いねーって言われるのではなく、この角度いいね、みたいな作品自体を評価されるとか、手洗いの装置を作った時も、なに、ここから水出るの?とかその人の反応、好奇心を見るのが楽しいですね。
自分が知識を得て満足するということよりも、そういう場を設計したりとか、形にしてそれを届けるということが好きなんです。形を作った後に、あ、こんなことが生まれるんだ!みたいなのが好きですね。

記)海外に初めて行ったのはいつですか?そして、一番印象に残ったことは何ですか?

荒井)大学1年の時に一人旅をしたくて、タイ、ラオス、カンボジアに行きました。その前に国内一人旅をしていて、仙台のユースホステルで世界一周をしている人と出会いました。そこで写真を見せてもらったり、色んな話を聞いて海外って凄いなって思いましたね。
その人に会っていなかったら多分海外には出ていなかったと思います。それで、ずっとカンボジアのボランティアを続けていて、もっと色んな国でボランティアしたい、色んな国を見てみたいと思い、3年生が終わったら1年間休学して、世界一周しながらボランティアをして周っていました。

あと、一番印象に残っているのは、ケニアでボランティアした時に子供が亡くなったその時の感情、もやもや感というのは今でも感じられますね。これが無かったら今でもサラリーマンやりながらNPOを経営することも多分していないので、その経験は一番強いですね。
本当に活動を少しでも継続させていこうって思えたのはこれがきっかけですね。決心がついたというか、覚悟がついたのはそのタイミングです。世界にこういう現状があるということをなんとか変えたい、どういった形でも良いのですが、普通に生活が保障されている子供や大人が増えて欲しいです。

記)世界の現状を変えたい思いにとても共感します!これからも益々活躍して頂きたいと思います。
今日は、本当にありがとうございました!

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荒井さんの活動、連絡はこちら
↓↓

コンフロントワールド公式HP
http://confrontworld.org/

【編集後記】
インタビューの記者を担当した、原と美談です。
試行錯誤しながら活動されている姿が印象的で、今の20代と30代、40代の違いにとても刺激を受けました!若い方たちが活躍できる場がたくさん生まれるように応援、そして融合していきたいと思いました。
貴重なお話をありがとうございました!

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