裏方に徹する”株式会社創商代表取締役、アーバンスタイル研究所”有泉智彦さん

人材紹介業の株式会社創商代表取締役であり、アーバンスタイル研究所で事務局員を努め、また、煎茶道黄檗売茶流 東京支部事務局長などもされてらっしゃり「目配り気配り心配り」をいつも心かけていらっしゃる”裏方に徹するプロ”有泉智彦さんにお話を伺いました。

プロフィール
出身地:千葉県
活動地域:東京都
経歴:関西で旅行業界で数年努めた後、東京にて家具販売を7年ほどする。その後、以前より尊敬する人として慕っていた方が病気になったことをきっかけにその方の会社を引き継ぐこととなる。わずか数カ月でその前社長がなくなる。2008年より、ご縁のあったアトムCSタワーにも出入りし、「生きること」をスタイリングするアーバンスタイル研究所で事務局員を勤める。現在は、アトムCSタワーでのイベントを裏方として手伝ったりしている。
現在の活動:㈱創商代表取締役、アーバンスタイル研究所事務局員及びアトムCSタワーにてイベント手伝い、煎茶道黄檗茶流東京支部事務局長
座右の銘:顔で笑って、心でも笑って

Q1 どのような夢をお持ちですか?


有泉:今は場が大事だと思うんです。二人いれば場ができるのですが、それが、安心の場でありたい。そういう場作りを広げていく。
色んな場があって、場と場が、つながっていく、つなぎ役になっていきたいなって思います。
悩みを抱えている人ってたくさんいると思うんです。
そういう人たちがあの人に会ってほっとしたとか、あそこにいったらいいよって場所が広がっていったらいいなって思うんです。
言いたかったけど言えなかったことを、本音をぽろっと吐き出していくような場。
表面的な「今日楽しかった」というだけではない場所です。

Q2その夢に向かってどのような計画や、また実践行動をされてますか?


お茶を習っているので、お茶会とかそこに音楽の人も入ってきてとかそういうところからはじめられたらと思います。

その上で、具体的に固まっているわけではないですが、自分なりの集う場を作っていくんだろうなって気はしてます。
それは東京に限らず、どこかいって、つなぎ役をやるかもしれない。

実践行動というと、アトムCSタワーでしているイベントでお手伝いをしていますが、実験的にやっていると思ってます。
裏方に徹することを日々徹底してます。
目配り気配り心配りで、周りの人に少しでも元気になってもらえればと思ってます。

記者:夢があるからこそ常に全力で裏方に徹することをされてらっしゃるのですね。

有泉:はい。前社長が生きていた頃、家具の販売をしていた自分のところに社長がくるとき、元気ににこにこして、挨拶してくれるんですけどそこから空気が変わるんです。
それまで暇だったのに、社長が立ち去ったあと、必ずお客様がやってくるんです。
そういうことだと思うんです。元気に、にこにこしていたら、徳が返ってくる。有泉さんと話したら、元気になりましたって言って帰ってくれるようにと思っています。

Q3これまでの気付きや大切にしていることはありますか?

有泉:人との出会いです。あと、「できません」は言わないようにしています。
やってみようというスタンスで、ここまできました。このインタビューもそうです。声をかけていただいて、そこから、人との出会いがまたこうやって広がっていくので大切に思っています。

記者:出会いを本当に大切にされていらっしゃるのですね。

有泉:AIの時代にむかっていくなかで「生きるってなに?」って考えたんです。私は日本人として美しく生きるってことかなと。
美しく、この判断で行動は変わってくると思うんです。
老若男女つどっていく社会になればいいなと思います。
思いやり支え合いは当たり前。そして、儲かる儲からないはAIに任せて、でもAIも人間も同等だよというスタンスがいいかなと。

Q4場を持つ夢をもったきっかけを聞かせてください


有泉:悩み抱えている人は多いと思います。
そういう人たちが本音をぽろっと話していってくれたらいいなと思います。

自分は、母親を助けられなかったっていう罪悪感をずっと持っているこの経験からそのように思ったというのがあります。

Q5有泉さんの人生のターニングポイントを聞かせていただけますか?

有泉:人生においてターニングポイントはいくつかありますが、そのうちのひとつが心の柱としていた二人、父と前社長を同時期に亡くした経験があります。
前社長が病気になり、引き継ぐことが決まった後にわずか数カ月で他界しました。
決算も終わってなくて、結構大変な状態で、わからないことも多いという状態でした。
そんな中、父親も他界し、心は悲しかったと思うけど、それどころではなく、精一杯もがいていました。
やるしかなかった。
這いつくばってでも、泥水なめてもやっていこうってそんな思いでした。
でも泥水のなかにもアメンボがいたり、芽がでていたりします。

そうこうしている中で、その後お茶の先生となる、当時、畳屋さんだった人との出会いがありました。

人を亡くして、また出会って、
人との出会いが今につながっています。

記者:人とのつながりを大切にされていることがよくよく伝わってきました。有泉さん本当にありがとうございました!

【編集後記】
今回、インタビューさせていただいた坂中、村田、見並です。
人との出会い、つながりをずっと中心において生きてこられた有泉さん。
もともとは目立ちたがりやだったとおっしゃっていましたが、今は裏方に徹することを突き詰めていらっしゃるということで、インタビューの最中も、私達への気遣いをみせてくださるまさに美しい紳士でいらっしゃいました。
目では見えないとことでも有泉さんが裏で支えていらっしゃるエネルギーが多くの人に安心を与えているのだと思います。

有泉さん、本当にありがとうございました!

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