「地球を守る」を軸に、自ら考える人を増やしたい Scheinen 代表 ”梅埜歩さん”

素敵な和服姿でインタビューの場所にいらっしゃった梅埜歩さん。地球を守ることを活動の軸に、日本全国で洗剤講師・モノ選び研究家として講話・講座をされている梅埜さんのお話を伺いました。

梅埜歩さんプロフィール
出身地:福岡県
活動地域:主に福岡県、他全国47都道府県
経歴:自然と勉強と音楽が好きな幼少期を過ごし、大学時代から環境問題について興味を持つ。大学卒業後は、放射線に特化した専門商社に入社。退社後、結婚。2人の子供に恵まれ、今に至る。
現在の職業及び活動:洗剤講師・モノ選び研究家として全国各地で講話と講座を行う。
座右の銘:「今も未来もずっと笑顔で。」

笑顔と緑があふれる地球に

記者:梅埜さんはどのような夢やビジョンをお持ちですか?

梅埜:笑顔と緑がいっぱいの地球にしたいです。

地球が好きなんですよ。20歳の頃、環境問題とぶつかって、一度そこから逃げました。当時アメリカ副大統領のアル・ゴアさんを見ていて、副大統領でも環境問題の解決が無理であれば、私では無理だと諦めたんです。

再び環境問題に取り組むようになったのは、子育てをする中でベビーソープの成分を知り、衝撃を受けたからですね。

笑顔を大切にしているのには理由があります。今でも地球のことを考えている人は多いのですが、みんな真面目で眉間に皺を寄せて話をする人が多いんです。頭ばかりで考えるのではなく、笑顔を広げた上で地球のことを考えたいですね。

私が伝えたいことは「今も未来も両方笑顔でいるために何をやりますか?」ということです。

今だけの笑顔を考えるのであれば、何を食べても、何を飲んでも大丈夫ですが、病気になってしまう可能性も高くなります。一方、未来のことだけを考えて眉間に皺を寄せていても駄目です。今も未来も両方笑顔でいるためにバランスを取ることが大事です。

記者:確かに、笑顔の人が地球を語る方が話を聴く側としては説得力を感じますね。

47都道府県をまわり、伝えていく

記者:「笑顔と緑がいっぱいの地球をつくる」という夢を具現化するために、どんな目標や計画を立てていますか?

梅埜:地球環境のことなど全く意識していない人向けに、1つでも意識を変えることを目標に取り組んでいます。そのために、2019年中に47都道府県を講座・講話をしてまわり、インパクトを残したいです。

地球を守るといきなり言われてもピンとこない人が多いので、まずは自分の健康、家族の健康のことを考えてもらいます。身近な衣食住を整えることで、結果的に地球環境にも良い選択ができるようになります。

「100万人に情報を届けたい!」というのが、今年のスローガンです。多くの人に情報を届け、意識を少しでも変えていきたいです。

講座や講話などのラインナップは揃ったので、それを録画して、私の体が動かなくても届けられるようにしていきたいです。

記者:より多くの人たちに情報を提供していくことで意識に変化を起こそうとされているのですね。しっかりと戦略を立てて取り組んでいらっしゃることが伺えます。

軸は地球を守ること

記者:「2019年中に47都道府県を講座・講話をしてまわるという目標に対して、現在どのような活動をしていますか?

梅埜:「地球を守ること」を軸として、答えを求めるのではなく、自ら考える人を増やすことに取り組んでいます。

軸さえブレなければ活動の形はどんどん変わっていって良いと思っています。5歳と4歳の子供を持つ、今の私ができることとして、まずは子供を持つお母さん方を中心に話をしています。

また、今年は一人で活動しないことにしています。補佐役をしてくれる人が身近に2人いて、その周りに何人もいてくれます。全国には私を招致してくれる何十人もの仲間がいます。その人たちにサポートしてもらっています。ピラミッド構造の組織ではなく、原子核の周りを電子が回っているようなイメージです。人間関係は上下ではないと思っています。

記者:組織を原子核と電子で例えるというのが面白いですね!

ベビーソープの成分を知ったときの衝撃

記者:そもそも、「笑顔と緑がいっぱいの地球をつくる」という夢を持ったきっかけは何ですか?そこには、どのような発見があったのですか?

梅埜:3年半前、子供のベビーソープの成分を知って衝撃を受けたことがきっかけです。

子供のために使っていると思っていたものが、本当に自分にとって良いものか、子供にとって良いものか、疑問を持ったところからのスタートでした。その疑問を突き詰めていくと、環境のことも出てきました。

ずっと使っていたベビーソープが台所用洗剤とさほど変わらなかったことを知り、それならばモノの選び方の勉強をすればよいと思い、お母さんたちに伝えていく活動を始めました。私と同じようなお母さんを減らしたいと思ったからです。

夢を実現できる確信ができたのは、1年前、神道との出会いがあり、考え方が大きく変わったからです。

それまでも勉強することは好きでしたが、能力を高めることを重要視してきました。しかし、本当は人間関係や心の学びをすることが重要だということに神道と出会い気づきました。神道を紐解いていくとどの角度からいっても心のことに行きつきます。

今は人を育てることを大事にしています。人を育てられる人が増えていけば社会もより良くなっていきます。

記者:神道との出会いから人間関係や心の学びをされるようになって、夢への道が加速されたわけですね!

広い視野で世界を見たい!

記者:「ベビーソープの成分を知り衝撃を受ける」ということの背景には、何があったのですか?

梅埜:「広い視野で世界を見たい!」という自分に気づいたことです。

ベビーソープの成分を知ったことで「世の中って何なんだろう?」と思いました。どう考えてもよいと思えないものをベビー用品として売っているのですから。

私は自ら現地へ足を運んで体験してみることを大事にしています。合成洗剤をつくっているところへも見学に行きましたが、洗剤会社を責める気にはなれませんでした。その会社は消費者の意見を取り入れるという仕組みは素晴らしかったのです。だからこそ、消費者が変わらなければ、洗剤会社も変わらないと思いました。

最近、テレビをつければ、ロボットの話ばかりです。ロボット社会が加速する中、自ら考えない人達が多いことに危機感を感じています。

記者:「広い視野で世界を見たい!」という自己を認識したことで、台所用洗剤とさほど変わらないベビーソープに衝撃を受けられたのですね。そのことがきっかけとなり、「笑顔と緑がいっぱいの地球にする。」という今の夢へと繋がっていることがわかりました。

梅埜さん、今日は本当にありがとうございました。

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ブログ:洗剤講師・棲まいの研究家 Scheinen★梅埜歩のブログ

Webサイト:シャイネン 福岡 洗剤講師 棲まいの研究家 梅埜歩

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編集後記

今回インタビューの記者を担当した吉田&岩見&中山です。

初対面とは思えないほど、気さくにお話していただきました。

最近話題の本「ホモ・デウス」の話をする中で、「それ、私が書いたこと?」とおっしゃっていたのが印象的でした。”無用者階級”の大量発生が危惧される中、自ら考えることができる人を増やす梅埜さんの活動は素晴らしいと思いました。

今後の更なるご活躍を期待しています。

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