従業員の幸福度を大事にする バンビーノ オーナー “北嶋昇さん”

福岡市の中洲で飲食店など7つの事業を展開されている、若手経営者・北嶋昇(きたじま しょう)さんにお話を伺いました。

北嶋昇さんプロフィール
出身地:千葉県
活動地域:福岡県
経歴:18歳で起業し、経営者の道へ。現在、福岡で7つの事業展開を行っている。
現在の職業及び活動:AppreciateJAPAN株式会社 代表取締役、中洲 ITARIANバンビーノ オーナー
座右の銘:「継続は力なり」

社員の幸福度を上げるプラットフォームづくり

記者:北嶋昇さん(以下、北嶋 敬称略)はどのような夢やビジョンをお持ちですか?

北嶋社内の従業員が幸せになるプラットフォームを創り、生涯に渡りサポートできる企業にしたいです。プラットフォームというのは、どこのグループ企業に行っても社員割引が効いたり、福利厚生で言えば退職してからの第三者機関をつくって生涯をサポートするようなイメージです。いずれは会社をホールディングス化して、一社で完結できるような組織をつくりたいです。

会社があるのはただ利益を出すためだけでなく、従業員たちが幸せになるためです。会社で働くことによって、お金以上の付加価値を与えたいです。結果的に従業員の幸福度向上にも繋がり、会社の利益向上にも繋がります。利益を出すことができれば、従業員に対しても還元することができます。

ビジネスを行う上では従業員が何をしたいのかを考えさせます。私はあくまでも入り口を作るだけで出口はいろいろあってよいです。入口から出口までの途中の道筋は作ったとしても、役職関係なく、同じ人間として建設的な意見を投げ合いながら形を作っていくスタンスです。

離職率を1%にする

記者:「社内の従業員が幸せになるプラットフォームをつくり、生涯に渡りサポートできる企業にする。」という夢を具現化するために、どんな目標や計画を立てていますか?

北嶋まずは、各店舗が1年間しっかり経営が成り立つように黒字を出していきます。この1年で足元から固める組織作りをしていきます。

また、離職率を1%にしたいです。離職を防ぐのは正直に言って難しいです。毎日現場に顔を出してコミュニケーションを取ることで「顔色が晴れているな。」「表情が曇っているな。」といったことはわかります。

従業員の気持ちが他のところに行ってしまっていると、それ以降の修復が難しくなります。例えば、バンビーノでラテアートを出したいけれど、ラテアートの注文が少なかったら、ラテアートの注文が出る店に行きたいと思うでしょう。従業員のしたいことができないとモチベーションが下がります。下がらないようにするには、オーダーをもらうためにどんな努力ができるのかが大事になってきます。従業員の視点を変えてあげるのが私の仕事です。

従業員のモチベーションを大事に

記者:北嶋さんは現在どのような活動指針を持って活動していますか?

北嶋一番大事にしているのは従業員のモチベーションを上げることと数字です。

全て対人の仕事なので、人が輝いていないといい仕事ができません。私の仕事は従業員のモチベーションを上げることです。社長というのは従業員がいて初めて成り立つものです。従業員に対して感謝の気持ちを持たなければいけません。例えば、従業員がお水を出してくれた時に「いつもありがとうね。」と一言言うことで、それが他のお客様に対する接客にも生きます。

また、個人面談を意識していて、週に1回や2回は全従業員と話をするようにしています。特に新入社員とは必ず話をします。

「どういった目標を持っているのか?」
「会社に入って何をしたいのか?」
「今後のビジョンはどのようなものを持っているのか?」
といったことを聞くようにしていて、ビジョンに対して私ができることを提案しています。

今の仕事ありきではなく、従業員の1年後、2年後を見越してビジョンを形成できる会社でありたいです。

従業員とのコミュニケーションでは、相手の性格を知り、一番ストレスが掛からない話し方を意識しています。そうすることによって、相手も心を開きます。

数字の面では、給料は成果型であるべきであると思っています。評価を測るものとして一番わかりやすいのは数字です。従業員が1人入ることで売り上げをどれくらい上げることができるのか、が大事です。

数字が出るまでの過程も大事にしています。一生懸命努力をして、それが数字に結びつかなかったとしてもよいのです。例えば、仕事が終わった後にラテアートの練習をしてパフォーマンスを上げる努力をしたり、料理を研究したりする姿勢に対しても評価をします。

大事な仲間が離れたことで気づいたこと

記者:そもそも「社内の従業員が幸せになるプラットフォームをつくり、生涯サポートできる企業にする。」という夢を持ったきっかけは何ですか?そこには、どのような発見があったのですか?

北嶋:以前の私は何でも自分でするタイプで「人に任せるくらいなら自分がやった方が早い。」と思っていました。

そんなある日、信頼する従業員が離れてしまったことがありました。彼に任せるよりも私の方が良い仕事ができると思い込んでいて、仕事を任せなかったことで彼の可能性は伸びませんでした。私が彼を信じてあげられなかったからです。それを面白くないと感じた彼は「じゃあ、私は自分でやります。」と私のもとから離れていきました。

その時「なぜ自分は彼を信じてあげられなかったのかな?」と思いました。もっと可能性を信じてあげたら、成長していたかもしれません。

それからは人を大事にするようになり「この人と一緒に仕事がしたい。」と思われるような自分になろうとしてきました。自分の分身、自分以上の人を抱えることができたら、もっと可能性が広がると思いました。

従業員の幸福度を上げることが、会社の売り上げや利益に繋がることに気づいたのです。

自分を見失わないこと

記者:「従業員の幸福度を上げることが会社の売り上げや利益に繋がる。」という気づきの背景には、何があったのですか?

北嶋:自分を見失わないこと、そして直感を信じることを大事にしています。人に言われたから何かをするのではなく、自分の決定権が大事です。

自分の中には「行動する自分」と「考える自分」の2人がいて、両者を客観的にみるようにしています。

記者:自分軸を中心に持ち大事にされてきたからこそ、大事な仲間が離れてしまった時、自分だけでなく周りの従業員の幸福度が重要だと気づかれたのですね。その気づきが「社内の従業員が幸せになるプラットフォームを創り、生涯に渡りサポートできる企業にする。」という夢・ビジョンに繋がっていることがわかるお話でした。

北嶋さん、今日は本当にありがとうございました!

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北嶋昇さんについての詳細情報はこちら

↓↓↓

Webサイト:bambino(バンビーノ) イタリアン カフェ&トラットリア

Instagram:北嶋 昇 (@sho19920307)

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編集後記

今回インタビューの記者を担当した吉田&荒牧&大川です。

「同じ人間なんだから」というインタビュー中のフレーズが印象的でした。大きな責任感を持ちながらも、社員のことをとても真剣に考えて経営されてらっしゃることが伝わってきました。これからの組織や事業の展開がとても楽しみになりました(吉田)

インタビュー中は、笑うと少年のような笑顔が印象的な北嶋さん。若くてエネルギッシュ、そしてしっかりしている人でした。誰でも同じ人間というところから、フラットな人間関係を目指されています。オーナーをされている、バンビーノでインタビューさせてもらい、印象としてはとてもオシャレでした。これから、さらに新しいチャンスを現実化していく可能性を感じました!(荒牧)

インタビュー場所のバンビーノは現代的なお店でした。良い職場環境を作るために熱意を持って頑張っている北嶋さん。爽やかで、家族のような暖かい思いに溢れている人であり、お互いがお互いの個性を認めあって助け合えるような関係性を作ろうとしていることが伺えました。(大川)

今後の更なるご活躍を期待しています。

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