「自分らしく幸せに生きる人を増やしたい」 自分らしさコーチングWithCoach代表 石川大雅さん

「自分らしさとは?」
誰もが一度は考えるテーマではないでしょうか。
「自分らしさ」を追求し、コーチングを通して自分らしく生きる人を増やそうと活動されている石川大雅さんにお話を伺いました。

プロフィール
人生/キャリア/人間関係/プライベートに悩む20~30代向け
自分らしさを見つけ自分らしく生きられる、自分らしさコーチングWithCoachの代表。
1996年生まれ。愛知県出身。横浜市立大学卒業。
社会人1年目でうつを経験。
自分のやりたいことがわからぬまま、仕事に追われ、
朝一番に出社し深夜まで仕事を日々繰り返す。
うつから復帰後、自分のやりたいことはなにかを求め、
コーチングを学んだのち、自分そのものの価値を探究する。
そして、幼少期や学生時代の経験から、
「自分らしく生きていること」が自分の価値だと確信する。
自分の自分らしさを見つけた瞬間から、
転職、副業、引越し、起業、パートナーとの出会いと結婚、趣味の発見など、
人生がいい方向に進み始める。
自分らしさを見つけること、そして自分らしく生きることこそが、
人生を幸せにする1つの方法であると信じ、
「誰もが自分らしさを見つけ自分らしく生きられるきっかけ」をつくる活動をしている。
趣味はウェルビーイングの追求。
(茶道/サウナ/美食/旅行/ジム/映画/読書)

Q:自分らしさデザイナーとしての活動を通して、どのような夢やビジョンをお持ちですか?

石川大雅さん(以下、石川):私は自分の活動にPurposeとMissionとおいています。
Purposeは、自分がこの社会に向けて何のためにいるのかという目的ですが、それは、ありのままを認められる世界をつくりたいということです。「ありのままを認められる世界」とは、具体的には、自分の「ありのまま」を認められている状態と、家族や友だち、同僚など周囲の人に「ありのまま」を表現し、認められている状態の2つを指します。

 その目的に向かって掲げているMissionは、「Well-being yourself」、つまり自分らしく幸せに生きる人を増やすことです。自分らしくという意味のBe yourselfと、心身の健康と幸せを表すWell-beingを組み合わせて「Well-being yourself」と表現しています。

記者:「自分らしく幸せに生きる」というのはとても大事なことですね。具体的にどんな状態を「自分らしく幸せに生きる」ことだとお考えですか?

石川:そうですね。自分らしさを表現できている状態が幸せだと考えています。
あの人がああ言っているから私にはできない、日本の教育方針がこうだからできないなど、他人や制度など外的環境に影響されて自分を表現できないのは抑圧されている状態だと思うんです。そんなときに我慢やモヤモヤする状態を開放し、成功しようが失敗しようが自分がやりたいことを実現できれば、「自分らしく幸せに生きる」状態だといえると思います。

Q:PurposeとMissionを実現するために、どのような目標や計画を立てておられますか?

石川:1年後、3年後、5年後にスパンを区切って目標を立てています。
まず1年後の目標は、「自分らしく生きる人」として世の中に認識されることです。そもそも私自身が「自分らしく生きる」を体現できなければ、そのように生きる人を増やすことができません。自分が第一人者になるため、「石川大雅」という人間が自分らしく生きている状態、どんな活動をし、どんなメッセージを発信しているのかを世の中に届けていくことを、この1年の目標にしています。

 また、3年後の目標は、「自分らしさデザイナー」として認識されることです。「自分らしく生きる」ため、自分らしさを見つけられる機会、自分らしさを追求・探求できるきっかけを提供していきたいと思っています。

 そして5年後の目標は、本業を続けながら、講師(toB)とコーチング(toC)の仕事を行うという自分らしい生き方の「三本柱」を確立していくことです。独立しないの?とたまに聞かれるのですが、自分らしい生き方を提供できる手段として、本業では組織の中で働く力を身につけながら、個人としても企業向け・個人向けの2パターンのサービスを展開しながら「三本柱」を確立していくことが自分らしい生き方になると考えています。

Q:1年後、3年後、5年後の目標を達成していくために、現在はどのような活動をしておられますか?

石川:toC向けとして、20~30代の方に自分らしい生き方が見つかる自分らしさコーチングを提供しています。コーチングの中でもライフコーチングという部類に属するもので、仕事のみならず私生活の悩み、人間関係の悩み、恋愛、将来など幅広いテーマを扱いながら、クライアントの過去を遡って自分らしい考え方、価値観を引き出し、自身の価値観を認識し自分らしさを見つけたところから、自分らしい価値観に沿って生きていくためにはどうすればいいのかを、対話を通して探求していきます。

 また、「自分らしく生きる人」として認識されるために、私がつくりたい世界や活動内容を発信しています。具体的には、noteで自分らしく生きている私を表現し、Instagramでは幼少期にやっていた趣味の茶道を探究しています。周りからは「何で茶道をやるの?」「抹茶って苦くない?」などネガティブに言われてしまうこともありますが、他人から何と言われようがやっていくと決意した茶道も自分らしさの大事な一要素になっています。

記者:コーチングを提供する上で心がけていることはありますか?

石川:コーチングを提供する前に、クライアントが気持ち悪いと感じるコミュニケーションが何かを聞くようにしています。例えば、積極的に提案されることが嫌いという方もいらっしゃいますし、とにかく話を聞いてほしいという方には聞くことに徹して質問の数を減らすなど、クライアントに合ったコミュニケーションをとるように心がけています。

また、セッションでは、言葉の裏に隠された価値観を引き出すコミュニケーションを意識しています。
外側に見えている人の行動や振舞いは氷山の一角で、行動の下に感情、感情の下に価値観があります。感情は比較的出やすいですが、価値観はさらにその下にあるのでなかなか出てきません。そこで、感情を聞くことでその裏にある価値観を掴むセッションにしています。例えば、「5年後の夢があったとして夢を実現したときにどういう気持ちになりますか?」と質問すると、「人に囲まれて温かい気持ちになっています」という答えが返ってきたとします。「周りに人がいる状態」には、人間関係や人との間の見えない壁に対する思いがあり、そこに価値観が隠されている可能性があるので、そういった可能性のある部分をちょっとずつ深く掘り下げていきます。

記者:特に現代人は自分の価値観が見えにくいので、焦らずちょっとずつ探っていくことが大事ですね。

石川:そうですね。コーチングセッションでは継続していくことも大事です。1回のセッションで見つかるものは「私って人のこと意識しているかも」というくらいふわっとしていることも多いので、人間関係のどの部分を意識しているのかを3回くらいかけて深く堀り下げていくようにしています。

Q:ありのままを認められる世界をつくるために「自分らしく幸せに生きる人を増やす」というMissionを持つようになったきっかけは何ですか?

石川:ここに至るまでに、自分の想いやアイデアを事業化していくことを学びながら、コーチングのスキルを習得し、自分が提供するコーチングって何だろうということを学んで追求してきました。

 最初に、en+Labという社会課題解決型人材育成スクールで、自分の想いやアイデアを変化し続ける社会に向けて発信し、事業化(起業)するためのノウハウや考え方、Mind(どうあるべきか)を学びました。

 続いて、THE COACH Academyではライフコーチングのコーチングスキルを習得しました。その中で、自分にとっても相手にとっても、想いや願いを引き出して自ら行動することが自己実現に繋がることを実感しました。相手の主体的な行動をサポートすることが相手の人生を幸せにすることに繋がるんだということを発見し、コーチングの可能性に希望を感じました。

 そして、今年8月に卒業したAnotherlife.Academyでは、自分が持っているスキルやテクニックではなく、自分そのものに価値があるということを学びました。
あくまでコーチングはスキルであって、それは習えば誰でも習得することができます。コーチングそのものに価値があるのはなく、コーチングスキルを持っている自分に価値があり、大事なのは、「そもそも自分に価値がある」ということです。

 「自分ってどういう考え方や生き方をしているんだっけ?」と模索していってたどり着いたのが「自分らしさ」でした。ずっと自分らしさを追求して生きてきたことに気づいたんです。私が自分らしくいられる環境を常に求めているし、自分らしくいられない環境や人間関係は敬遠します。例えば、1:1で話すときはいいけれど、1:多の場面は何を話していいかわからなくなってしまい、こういった場面では自分らしさを表現することができません。
自分らしくいられることが私の価値であり、自分らしく生きているからこそ私がコーチングを提供する価値があると思っています。

Q:「自分らしさ」の追求から「自分らしく幸せに生きる人を増やす」というMissionに至った背景には何があると思いますか?

石川:幼少期に母親から言われた「自分は自分、他人は他人」という言葉です。
小学校1、2年生の頃でしょうか、母親から怒られたときにこの言葉を言われました。怒られた内容は全く覚えていませんが、この言葉だけは鮮明に記憶しています。「自分は自分、人は人だから自分の思うように生きなさい。自分が信じた道を行きなさい」という考え方で、その後も私がやりたいと言った習い事は、生活が厳しいから無理などとは言わず費用も全部出してサポートしてくれました。反対に、友だちがやっているから自分もやりたいといった時には、「ちょっと考えなさい」と言って止められました。
この母親の考え方にかなり影響を受けていて、自分らしさの追求の原点になっていると思います。

 その後、10歳のときに2分の1成人式という学校行事があり、両親の前で夢を語りました。まだ10歳の子どもなので、周りの子たちはサッカー選手とかお花屋さんなど一般的に子どもが持つ夢を語っていたんですが、私は「起業家」という夢を掲げたんです。人とは違うものになりたい。他人とは違うユニークな存在になりたい。起業家そのものになりたかったわけではなく、一般的なものとは別のものになりたい。その代名詞として「起業家」を使っただけで、人とは違う人生を歩みたいという想いがありました。

 また、高2の春、私は大学に行きたかったので、親に相談することなくそれまでやっていた部活を突然辞めて塾に行くことにしました。母親には「部活辞めてきたわ、塾行きたい」と急に伝えたんですが、「どこに行きたいの?」とちゃんとサポートしてくれました。
この出来事を通して、自ら決断することが積極的な行動に繋がり、その行動が自己実現に繋がる。自分の想いを行動に移して、行動が自己実現に繋がることを知りました。部活は学生時代にやるごく一般的なことですが、それを辞めるという人とは違う決断をして自己実現に繋げたことは大事な経験だったと思います。

 こうして自分らしさを求めてやってきたのですが、社会人1年目のときに鬱になりました。入社したかった会社に入ることはできたけど、その会社の中で自分が何をやりたいのかわからなくなってしまったんです。人とは違う道を自ら決断することが大事ということを再三経験しておきながら、忙しい日々にのまれて朝から晩まで働き、自分がやりたいことが何かを振り返ることもせず、気づいたら鬱になっていました。
常に内省し、自分のやりたいことを認識しておくことがいかに大事かということを、身をもって学んだなと思います。

記者:石川さんの自分らしさの追求の裏には、「自分は自分、他人は他人だから自分の思うように生きなさい。自分が信じた道を行きなさい」というお母様の強い信念があったんですね。
コロナパンデミックやスタグフレーションによる物価高など未来に対する不安が蔓延する社会状況にあっても、一人ひとりが自ら考え決断し、自分らしい生き方を実現していくことができれば、人がいきいきとして活力溢れる明るい未来に繋がっていくなと感じました。
本日は貴重なお話をお聞かせくださり、ありがとうございました!

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石川大雅さんの詳細情報についてこちら↓↓

▼自己紹介サイト
https://withcoach.notion.site/withcoach/cb42d2cb1e1e456c95957b24df923b1d

▼WithCoach
https://withcoach.jp/

▼note
https://note.com/taiga_ishikawa

▼twitter
https://twitter.com/Taiga_Ishikawa

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【編集後記】
個性や多様性が尊重されるがゆえに自分軸を持ちにくい時代ですが、自身の基準軸をしっかり持って「自分らしさ」を追求する石川さんの姿勢には芯の強さを感じました。
今後の石川さんの益々のご活躍を応援しております!


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