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「共生できる環境を子どもの未来に残したい 」予防医学教室LICフレグランススクール代表 中村弥和さん

菌に携わり30年。世界の環境改善のために予防医学教室、アロマ、コスメなど様々な分野から菌について発信しておられる中村弥和さん。「永遠の5歳児」だと明るい笑顔で菌のことを楽しく語る背景を伺いました。

プロフィール
出身地   福岡県八女市
活動地域   福岡県を中心に全国各地
経歴   国立の研究機関である農林水産省果樹試験場口之津支場の病害虫研究室に入る。常緑果樹技術指導員として就職。その後、フリージャーナリストとしてTBSの全国番組を担当。教育ジャーナリストとして、講演活動、執筆活動を行う。現在は予防医学教室LICフレグランススクールの代表。食、アロマテラピーレッスンなどを展開。オリジナルコスメ制作、レシピ開発なども全国にて展開中。
現在の職業および活動   
教育ジャーナリスト、日本医学ジャーナリスト協会幹事、日本防災教育協会理事、社団法人やさしい街理事、TBSラジオうわさの調査隊教育担当
座右の銘   雨だれ石をもうがつ“Constant dripping wears away the stone.”

子どもの未来に責任を持つお母さんの組織をつくる

Q:どのような夢やビジョンをお持ちですか?

中村   弥和さん(以下   中村   敬称略)   世界の環境が危機的状況にあります。このままでは子どもたちの未来がありません。それをどこから解決していけるのか。それは、お母さんからだと私は思っています。子どもたちの未来に責任を持つお母さんの組織をつくっていきたいです。

   地球の全ての活動の土台にはがいます。菌を知ると、全てに通じてきて、結局は世界の環境問題に行き着くんです。世界の環境問題というと大きなことのように思うかもしれませんが、辿っていくととても身近なことです。例えば、海が汚れている。海は川に通じ、川は排水管に、そして台所に行き着きます。台所に立つのはお母さんなんですね。そのお母さんが、菌のことを理解して、洗剤の量を減らす、分解できるものに替えるだけでも大きく変わっていきます。又、自分の体の菌は、お母さんから受け継いでいます。菌が無いところから、産道を通る時にお母さんの菌と出会うのです。だからお母さんが握ったオニギリがおいしいんですね。お母さんの掌の常在菌をもらえるから。

   お母さんは命のリレーのバトンを渡しています。そのお母さんが、未来の子どもたちが安心して過ごせる水、土、野菜を残そうとちゃんと考えて責任を持つことがとても大切です。

   菌というと難しく聞こえるかもしれませんが、例えば自分の肌のことだったら関心がありますよね。肌の菌を喜ばせることで肌が強く、綺麗になります。じゃあ、洗いすぎは良くないんだな、と考えるきっかけになります。そうしたちょっとした意識を向けて行動を変えるお母さんが1,000人、10,000人と増えていったら、それはものすごい影響力を発揮します。みんなが心をひとつにして、方向性を合わせることで世界の環境問題を変えていけるんです。そうして、子どもが悲しむことのない安心の未来を次世代に残していきたいです。

2020年までに10,000人の組織をつくる

Q:「子どもの未来に責任を持つお母さんの組織をつくる」という夢へ向けてどのような目標や計画を立てていますか?

中村   タイムリミットは2020年と言われている今、環境問題は危機的な状況まで来ていて、海水中にある二酸化炭素の蒸発量が増え、温暖化が進んでいます。薬剤耐性菌の増加によって2050年には死亡者数が1,000万人を超えると言われています。これらはWHOや厚生労働省がデータとしてすでに出していることです。

   ですから、1年以内に10,000人の組織をつくりたいと思っています。すでに私のLICフレグランススクールの生徒さんたち、食指導や健康分野の組織、BIO MAMA CLUBの組織など、様々なところで菌について学んでくれていますが、さらに広げていきたいです。

   そして、私もいずれ命が尽きます。ですから、次世代の若手のリーダーを育成していきたいです。営利目的ではなく、無償の愛で未来の子どもたちのためにすることを大切にしたいと思っています。ありがたいことに私の周りには理解ある優秀な人たちがたくさんいてくださるので、そうした繋がりをもっと増やしていきたいです。

毎朝神社に行って、自分を確認する

Q:その目標や計画に対して、現在どのような活動指針を持って、どのような基本活動をしていますか?

中村   毎朝、神社に行っています。お参りしてから、その日の自分の行動を報告するんです。話しながら何が必要か、不要かが整理されていって頭がすごくスッキリします。そして、一緒に活動してくれている人たちの名前を一人ずつ声に出していきます。その人たちのお陰で今の私がありますから。色んなことがありながらもなぜ私が活動し続けているのかは、やはり皆が幸せになるためです。災害が無くなって、誰一人として悲惨な死に方をしないように、一人でも多くの人が笑っていられるように。そのために私に何ができるのか?そんなことを考えて話して、それで「よーし!」って一日を始めます。気づけばずいぶん長い時間神社にいますよ(笑)。

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生命の源である子どもを犠牲にしていた

Q:「子どもの未来に責任を持つお母さんの組織をつくる」という夢を持つきっかけは何ですか?そこには、どのような発見や出会いがあったのですか?

中村   子どもは生命の源だと思います。

   子どもの力はすごいものです。無垢で、自然と笑顔で人を巻き込んでいきます。私には2人の息子がいますが、彼らにたくさんのことを教えてもらい、固定概念を破壊されてきました。

   ある日、息子が犬に顔を噛まれました。顎まで貫通して、私はもう真っ青になって病院へ連れて行きました。しばらくして、息子はまたその犬のところに行ったんです。驚愕でした。普通なら絶対に行きません。息子は「あの子にも事情がある」って言ったんです。

   そんな息子たちも連れてマスコミの世界でジャーナリストとしてアメリカや世界を飛び回っていた時、体を壊して倒れてしまいました。私は元々内耳の神経がなく、半分が機能しない体で飛行機を乗り周った負荷で、微量要素を取り込めなくなって体が全く動かなくなったんです。2年間の入院生活。私がベッドで動けない時に、息子たちは家事、勉強をしながら自分の夢にも向かってしっかり進んでいました。それを見ながら何もできない自分。一体自分は何をやっているのか。悔しくて申し訳なくて仕方ありませんでした。

   子どもを犠牲にしてはいけない。子どもが苦しまず、自立できる土台を大人がしっかりつくらないといけないと思いました。そこから自分の中の菌を育てながら体を立て直して、今の活動をするようになったんです。

全ては共生している

Q:「生命の源である子どもを犠牲にしていた」という気づき、発見の背景には何があったのですか?

中村   菌に携わるようになったのは、大学時代の研究からでした。菌の活動は、地球の活動の根本土台であり、「菌を敵に回したら死ぬ」と気づいたんです。菌はただ分解します。人間が勝手に腐敗や発酵と名付けていますが、していることは分解だけであり、菌は全ての根源なのです。そして、菌は人間社会の縮図でもあります。

   ざっくりと菌を分けると、善玉菌、悪玉菌、日和見菌がいて、彼らはお腹の中、肌、空気中など、至る所にいます。日和見菌は善玉菌が増えると善玉菌に加勢し、悪玉菌が増えると、悪玉菌に加勢します。そんな勢力模様はまるで人間と同じです。そして菌のすごいところは、弱っている菌がいたら遺伝子レベルで助けようとします。コロニーの垣根を超えて「仲間だ!一緒にこっちで活動しよう!」とコロニーを育てていきます。菌は自然と助け合い、共生していることに気づきました。

   それなのに私は、ジャーナリストとしてシュワルツェネッガーやビル・ゲイツなどの世界トップクラスの人たちに出会っていると、気づけば「自分は何でもできる!」と思い込んでいました。自分のことしか考えず、驕っていたことに気づいたんです。

   私は一人で動くことを止めました。チームでやろう、一馬力ではなく、多馬力で行こうと思ったんです。それで同じ思いを持つ人たちを育てるためにLICフレグランススクールを立ち上げました。LICフレグランススクールのLICとは、“Life Improve Communication”です。今よりワンランク上の生活を提供し、QOLを上げることに私の人生を使いたいという思いから名付けました。

   人間も争うのではなく、環境破壊するのではなく、菌のように活かしあい助け合いながら共生できるのです。海から川、排水管、台所、お母さん、そして子ども、子どもがつくる国、未来。全ては繋がっています。このまま環境破壊をして子どもを犠牲者にはできません。菌のことを知ってしまったから。これは私の使命です。これからも菌のことを伝えながら、皆と心ひとつにして未来を築いていきたいです。

読者への一言メッセージ

中村   ぜひ菌のことを知ってください。

記者   菌について知ることで、共生できる人間の可能性に気づかれたのですね。全ては繋がっており、お母さんを初めとして一人ひとりの理解からくるちょっとした実践によって地球環境が変わっていくと思いました。本日は貴重なお話をありがとうございます!

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中村 弥和

【編集後記】
今回インタビューを担当した小水です。
楽しそうに菌の話をされる中村さん。こちらも自然と菌がとても愛しいものに思えてきて、人間の目ではなく、菌の視点から観える共生の世界はとても美しいのだろうと思いました。
なぜ人間は共生することが難しいのか、その原因を知った時、本当に美しい共生の世界が拓けていく未来が観えるようでワクワクしました。
中村さんの今後の益々のご活躍を応援しています!

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