長谷川農場に嫁いだウルトラな母、長谷川紀子さん

栃木県足利市にある長谷川農場に嫁ぎ、年一回の麦フェスイベントを続けてきた長谷川紀子さん。麦畑でミュージカルを開催するなど、農場経営をクリエイティブな面で支えながら、三人のお子さんをワールドワイドに育てていらっしゃる長谷川さんにお話をお伺いしました。

プロフィール
出身地:福岡県
活動地域:栃木県足利市
経歴
前職に従事しているときに同じ職場で働いていた旦那さんと結婚。
二人で跡継ぎとして長谷川農場へ。その後、3人の子供に恵まれる。
現在の活動:全農肉牛枝肉共励会で2年連続全国優勝を得た足利マール牛を育て、循環型農業をしている長谷川農場で様々なアイディアを出しながら、広報や営業など多角度で活躍する。最近では、フードコーディネーターの資格をとり、パッケージのデザインやHPの文章、お料理の提案などを通して、長谷川農場の魅力を誰よりも表現し、伝えている。

Q1:どのような夢やビジョンをお持ちですか?

長谷川:これは、社内として意思疎通がとれてるわけじゃない、私の妄想ですが、肉の世界展開です!足利マールの焼肉店を世界中に出します。
焼肉食べると元気になるし、うちは米も生産してるので。
もちろん日本でも出しますが、これは世界海外の需要があると思っています。

記者:ワールドワイドですね!年に一回、麦フェスというイベントを開催し、その中で過去には、麦畑でミュージカルの開催もされてます。大きなチャレンジをいつもされてますね。

長谷川:農業を真剣に頑張っているお父さんと主人の二人をみて、足利マール牛を知ってもらうことが私の仕事だと思い、麦フェスを始めました。生産はしっかりやってるけども、販売という意味では弱かったので、そこを担うのが私の役目かな、と思ったんです。
長谷川農場は、テレビにでたり、新聞に乗ったり、ブランド化しているので、いろんな方が来てくださるんです。
福岡から嫁いで来た私も、二人に活躍してもらいながら、何かお手伝いをしたいと、麦フェスを開催しました。そうしたら、みんな東京や福岡から、来てくれたり、声をかけてくれたり、その他のときも、「農場、見にいっていい?」って遊びに来てくれるので、ありがたいです。当時、足利に友達いなかったから。ありがたくて。

記者:麦フェスは長谷川さんにとって、かなり大きなものなんですね。

長谷川:そう、私にとってあのイベントは、とっても大きいです。続けていかないとって思いますね。世界進出をしたときも、なんかしらやっていたいって思ってます。

Q2:これからの目標や計画は?

長谷川:「今年中に肉の販売許可をとってネット販売をする」っていうのが私に課された今年の命題。
肉ってすごく難しいんですよ、単にそのハンドメイドみたいにメルカリやBASEとかで売るみたいに、簡単に作ったものを売るとかはできない。
生物ですし、豚より鳥より基準が厳しいんですよ。なにか問題があったらいけないので。
きちんと保健所の許可と裏のすごい量の記載されてるあれこれを、突破しなくちゃならないんです。
3月くらいまでに販売許可をとって販売したいと思っています。

記者:牛肉は大変なんですね。

長谷川:はい。それから、従業員を増やしたいんです。
農業やりたいって人は少なくて、なかなか来てくれないし、やりたいと思ってきても現実をみて、すぐ辞めちゃったりとか。
でも仲間が増えないとやってて楽しくないと思うんですよね。

今、牛の世話をしてる若い職員さんは、経営者である主人と二人で牛の世話をしてるので、愚痴をいう話し相手創ってあげたいなとも思いますし。

そうそう、それから、やりたいことのひとつが肉をさばけるようになることです。
女性で骨抜きする人ってあまりみないと思うんで。
まだ薄っぺらな知識なんですけど、牛をどれだけ愛して牛をさばいて、3年後魅力をいかに語れるか。
女性がうざいくらい魅力を語れたら変わりもんとして、抜きんでれるんじゃないかなっておもいますね。
そういう人がいたら、その人と一緒に働いてみたいってそういう風に思われるのではないかと思ってます。
農業やりたいって来てもらえないかな。
来てもらっても3ヶ月。限界。すぐ辞めちゃうんです。

Q4: そもそも、「世界進出」という夢を持ったきっかけは何ですか?

長谷川:おそらく、お父さんはそこまで思っていなくて、地元の人に、足利の人に食べてほしいって思っているけど、私は福岡出身だから、福岡の人にも食べてほしいし、東京の大学にいっていたから東京の人にも食べてほしいし、オーストラリアに留学してたからオーストラリアの人にも食べてほしい。そういうことです。
足利だけが自分のテリトリーじゃない。色々旅行もしてきたし、留学とかもしていたので、その人たちみんなに、知ってほしいっていう思いです。
あの人を思う、あの人に届けたいっていうのはあるし、世界進出するとそれだけ、なんていうか関係が増えるわけじゃないですか。もはや国境は越えるべき。

そのほうが面白い。
ここ足利で育てさせてもらっているので、もちろん地元は大事ですけど。でもここだけではつまんないなって思う。

Q5:これまでの発見や気付きを聞かせてください。

長谷川:やっぱり、食は人を幸せにするってこと。食べているときって、人と人は心をうちとけやすいですし。
主人が怒っているときにご飯を食べさせたら機嫌がなおったりする。
食を職にしてる、人を幸せにできるものを武器にできるんだなっていうのが発見です。
まだ結婚前に農家は嫌だなって思っていた時期もあるところから、そういう風に転換できて、今はマイナスの気持ちは全然ないんです。
これが一番の発見です。

記者:ありがとうございました!

今回、担当させていただいた坂中と坂村(カメラ)です。「最近はフードコーディネーターの資格もとりました。私が1番長谷川農場の生産物を愛していて、長谷川農場の魅力を表現できるはずと思ったからです。パッケージのデザインもHPの文章も、お料理の提案も妥協することなく伝えたいと思っています。」そう語る長谷川さんは、とっても愛があり、エネルギッシュな美しい女性でした。跡継ぎでありながらも、あとからきた夫婦が新しいことをはじめることで、長年働いている従業員さんとの関係性で悩んだこともあるという長谷川さんですが、しっかり対話をする時間を作り、前へ前へと進み続ける姿がとても美しいと感じました。
長谷川さん本当にありがとうございました。

長谷川農場の情報はこちらから。

https://hasegawa-noujou.jp

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