起業家夫人コンシェルジュ 末秋淑英さん

会社員の妻から起業家の妻への変化を自らの力で乗り越えて来られ、今では起業家の奥さまをサポートする起業家夫人コンシェルジュ末秋淑英さんのお話を伺いました。

プロフィール
出身地 福岡県
活動地域 福岡県
経歴 大原簿記公務員専門学校卒。福岡で運送会社の事務員として勤務中に結婚、出産。長女出産と同時に主人が起業。その後10年は主人の手伝いをしながら子育てに専念し、約1年ほど前から起業家夫人コンシェルジュとしての活動をスタート。
現在の活動および職業  起業家夫人コンシェルジュ
座右の銘 思い描いた通りの人生になる

夫婦の絆の深さが、暖かい幸せな家庭をつくる

Q:どのような夢、ビジョンをお持ちですか?

末秋 淑英さん(以下、末秋) 人と人のつながりの基本単位は家庭です。生まれ育った家庭環境は子どもの人生にも少なからず影響を与えます。そして家庭をつくるのは夫婦。夫婦の絆の深さが、家庭に反映されていきます。

私は今、起業家の奥さまをコンサルする仕事を通して、夫婦の絆を深めていくサポートをしています。私自身が、夫がサラリーマンから起業した時にものすごく大変でした。会社員の妻と起業家の妻では役割が全く違い、同じ考え方ではやっていけません。何もわからないまま全て自分で模索しながらでしたが、その困難を乗り超えることで夫婦の絆が深まったんです。

今後は起業家が益々増えていくことが予想されます。起業家が増えていくことは、新しい雇用を産むことであり、新しい価値を社会に提供することです。そして起業家の成功には、夫婦のパートナーシップが大切です。けれど起業家をサポートする取り組みはあっても、起業家の妻をサポートする取り組みはまずありません。私自身が経験してきたことを体系化して、少しでも起業家の奥さまの助けができたらと思っています。

起業をきっかけに夫婦の絆を深め、暖かい幸せな家庭が増えていき、そんな家庭同士のつながりが増えていくことで、社会全体がより良くなっていくことに貢献していきたいと思っています。

相談できるコミュニティづくり

Q:それを具現化するために、どんな目標や計画を立てていますか?

末秋 今は1dayセミナーの形で、起業家の妻としての考え方や現実的にどんな実践が必要なのかをお伝えしています。ゆくゆくはこれを全国規模に広げていきたいと思っています。

また、相談できるコミュニティをつくりたいと思っています。起業家の妻って相談できる相手がいなくて孤独なんです。私自身、一人で抱え込んで大変でした。いつでも相談し合えるつながりを広げたいと思っています。

起業家の妻としての考え方を持つ必要性を伝える普及活動から

Q:その目標や計画に対して、現在どのような活動指針を持って、どのような活動をしていますか?

末秋 そもそも起業家の妻としての考え方を持つ必要性に気づいていない人が多いんです。会社員と起業家では、考え方が全く違います。会社員の妻と起業家の妻も同じです。私は自分が起業家の妻になってからそのことに気づいて、考え方を変えられるようになるまで大変でした。だからまずは考え方を変える必要性の普及活動からしています。

必ず新しいアイディアを生んで切り開いていける

Q:そもそもその夢やビジョンを持ったきっかけは何ですか?そこにはどのような発見や出会いがあったのですか?

末秋 3歳の時に両親が離婚して、私は母親と母方の祖父母と一緒に暮らしていました。母は仕事で忙しく家におらず、子どもの頃から自分のことは全部自分でやらないとダメでした。小学生の時には天ぷらを揚げれるようになっていたくらい(笑)。そのおかけでどうすれば上手くいくのか、全体を見て先回りして考える思考が自然と身についていました。友だちと遊ぶ時も、私は考えをめぐらせて理想状態を考えるので、みんなが無邪気に遊ぶ中には溶け込めませんでした。でもそうやって先回りして考えていると、必ず新しいアイディアが生まれるんです。

生徒会をやっていた時も、みんなで企画をつくるのが大好きでした。私は周りと同じことをするのはイヤだったので、絶対に今までにないことをやろうとしました。あれこれ考えをめぐらせて、今までにない新しい企画を生むのが本当に楽しかったんです。

良い時も悪い時も、必ず新しいアイディアを生んで考え方を変えられるし、人生を切り開いていける。そう思っています。

一人ひとりが自立した人間であること

Q:その発見や出会いの背景には何があったのですか?

末秋 祖父母は厳しい人で、私のやること一つひとつの細かいことまで何か言ってきました。いつ怒られるかわからない緊張感で家はピリピリした雰囲気が漂っていました。私はまた何か言われるんじゃないかといつも周りの目を気にするようになっていたんです。そんな中で一番頼りたかった母は仕事で家にいませんでしたし、子どもの私から見ても自立しているとは言えない状態でした。私はそんな風に人に依存せず、誰にも文句の言われない自立した人間になろう!と決めたんです。

高校を卒業して家を出たのも私には大きなチャレンジでした。生活費も全部自分で稼いできたんです。同年代の子たちみたいに遊ぶ時間もありませんでしたが、やればできるという自信も身につきました。でも当時、私のような家庭環境の子どもは周りにいなかったので、同年代の友だちに悩みを相談しようとしても理解されませんでした。いつも孤独感が私の中にありました。家を出てから主人と出会ったんですけど、主人はありのままの私を受け入れてくれた初めての人だったんです。この人となら小さい頃からの夢だった暖かい幸せな家庭が築けると思いました。

結婚してからも主人の会社はブラックだったり、起業したら借金だらけだしと大変なことがたくさんありました。でも決して別れようとは思いませんでした。だから起業して暫く経った頃、主人から「自殺しようと思っていた」と言われた時はものすごくショックでした。主人のことは誰よりも理解しているつもりでしたし、精一杯支えてきました。でも、自分が主人を信じていなかったことに気づいたんです。起業って男性にとっての出産だと思うんです。主人が必死で出産しようとしている側で私はうるさく口出ししていたんですね。それからは主人を信じようと決めました。意見を求められたら答えるけれど、一切口出しはしないようにしました。

主人も家のことや私の仕事のことに関しては私に決定権を任せてくれています。お互いに自立した人間として尊重し合っていくことで、仕事も家庭もさらに豊かになっていきました。それぞれがどんどん世界を広げ、得てきた情報を持ち帰って共有すると、さらに成長しあっていけます。主人のことも、出会った頃は正直頼りなさもありましたが、今では心の底からカッコいい人だと思います。

ずっと子どもの頃から欲しかった暖かい幸せな家庭が今あります。主人の会社もうまくいき、3人の子どもにも恵まれました。子どもたちの将来はわからないけれど、起業できる力を身につけてほしいなと思っています。自立した大人として、力をどこまでも発揮していってほしいんです。そんな子どもたちが増えていくと、自然と社会がより良くなっていきます。そのためにはどんな家庭で育つか、つまりどこまで夫婦の絆が深いかが大切です。

これからも自分の経験を伝えることで起業直後のご夫婦がより早く起業を成功させ、夫婦の絆を深めていくことに貢献していきたいです。

読者へ一言メッセージをお願いします。

末秋 今はAIも出てきていて、新しい時代を前にして先が見えないし不安だと思います。でもそんな時代だからこそ、起業と夫婦の絆を最大限に活用する事で新しい時代を豊かに生きていけると思います。

記者  ありがとうございます。一人ひとりが自立すること、そして自立した人たち同士のパートナーシップ、コミュニティがつくられることで豊かな社会になっていくイメージが広がりました。

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【編集後記】
今回インタビューをした小水と木村です。
人間一人ひとりは、ものすごい可能性を秘め、誰にも傷つけられない尊厳ある自立した存在である。そんな人間の深い誇りを末秋さんから感じました。尊厳溢れる自立した人たちのパートナーシップは、1+1=2以上の相乗効果を生んでいきそうです!
末秋さんのますますのご活躍を応援しています。

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