夢・感動・愛を届けられる表現者に。 vanilla model management “橘ゆい”さん

感性を大事に、表現者としてのあり方を追求されている橘 ゆいさんにお話しをお伺いしました。

プロフィール
出身地:大阪府
経歴:7歳から児童劇団に所属。大学在学中、オリックスバファローズ専属チア Bs Dreams 1期生、能楽、布施戎神社 ミス福娘を経験。
現在の職業および活動:大学卒業後モデル事務所「vanilla。 model management」に所属。本格的にモデル、女優としての活動を開始。今年8月にはつかこうへい氏「広島に原爆を落とす日」(演出:こぐれ修)の舞台にヒロイン役で出演。
座右の銘:夢はでっかく根は深く (あいだみつをさん)

「生涯かけてお芝居をし続けたい」

Q.現在、どのような夢やビジョンをお持ちですか?

橘ゆいさん(以下、橘):私の軸には、夢・感動・愛を届けられる表現者になりたいという思いがあります。私の出演させて頂いた舞台や映画を見て頂いた方が、その作品を通して何かを感じてもらえたらとても嬉しいことだな、と思います。

特に演劇は、自分が体験できない世界を感じさせてくれるものなので、想像力や感性が広がったり、何か心の琴線に触れるものから大事なことを思いすキッカケになったりします。与えられた役やポジションの中で、自分自身は何が出来るのかを考えながらお芝居をさせて頂いています。

「美しい日本を表現したい」

Q.夢に対してどのような目標や計画を持っていますか?

橘:私は、昔から日本の文化的なものにすごく興味がありました。そのため、時間が空いたときには日本語や大和言葉などの本を読み、美しい日本とは何だろうと勉強しています。

日本の文化の中で、もう一つ好きなものは着物です。モデルのお仕事でも和装婚礼や着物のショーで着る機会が多く、今後着付けも習いたいなと思っています。海外の方との交流することに興味があるので、海外で時代劇や現代の着物をきて表現してみたいという気持ちはずっとあります。

「生きた証に何を残すのか」

Q.目標や計画に対してどのような活動指針をもって、どのような基本活動をしていますか?

橘:お芝居をする時に大事にしていることは、ありのままで、頑張りすぎないことです。最近分かったことは、「努力する」と「頑張りすぎる」は違うということです。そこを意識した時に、感覚的な表現にはなりますが、核になるものが1個ずつ自分の中で分かり始めてきました。普段から自然体でいる、背伸びしないことがすごく重要だと思います。

普段何を感じるか、家族とどう過ごすかなど、日常的に普通に行われていることをどう感じるかが核になっていくように思います。答えはまだ分からないですが、生きた証を残すとはこういうことかなと思います。

俳優さんや女優さんだけでなく、自分自身のおじいちゃん、おばあちゃんも私たちに何かしらの「生きた証」を残し、ずっと胸の中に生き続けています。家族に残すのか、会社に残すのか、社会に残すのかはそれぞれ違いますが、「何を残すのか」が重要だと思います。

「今だけじゃなく大人になってもやりたい」

Q.そもそも夢を持つきっかけは何ですか?そこにはどのような発見や出会いがあったのですか?


橘:今のお仕事のキッカケは、中学1年生のときの児童劇団です。その時はまだ、目の前のことに精いっぱいで将来のことは考えてられていませんでしたが、一緒にお芝居をやっていた一つ上のお姉さんから「私たちは、将来を見据えて、お芝居をやり続けていくために今があるんじゃないの?」と言われ、熱いって思いました。

すごい熱量で語られた時に「私はなんてボーっと生きているんだ」と思いました。お芝居をやりたい、作品に取り組みたいという気持ちはありましたが、そこから先は考えたことがありませんでした。将来を考えた時に「今だけじゃなくて大人になってもやりたい」とハッと気付かされ、大人になっても芝居しようと決めました。

「感情を込めて話すことが好き」
Q.その発見や出会いの背景には何があったのですか?

橘:人前に立つことは、小さい頃から機会が多かったように思います。小学校では児童会で副会長、中学高校では生徒会会長や部活のキャプテンをさせて頂きました。小学生の時は自ら立候補しましたが、中学の時はあまり目立ちたくなく、自分のことで精一杯な状況もあり、最初はするつもりはありませんでした。ですが、部活の顧問の先生が「やってみないか」と声をかけてくださり、そう言ってくださるならやってみようかな、という感じで始めました。

7歳から所属している児童劇団では、正直なところ、稽古ではセリフや動きを覚ることが大変で、役によっては精神的に疲労することもありました。ただ、感情の動きが面白く、同じ前に立つ仕事としてアナウンサーやアイドルなどのお仕事もありますが、私は感情込めて話すことが好きなのだと気づき、やっぱりお芝居だなと思いました。

記者:本日は貴重なお話、ありがとうございました。

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橘ゆいさんに関する情報はこちら↓↓

HP:http://vanilla-com.jp/casts/1339/
ブログ:https://ameblo.jp/c-h-a-y-u-i/

【編集後記】 

インタビューの記者を担当した平井と岡田です。
演技の奥深さを知ることができました。美しさという言葉にもたくさんの思いを持っておられて、夢はでっかく根は深い。今後の橘さんの活躍がますます楽しみな女優さんだと思いました。

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