日本の大人が元気になる!活動を。 ストレングスコーチ・研修講師 梶本由美さん
大手企業で働きながら介護・子育てなども経験され退職後、企業研修の講師やコーチ、メンターの活動を通して、日本の大人を応援する梶本由美さんにお話を伺いました!
プロフィール
出身地:福岡県
活動地域:福岡、東京、大阪、オンラインは地球上どこでも可
経歴:短大卒業後に地元の電力会社に32年間勤務。その間に、離婚、病、46歳での初産、再婚、介護を経験。様々な逆境を前に「できない」ではなく「制限の中で何ができるのか」に発想を転換、マネージメントやコーチングを学び始める。52才の時に、会社を早期退職し、独立。
2014年に米Gallup認定ストレングスコーチ資格、2018年に国際コーチ連盟(ICF)認定ACC資格を取得。
現在の職業および活動:個人と組織の強みを活かす、Gallup認定ストレングスコーチとしてセッション、企業研修、勉強会の活動。 育キャリカレッジの「 女性が長く意欲的に働けるサポートを「外部のメンター」が担う、というユニークで現実的なアプローチ 」に魅力を感じ、メンターとしても活動をしている。福岡市男女共同参画推進サポーターでもある。
座右の銘:「自分の機嫌は自分でとる」「転んだら、起きればいいだけ」
「自分らしく=自分を知ること」
Q.どのような夢やビジョンをお持ちですか?
梶本由美さん(以下、梶本) 誰もが自分らしく生き生き生きる世の中を、次世代にバトンタッチをしていきたいです。子どもにどんなに自己肯定感を高めて育てても、社会に出たら相対比較をして自己肯定感を低める場合もあると思います。子どもに、どんなイメージを与えるのかは大人の影響がとても大きいので、私たち大人が自分自身もOK、他人もOKと受け入れられることがアタリマエの世の中になり、自分らしく生きている大人が増えたら、と願っています。それで子どもたちが「自分のままでいいんだ」と思える社会になれば、自然と元気になってくると思います。
それに大人たちがもっと元気になったら、日本も元気になると思うのでその社会を創っていきたいです。
Q.それを具現化するために、どんな目標や計画を立てていますか?
梶本 今年は企業研修を実施し、チームビルディング・チームプレイを向上させるお手伝いをできたらと考えています。そのために一緒に働いているメンバーの新たな一面を発見できるようなワークショップなど考えています。
また福岡市の男女共同参画推進サポーター活動の一環で中学一年生に「自分らしく」についての講義をさせていただくことになりました。
今後も、同じ志を持っている人たちとお互いの強みを発揮しながらコラボをしていけたらなと考えています。何かプロジェクトをする時には集まり、プロジェクトが終わったら解散するようなイメージで仕事ができたらなと思います。
そのように何かある時には、「梶本さん、一緒にやろう。」と声をかけてもらえる存在になるように日々、腕を磨いていきたいですね。
Q.その目標や計画に対して、現在どのような活動指針を持って、どのような活動をしていますか?
梶本 働く人と組織との幸せな関係づくりに役立てたらと思っています。主にストレングスファインダー®を活用したチームビルディング研修やマネージャー層のセッションをしています。
また最近は「育キャリカレッジ」というプロジェクトに参加させていただき、「 女性が長く意欲的に働けるサポートを「外部のメンター」が担う、というユニークで現実的なアプローチ 」に魅力を感じ、メンターとしても活動をしています。まだ東京中心なので、福岡にも広まってほしい活動です。
活動する中で心掛けていることは、基本的に自分もお客様や周りの人たちも含めて、自分らしく生きることを大事にしています。
私が思う「自分らしく」のイメージは「自分のことを知っている。」ということです。
自分が何が好きなのか、嫌いなのか。安心するのか、しないのか。など自分について詳しくなっていくことです。
自分のことがわかれば、日常のどんな些細な選択も他人の価値観や期待に応えるためでなく、自分の意思を持って選択することができます。
Q.そもそも、その夢やビジョンを持ったきっかけは何ですか?そこには、どのような発見や出会いがあったのですか?
梶本 以前、婦人科系の病気を患い、手術をした経験や年齢も40歳を過ぎていたのがあり、出産を諦めていました。ですが、46歳の時に無事に出産をすることができたんですね。その時に、自分に子どもができないと思っていたのは、実は思い込みなんだと、自分の大前提があったことに気づきました。それを手放した時に、子どもができたことは本当に奇跡的なことだと実感しています。
自分の思い込みを外すことによって、現実が変わることもあるのだと伝えていきたいですし、自分で選択できず、他人に与えられた道を歩むのはとても苦しいです。自分で選んだ道なら、自分が選択した道だと何か大変なことや辛いことがあったとしても、納得して進むこともできます。
Q.自分の思い込みを手放すように思えた背景には、何がありましたか?
梶本 自分のことは意外と、自分自身でもわからないと思います。自分がどんな家庭環境や社会で生きているかによって、その人の当たり前は変わってしまいますので、人間の好き嫌いなどの基準がどこからくるのかを、追求していたのがありますね。
私自身、昔は母が望む幸せのレールを歩いていました。母の時代には女の子は進学をするより、結婚して家庭を守ることを優先されていたので、希望した進学ができず、母も悔しかったと思います。だから、娘でもある私に期待していたこともあり勉強などに対しては厳しかったです。
母のおかげで勉強の大事さなどを実感することもありましたが、一方で母や周りの人の期待に応える人生でもありました。
私は「自分が人生の操縦席に座る」というのが大事だと思うんです。
より良い人生にするための、より良い選択ができるのは自分だけなんです。
私と関わってくださる方には「私にもできるかも。」と実感してもらい、自分の活かし方を見つける人を増やしていきたいです。
記者 自分を知ることとは深いですね。多くの人が意外と自分のことを知らないと思いますので梶本さんとの出会いによって、多くの人が自身を知り、変化していくのがイメージできました!本日は貴重なお話、ありがとうございます!
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梶本さんの活動、連絡については、こちらから↓↓
●HP
https://energyworks725.com/
●勉強会
https://www.street-academy.com/steachers/43436
●育キャリアカレッジ
https://www.ikukyari.com/single-post/yumikazimoto
【編集後記】
インタビューを担当させていただいた風見、清水、丸山です。
お話を聞く中で、これからの時代、自分とはなんなのか?という本質的問いに答えられることが、自らの人生を切り開くポイントだと実感しました。
また家事と仕事を両立させたい女性なら、梶本さんに話を伺いたいだろうなと感じました。
これからの活動も応援しています!
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