疲れない身体づくりコンサルタント、ウェルネスラボ・クァンタム代表 鎌田恭平さん

大阪を中心に疲れない身体づくりコンサルタントとして活躍されてらっしゃる鎌田恭平さんにお話を伺いました。終始楽しそうに、お話してくださいました。

鎌田恭平さんプロフィール
出身地:徳島県
活動地域:大阪、東京等
経歴:1800人以上の健康上の悩みを抱えた方をカウンセリングしてきた経験と最新の科学的な分析及びメソッドから、本当に結果の出る疲れない身体をつくる方法を伝えている。

概念にとらわれない自由な人を増やしていく

記者 ウエルネスラボ・クァンタム代表“疲れない身体づくりコンサルタント”として、1:1のコンサルをされたり、スクールをされていらっしゃいますが、今の仕事をするきっかけはなんだったのでしょうか?

鎌田 直感です(笑)。直感ですが、ただ、日本では身体の調子が悪くなったら病院に行けばいいという概念にとらわれていて、そこを外していきたいと思ってます。別に薬が悪いとか医者が悪いとかじゃなくて、ちゃんと本質をみて、病気にならない体をつくっていくのが大事だと思っています。

海外では、そもそも病気にならないように予防し、未病の状態でそれを防ぐという形で、健康に意識を向けています。これが当たり前な状態を、日本でもつくっていかないと意味がないと思うんです。

記者 仕事での気付きや発見はありますか?

鎌田 気づき・発見しかないですね。

ひとつは、身体を悪くしているのは、ストレスだということです。
なぜストレスを抱え込んでしまうのか。原因はなんだと思いますか?

記者 考え方とかでしょうか。

鎌田 そう、考え方や価値観です。価値観って全員違うはずなのに、無意識レベルで「なんで合わないの」ってストレスを感じてる。そもそも価値観が他人とは全く違うということが、本当に腑に落ちていたら、そこの摩擦は生まれないんですよ。
そういったところから解いていったら、身体が良くなっていくことがわかったんです。
そして、お客様が身体の変化に感動してくださったんです

仕事は、健康分野としているんですけど、実は僕が一番関心があるところは、健康ではなくて、何がそれをつくっているのか、原因に興味があるんです。

例えば、僕自身は、よくネットにあるADHDのチェックリストなどをやってみるとたいていひっかかるんですが、実は多くの人が、これに当てはまるんです。
多くの医者の仕事は病気をみつけて対処することで、病院にいったら病名をつけられるんです。
だけど、僕はそのように結果を診断するのではなく、体調が悪いのだったらば、生活習慣、考え方、深くいったら人間関係や過去生、先祖や血縁に関することも、関係しているようにみます。
健康であろうが病気であろうが、その結果よりも、その結果を作ってきた背景に興味あるんです。背景を追求したい。つまり、本質を追求したいんです。

記者 本質ってなんだと思いますか?

鎌田 根本にあるもの。例えば無意識にあるその人の考え方です。
例えば、スマホの本質は電話ができること。遠隔で人とコミュニケーションすることだと思います。抽象度高いので、具体的に言うの難しい話なんですが。

記者 HPに、病気っていう概念をなくすって書いてありますね。

鎌田 はい。概念にとらわれない人を増やすっていう方向性があって、その中の、ちょっと具体的なところになってきます。

記者 枠を取っ払った先は、どんなイメージをされているのでしょうか?例えば関係性とか、社会とか。

鎌田 仏教でいう悟りです。すべてはひとつである。宇宙すべてがひとつであって、その中で生じているだけであって、くぎっていくなかで、いろんな概念が生まれてくる。それをつくっているのは、人間です。枠から外れた人たちが増えていくことで世界が広がるというか、柔軟に、色々なものを受け入れられるのではないかな。

量子力学を追求していくと仏教と繋がります。心理学も、もともと仏教からきているんです。仏教のエッセンスを西洋人にわかりやすくしたのが心理学なんですよ。

さらに、哲学とかも全部追求していくと本質的には同じことを言っていたりするんですよね。悟りだったりワンネスだったり、いろんな言い方はあるんですけど、すべての根源であり本質をわかったうえで、物事をみていくと、なんかみんなとらわれているなってわかってきたりするんです。

それは、良いとか悪いではないんです。例えばロイヤルミルクティがここにあります。シロップを入れる人と入れない人がいます。さらに自身が入れないだけでなく、人がシロップを入れることまでも嫌う人もいる。シロップを入れることが悪であるかのように、勝手に悪を創りだしているんです。それによってストレスになっている人も多いです。
例えば、自身のアトピーを治そうと、健康分野に関心を持った方が、食生活を見直したり、添加物をなくすことで改善したと思ったときに、そういった方が陥りがちなのが、いきすぎるという問題があります。添加物は悪だとか。自然のものでないと、だめだとか。そこに過剰に縛られて、考え方、行動、人間関係まで縛られていった結果、また再発する場合があります。つまりバランスなんです。いいとか悪いとか、好きとか嫌いとか、2元論で表されるこの領域にいると偏るので、俯瞰してみるのが大事です。俯瞰して、すべてを見通せることが大切なんです。

記者 そうですね。

鎌田 僕はそういった意味で、その人より、その人が生み出した結果の背景にあたる原因に興味がありますし、原因から病気をなくしたいと考えています。

素直になった

記者 どんな心のあり方や認識の変化が今の活躍につながっていますか?

鎌田 素直になったことですね
自分の感じていることに対して素直に発言していったり、行動に移していく、それを意識しています。

記者 意識し始めたきっかけがあったのでしょうか?

鎌田 不安恐怖に苛まれていた空白の3年間と呼んでいる期間が過去にありまして、その間に、本を読んだり自己啓発セミナーを受けたりしていました。そうしている間に、素直さを捨てていたことに気がついたんです。そこから、直感や感じたことを出していくようになりました。
そうしたら楽になりました。
苦しいときは苦しい。結構、すぐに嫌ですって言うようになりました(笑)それまでが相当に苦しかったってこともあるんでしょうね。

その代わりに、興味あることに対しては食い気味で行きます(笑)

記者 これからAIが活躍する時代になっていきますが、必要とされるニーズはなんだと思いますか?

鎌田 クリエイティビティだと思います
AIができることは過去のデータを集積を整理して、答えを出すところなので、そこじゃないところだと思います。
人間にしかできないクリエイティブなことだったり、アートなところであったり、自分の価値観をいかに表現していけるかなど。
5年くらい前に岡本太郎に興味もったのですが。本を読んだときに、人生っていうのは芸術そのものだと思ったんです。岡本太郎っていうのはそれをアートで表現しているんです。

人生芸術。AI時代に必要なこととは、それこそ、素直に感じていることを表現していくそのようなことではないでしょうか
それはデータの蓄積ではなく人の感性によるものなのでAIにはできません。
そのクリエイティビティを作っていくためには、っていうのを自分のセミナーでも話してます。

記者 どんな美しい未来を作っていきたいですか?

美しいか否かはどっちでもよくて、なるようにしかならないと思います。
そのときに根本的なところに戻っていく、概念にとらわれない人をつくっていくのが大事だと思っています
抽象度高いんですけど、その中で何でもいいんです。
例えば、人は幸せを求めがちですけど、求めたところで仕方ない。この瞬間、瞬間が幸せそのものなんで、それにみんな気づいていくことが大切だと考えています。

幸せを求めるってことは幸せでない現実を創り出しているので、永遠に満たされないでしょう。

記者 ありがとうございます。幸せを求めるのでなく、幸せから出発する。大事なことだなと思います。

今回担当させていただいた、坂中と岸本です。

鎌田さんには、ここには書ききれないたくさんの人生のお話から聞かせていただきました。ご自身で空白の三年間と呼んでいる時代を経験したことは、鎌田さんが本当大きく羽ばたくきっかけだったと感じてます。

鎌田さんの情報はこちらから

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https://line.me/R/ti/p/%40iom6236p

鎌田さん、本当にありがとうございました!

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