自信を持ちたい方必見!ビジネスボイストレーナー“毛利 大介さん”
ビジネスボイトレ・モテ声レッスン・音痴矯正など、 声を通して人生を輝かせ、自信のない人をゼロにするという夢を持つ、ボイストレーニングスクール「VoiceCrew」校長 毛利大介さんにお話を伺いました。
毛利 大介さんプロフィール
株式会社 Voice Crew代表取締役/フリーボイストレーナー
出身地:秋田県
活動地域:東京都
経歴:2009年よりボイストレーナーとして、声に悩む人々の指導にあたる。
現在では「ビジネスボイストレーナー」として、「決まるセミナーメソッド」等のノウハウを独自に生み出し、経営者や営業マンのトレーニングをするなど、多くの人々の声を輝かせ続けている。また、現役衆議院議員の顧問をするなど、活動の幅を広げている。
現在の活動:ボイストレーニングスクール「Voice Crew」運営、ユーチューバー「毛利大介の自信アップch」
座右の銘:声が先、心が後
「声」をツールに自信をつける
記者 まず毛利さんの夢やビジョンについて聞かせてください。
毛利大介さん(以下、敬称略) 日本から自信がない人をゼロにすることです。日本人は「自信がない」と言う人が多すぎる。
みなさん一人ひとり魅力的だなと思うのに、本人は「自信がない」と言うのが私はもったいないとヤキモキします。
声というのはすごくいいツールなんです。株式会社 VoiceCrewの理念は自信がないと言ってる方をゼロにすることです。会社のビジョンとしては、例えば、腹筋割りたかったら「ライザップ行けば?」という感覚で、自信つけたかったら「VoiceCrew行けば?」みたいになることです。
記者 そのビジョンを実現するために、どんな計画を立てていますか?
毛利 私が提供しているのがボイストレーニングです。その中でもメインがビジネスボイストレーニング。スピーチをする方やセミナーをする方、セールスをする方の話し方のトレーニングです。かっこよく話せるようになるとみなさん自信がつくんです。また、女性向けには「歌って踊ってシェイプアップ」という、ボイササイズを提供しています。歌も踊りもやったことない人が、アーティストのようにかっこよくなっていきます。これを3年後には横浜校、名古屋校、大阪校ぐらいまで拡大できればと考えています。
現在、政治家さんのスピーチ顧問としてボイストレーニングをやっています。日本の政治家さんがボイストレーニングを受けるのが当たり前にしたいと思っています。政治家さんは、人前で話す最たる職業なのにも関わらず、誰もボイストレーニングを受けたことがないんです。
話し方を教えるスピーチコーチや、滑舌を直すという方もいらっしゃいますが、「声質」を変えられる人って少ないと思います。
記者 声質を変えるんですね?使用前・使用後みたいなのがあればビックリするでしょうね。
毛利 私はもともと声にコンプレックスがありました。
どうやったら福山雅治さんみたいな声になるんだろうというのがきっかけで、コンプレックスを克服するために声オタクになって、めちゃくちゃ研究しました。例えば、「胸を鳴らす」という技術があるんですが、これをやるとウーハーのスイッチを入れたみたいに低音が響きます。家に帰ると素の声に戻り、出川哲郎さんみたいになります(笑)。声を変えることで、人に与える印象が全然違います。
自分の見せたい自分になれる
記者 活動する中での指針や大切にしていることを聞かせてください。
毛利 自信をつけて頂くために、その方の良い部分に注目し伸ばすということですね。私のレッスンに来るとめちゃくちゃ褒められます。
短時間で声は確実に変わるので、その一つ一つの小さな変化をめちゃくちゃ褒めます。そうすると楽しくなって、変化が着実に起きてるようになるんです。その方の変化・進化に注目するように心がけ、スタッフにも意識して指導をしています。
人の輝く顔が見たい
記者 今のボイストレーナーの活動をするようになったきっかけを聞かせてください。
毛利 シンガーソングライターになって初めてライブハウスに出演した時に、自分の歌っている動画を見たら、自分の声がイメージと反してだみ声でした。それにショックを受け、声がコンプレックスになりました。それがきっかけでめっちゃ研究し、声を声を変えることで自信がついたんです。
2014年くらいだったと思いますが、30歳も過ぎた頃、シンガーソングライターをやりながらボイストレーナー、塾講師の仕事もしていました。どれもやりがいがあり、楽しんでやっていました。
しかし、「俺は何をしたいんだろう」という疑問が湧くようになりました。シンガーソングライターで売れるために上京してきたはずが、他の仕事をしている時間の方が長いし、ファンからも「もっと歌ってください」と言われる。そこで自分と徹底的に向き合いました。
結果的に出た答えが「人の輝く顔が見たい」でした。自信がない人が自信をつけた瞬間とか、夢がない人が夢を見つけた瞬間って人の顔が輝くんです。そんな人の顔を見るのが自分のやりたいことだと気づきました。これはお金をもらわなくてもやりたいくらい、心がワクワクしますし、幸せを感じます。ボイストレーニングなんて最たるものなんですよ。
そこで歌は手段だったことに気づきました。今まで人生の目的だと思って10年以上取り組んできたシンガーソングライターが、手段にしかすぎなかったということに気づいてしまったので、その時は結構ショックでした。今は自分を幸せにする方法が分かったので、人生めっちゃ楽しいです。
青春時代のように何かに懸ける生き方がしたかった
記者 教育大学を卒業された毛利さんですが、家族は教師一家なんですよね?なぜ歌の世界へ行ったのか教えて頂けますか。
毛利 家族、親戚一同学校の先生です。親戚集まると私以外が先生です。 私も両親がやりがいを持って仕事をしている姿を見て、学校の先生になりたいと思って教育大学に進みました。
大学時代、塾のアルバイトをしていた時の上司に言われた言葉があります。それが「死ぬほど努力して、死ぬほど工夫すれば、日本一は難しくても、五本の指だったらどんなに才能がなくてもなれる」と。
私は器用貧乏で、何でもできる反面、絶対一位になれないことがコンプレックスでした。それを聞いて、何か一つに突き抜けるという人生を歩んでみたいなって思ったんです。そして、歌をやろうと決めました。
歌は大好きでしたが、当時は楽譜の“が”の字も知らなかったので、22歳から音楽の勉強を始めました。大学卒業する時にはシンガーソングライターになろうと決め、親に「先生にはならん、シンガーになる」と言って若干もめましたが、覚悟は決まっていたので不安や恐怖はなかったですね。
記者 何か一つのことで突き抜けたかったんですね。
毛利 そうですね、器用貧乏だったこともコンプレックスだったので、そんな自分を変えたかったです。
変わりたいと思う心が素晴らしい
記者 座右の銘聞かせていただけますか。
毛利 「声が先、心が後」です。元々「言葉が先、心が後」っていう言葉があるそうです。感謝ができなかった人がすべてに対して「ありがとう」を言うようにしたら、身近な些細なことに気づけるようになり、結果すべてのことに自然と感謝できるようになった、という話を聞きました。
いきなりマインドを変えるのは難しいから、行動から変えましょうということです。自分に自信がないときは、周りになんと言われようと、「自分に自信ある」と言い聞かせようと、難しいものです。しかし、「自信ある風な声」は1レッスンでできます。「自信ある風」でいいんです。
そうすると周りからの評価が変わり、確実に自信につながっていきます。
自信は絶対後からついてくるので声が先でいいです。そういうやり方で自信がついていく人もいていいんじゃないかな、と思っています。
変えられないと思っている最たるものが声
声は誰でも変えられます。しかも、早く結果が出る最強のツールです。声を変えられなかったら、ものまね芸人がいるわけないんですよ。
声を変えることで自信がつき、それをきっかけにいろんなことを乗り越えられる人になっていくんじゃないかと思っています。
記者 最後に読者へのメッセージをお願いします。
毛利 今の人生を変えたいと思っている方にはとにかく「絶対できるよ」と言ってあげたいです。誰でも変われるので、もし自分が変われば人生が変わります。その手段の一つとして“声”があることを知っていただきたいです。声が変われば人生変わります。
記者 本日は貴重なお話をありがとうございました。
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【編集後記】
インタビューを担当した陣内と森川です。
以前毛利さんのライブを観に行ったことがあり、久しぶりの再会でした。シンガーソングライターからボイストレーナーという新たな道を歩まれるようになった背景をお聞きする中で、自分自身ととことん向き合ったというお話に、とても感動しました。
実際にトレーニングを受けた方の使用前・使用後の声を聴かせていただいたのですが、1回で驚くほど変化していました。ご興味ある方にはぜひ体験してほしいと思います。
毛利さんのますますのご活躍、応援してます。