イラスト縁というみんなで喜びを共有できるつながりをつくっている のまひろしさん

プロフィール
大阪出身
2014年、美容師の世界から突然イラストの道に転身
いきなり200人以上動員のイベントを主催し、
数々のアーティストのデザインを手がける
2015年、時計職人文字盤デザインコンペ受賞
2016年、図書館主催ハロウィンイラスト展最多人気投票獲得
2017年、ブライダルピクトグラムデザインコンペ受賞
その後ユーチューバーのサムネイルデザインなども手がけ、
2020年9月、独特の世界観とメッセージ性を兼ね備えたイラストやデザインを通して、多方面の人と人を繋ぐ
コミュニケーションコンテンツ『イラスト縁』をtwitterで開始。

つながることから可能性が開けていく

Q1.あなたの夢・ビジョンはなんですか?

のまさん(以下敬称略):イラストやデザインを描くということをやってきました。本来だったら自分の作品を前に押し出していってということをしますが、今はそのことから変わってきていて、僕のイラストを見に来てくれる人、応援してくれる人を色んな人とつなげることをしていきたいと思っています。 イラストやデザインなどを通じてみんなをつなぐ活動なんですが、 僕はこの活動をイラスト縁と呼んでいます。

記者:そのつながりが広がっていった先にはどんな未来があると思われますか?

のま:色々な方面で活動をされている方がいらっしゃいますが、僕が大きくなりつながりをつくることでその人達がもっと活動しやすくなるのではないかと思っています。 例えばTwitterのフォロワーさんの数だけで言うのは間違いかもしれないですが、むちゃくちゃ頑張っているけどフォロワーさんの数が100人ぐらいの方がいたとして、そこから中々伸びなかったとします。 これはイラストの活動をしている僕の経験上、この状況だとなかなか発信活動としては滞ってしまいます。 そこで、僕がイラストを描いて、その人を色んな人とつなげていったら、その先にはその人の活動に共感する人が増える可能性が高まり、その人自身が世の中に見つかりやすくなり大きくなっていきます。
その人が例えばミュージシャンだとして、歌がめちゃくちゃ上手くて、ルックスも格好いいのに日の目をみなかったらもったいないじゃないですか。 僕のことを知っている人がいっぱいて、僕がその人のCDやジャケットのイラストを描いたとします。 すると、のまさんが描いたなら、そのミュージシャンの曲を聞いてみようかなとなる人がいるかもしれません。 そんなウインウインの効果があるといいですよね。
今、僕のフォロワーさんで実際に僕の描いた絵を元にネイルデザインにしてくれているネイリストの方がいます。 けれどその人はまだ多くの方にはまだ知られてはいない。 僕も美容師を10年位やっていたからわかるのですが、美容業界はお店の外の世界まで飛び越えにくいです。 僕とつながって、その人をひっぱりあげることができたら、一ネイリストとしてお店を飛び越えて日本中や世界中で活躍できると思うんです。 僕はその人のことを全力で応援しています。 その人がなかなか届けることが難しいところまで僕が代わりにその人のことを応援し、届けてもいきます。 そういうことを色々な人にやっていきたいです。 やっぱり、僕は頑張ってて素敵な人がいっぱいいるのに、世の中に見つからないのが悔しいし、もったいないと思うんです。

記者:相手の方とひとつになって、その人の夢を一緒に実現しようとしているんですね。

のま:そうです!それめっちゃしたいことです! 絶対に凄い人は沢山いるのに、その凄さをみつけてもらえていない人も沢山います。 僕の周りでもめちゃくちゃ頑張っている人は沢山いて、なぜこの人が、これだけのことをやっているのに、それがどうして世の中にみつからないのかと思うと自分も悔しくなってきます。 何とかしたいと思うけど、今の自分の力では難しいと思うところもあるので、できることとして、色々な人と人をつなげていくこと。そうすることで自分自身も発信力が高まり、僕自身が大きくなったらその人自身をひっぱりあげることができると思っています。

まずは10000人を目指して

Q2.どのような目標計画をお持ちですか?

のま:今、僕の発信する場所は主にTwitterになっています。Twitterに力を入れ始めたのが今年の9月くらいです。それまでは普通に何も考えずつぶやいてるだけでした。そこから、人をつなげることをやりたいと思った時に、発信力を高めないと、僕自身が世の中に見つけてもらえないとできないと思いました。そのみつけてもらえない状態で、いくら僕が発信しても、世界一のイラストを描いたとしても広まりません。 それではいけないと思って、発信の仕方を変えました。変えてから、今ひと月に1000人ずつ位フォロワーさんが増えています。 直近の目標としては、来年の9月までにはフォロワーさんの数は1万人を超えようと思っています。最低のラインが1万人です。その理由は、僕が救える人の数はフォロワー数以下の人だと思うんです。 だから1万人でも少ないと思っていて、最低ラインが1万人です。1万人いたらフォロワーさんの数が1万人以下の発信者の方を助けることができます。

イラスト縁でのつながりつくり

Q3.今はどのような活動をされていますか?

のまイラスト縁というつながりつくりをTwitterでしています。
みんなで話したり、みんなのハッピーを皆で祝う、共有するということをしています。 発信の仕方を変えるまではイラスト描いていても、「いいね」がつく数は10くらいでした。 イラスト描いて発信していてその数だと、悲しくなってきますよね。 最初僕がTwitterに力を入れ始めた時、おはようツイートをしてくれた人全員に「絶対いい日になります」という内容のネタツイートを返していたんです。 その人の直近のツイートとか全部読んで、それを頭の中で瞬間的に意味変してひねって、「絶対いい日になりますよ」という内容のネタツイートを一日40人から60人位の人達に贈ることを一か月続けました。 そこからありがたいことにフォロワーさんが1000人増えました。 もう朝出勤するまでに20件以上、仕事の休憩時間、退社後の時間、全てtwitterに費やしました。 毎朝のツイートには全部違うイラストを載せて、イラストをみてくれる人全員に挨拶と「いい日になります」ツイートをしました。

今日はいい日になるよ

Q4.人をつなげたいと思ったきっかけはあったのですか?

のま:もともとイラストの仕事以外に、めちゃくちゃ身体がきつい、重労働の仕事をしてました。その中でたまに助けてくれる人がいて、その助けてくれた人に「助けてくれたから、今日は絶対いい日になるよ。」という内容でお礼をしていたんですよ。 すると、めちゃくちゃ疲れてる時でもスタッフが笑顔になるんです。その声をかけたことで自分もそのスタッフもいい一日のスタートが切れます。 そういったことがあって、今コロナ禍の中で何が自分にできるかを考えたときに、イラストを見に来てくれる人に、この絶対にいい日なる良いという内容のツイートをしたら、みんな笑顔になれるかなと思ったのがきっかけです。それでみんな笑顔になって、集まった人をつなげたらもっと面白いと思いました。

Q5. もともとそういうつながりをつくりたいと思っていたのですか?

のま:僕はやりたいと思っていた仕事はほぼやってきました。そして美容師の仕事が最後と思っていたところ、イラスト描くことへ転身しました。その色々な仕事してきた中で頑張っている人を沢山見てきました。 またイラストの仕事では、行動して作品見てもらって仕事につなげたところから、人と人の繋がりができ、また違う仕事をもらったりなど沢山ありました。 その中で頑張っている人のつながりを全部盛り上げていけたらいいなと思っていました。

記者:どのくらいの数のお仕事をされてきたのですか。

のま:仕事の数は言い表せないくらいしてきました。時間も一日23時間くらい仕事をしていました。

記者:お仕事への関わり方が凄いハードに感じますが原動力は何ですか。

のま:どうせ人生1回だから、やりたいことは全部やってみようという軽い感じです。やり始めは軽いんですけど、やりだすととことんやるので、納得したところまでやって、次に行こうとなります。

記者:小さい時からやりたいことをやってきたのですか?

のま:保育園の時はひたすら何かをつくっていました。友達の家にあるおもちゃを欲しいけど、買ってと親に言えないから、自分で工夫してそれに近いものを作っていました。小学生の時はドラゴンボールの絵ばかり描いて、漫画家になりたいと思っていました。 高校の時は勉強ではなくて、仕事をして自分の力で暮らせないとヤバイなと思っていました。親がいなくなったら暮らしていけないのではないか、自分一人で生きていけないとダメだと思っていたので、自立したのは早かったです。 そこから、やりたい仕事はやってきました。唯一やっていないのはパンやさんです。けれどやれなかった代わりと言ってはなんですが、今は毎週末パンケーキを焼いてます。カフェみたいなパンケーキです。 子育てしてるとなかなかカフェとか行きづらいので家をカフェみたいにしてます。 奥さんの気分転換にと考えて始めたことも、今では自分が自己満で楽しんでます。

誰もやったことのない応援をする

Q6.最後にのまさんから伝えたいことはありますか?

イラスト描くようになって、アーティストのジャケットを描いてみたいと思っていたことも実現したので、僕自身のことはもういいです。 今はお伝えしているように、つながりをつくり、頑張っている人を引き上げたいです。それには自分に力がないとできません。そこはやりたいと思っています。応援しますと声をかけてくれる人はいるけど、みんな応援がこっそりなんですよね。運動会で白組と紅組応援していて、紅組は盛り上がっているのに、白組は声でてなかったらどう思いますか?応援していることがわからないじゃないですか。それは届かない応援で白組の選手からしたら声に出して欲しいですよね。 発信してる人も同じで、声に出して欲しいと思ってると思います。 Twitterとか何をコメントしていいかわからないという人が多いけれど、僕がイラストを描いているので、それを見てつぶやいたりしてくれれば、それを僕は全部拾います。 だから勇気なんていらないからイラスト縁に飛び込んできてください。 イラスト縁は今はTwitterですが、もっと本気の応援があります。多分他の方がしないであろう応援をしていきます。それをやるには1万人以上のフォロワーがいないとできません。それをやります。色々なSNSにもリンクさせていき、最終的にはSNSだけではないつながりをつくります。 コロナがあって、元の世界に戻って欲しいという人もいるけど、今の現状になったからこそ、今僕がやろうとしているイラスト縁を面白いと思ってくれてると思うし、そういう人達をつなげていきます。今は現実で人と会うより、SNSで人と話してる方が多くなっていると思うので、SNSで出会うことを意味あるものにしたでいす。

記者:お話を聞いていて、のまさんのつくるつながりの暖かさをすごく感じました。この先どんな応援がなされていくのかとっても楽しみですし、私も応援したいし、一緒につくっていければ嬉しいなと感じました。本日はありがとうございました。

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のま ひろしさんの詳細情報はこちら
↓↓↓
https://html.co.jp/hiroshi_NOMA
Twitter://twitter.com/hiroshi_NOMA?s=20
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【編集後記】
今回インタビュー記事を担当した善家&見並です。
日ごろ、のまさんのTwitterの投稿を拝見し、そのイラストに癒されていたのと、暖かいつながりをつくっていらっしゃるということ、また私自身がのまさんの活動を通して、Twitterの楽しさを知ったというのもあり、今回ぜひお話をお聞きしたいと思い、インタビューさせていただきました。お話聞いていると楽しすぎて、この時間だけでは足りない感じでしたが、のまさんのつながりをつくりたい本気さも伝わってきて、その海に飛び込みたい思いになりました。今後のさらなるご活躍を期待しています。

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