おもてなしの心で人と人を接着するミスターボンド、社交サロン ザ・クラブジャパン関西「CS(おもてなし)・ホスピタリティ・アカデミー&ランチ社交会」会長 原田忠義さん

永年にわたり培ってきた人脈を生かし、おもてなしの心で出会いの場をつくり、人と人を繋ぎ合わせるミスターボンド(人間接着剤)原田忠義さんにお話をお伺いしました。

~原田忠義さんプロフィール~

活動地域:関西

経歴:淡路島出身の父、都志城主都志氏末裔であり、出雲大社 北島国造を親戚に持ち、昭和18年生まれる。コンクリートなど建設資材を販売する商社の名物営業マンとして活躍。出会ったお客様はもちろん、接待先のお店の人にも心を通わせ、すべての人を大事にする姿勢から、多くの方から絶大な信頼を得る。

現在の職業及び活動:社交文化を楽しみ、交流を通じて心のふれ合い、 友情を深め、より豊かな人生を共に育んでいくために社交サロン「ザ・クラブジャパン関西」を設立した伝説のホテルマン林田正光氏の亡き後を継ぎ、平成23年より会長に就任。

この(令和元年)9月には、CS(おもてなし)・ホスピタリティ・アカデミー&ランチ社交会は100回、社交サロン「ザ・クラブジャパン関西」は10月に18周年という節目を迎える。

座右の銘:良き出会いで花開き、心を交わせ実を結ぶ。

Q 今、目指してる夢や目標は何ですか?

原田忠義さん(以下原田、敬省略。):
若い人に私の人脈と格言と知恵を伝えていきたいです。それが私のこれからの仕事です。それは生涯学習でもあります。だからアカデミーを開催しています。いま、親から子に伝えることも難しいので、私から伝えます。
伝える中身は、教科書に書いていない、六法全書にも書いていないことです。でも私の役割は、その場づくりです。主役はみんなです。私は、ボンドの役割人間接着剤世話人の代表をしていると認識しています。

あと若い人に歴史的観念を持ってほしい。今の日本の歴史に対するイメージは、外国の人から勝手に決めつけられて教えられている状態になっています。歴史をしっかりと紐解いて、“過去・現在・これから”を明確にしていくことが必要ですね。歴史に気づいて欲しい。学びとは、気づきなんです。

Q いつもエネルギッシュでいる原動力はなんですか?

原田:原動力はこの会(CS(おもてなし)・ホスピタリティ・アカデミー&ランチ社交会:毎月第一水曜日開催)へのやりがいです。みなさんが、ほんとに忙しいにも関わらず、会に集まってくれる。それが嬉しい。感謝です。ほんとうに感謝しているのです。みんなが来てくれるのが奇跡です。欠席しても、声をかけてくれる。それだけでも有り難く、感謝なんです。

この会は、お金の縛りがあるわけでなく、取引関係だからというわけでもなく、一人一人が、大阪城の石垣を積み上げているように集まってくれる。全部、心の繋がりです。
「感動・友情・絆・感謝」を大切に、「出会い・触れあい・和気藹々(わきあいあい)・学び合い・支え合い」を伝えていくのが私の仕事です。
「よき出会いで花開き、心を交わせ実を結ぶ」「出会いは一瞬、付き合いは一生」であって欲しいけれども、それだけではだめです。
心の会話をして、何かその人の実を結ばなければなりません。成果をあげていく会にしたいと思います。

Q 生きる上で大切「にしていることは何ですか?

原田:ピンチはチャンス!特に今年は変化がチャンスになると思っています。
いろんな人生がありますが、人間がオギャーと生まれてからは、毎日が試練の世界。「明日」という字は明るいと書いて色々とありますように、はっきり申しますと毎日が正念場です。いつなんどき地震が起こるかもわかりません。だから人生のクライマックスは、いつもいつも「今」だと思っています。この瞬間を味わうことが大事です。
正念場の「正」の字は、一回止まると書きます。「念」の字は、今の心。だから今の心の場が正念場です。

夢は漠然と持っているだけではだめです。建築でも工程表書くのと一緒で、念じないといけない。人生のクライマックスは今、その心を持続させること。念ずれば花開く!

そしてもう一つ。人間は人の間と書くように、潤滑油、オイルの役割が必要になります。これがボンドです。
あなたが入ったら場が明るくなる、人と人の間を繋いでくれる上にも下にも行ける繋ぐ役割が組織には欠かせません。もしも土が枯れていたら、「水をやりましょうか?」のひと言を掛けてあげてください。
人には愛を、生活はユーモアで楽しく笑顔で。これ大事、基本だと思っております。海外に行く時は「すみません」「ありがとう」の単語だけしか言えませんが、何に対しても感謝の心、笑顔と素直さが大切だと思います。

Q 今の時代にメッセージをお願いします

原田:順調な時ほどバックして反省してみることが必要だと思っています。気づきが大切なんです。「歯は両親から授かったダイアモンド」ダイアモンドは磨かないと光らない、歯を毎日磨くことで歳を取っても自分の歯で食べられる。単に「歯」ではなく、この気づきが大切なんです。

 自然に逆らわず感謝して生きる。希望に起き、感謝に眠る」今日もありがとうという気持ちで眠る。眠ったからといって明日、目覚めるとは限らないという思いで感謝して生きることが大切だと思っています。

記者:原田さんの意志による熱意が、多くの方と繋がり、繋げていく人間接着剤「ミスターボンド」になる源であり、またその多くの方と繋がる姿に感謝することが、エネルギーになっていることがよく分かりました。
今日は、お話を聞かせていただき、ありがとうございました。

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原田忠義さんに関する情報はこちらです
↓↓↓
【社交サロン ザ・クラブジャパン関西HP】
http://www.cjp-kansai.com/

【編集後記】
インタビューを担当した山口・所です。
お話をされている時、おもてなしの心で、何にでも関心を持ち、一つ一つのことに感動して、全力でお話をされていたのがとても印象的でした。
取材の途中で掛かってきたお電話にも、一つ一つ丁寧にご対応されていることからも、日頃からの姿勢をみて、気づかされることがありました。
失礼かもしれませんが、76歳(令和元年現在)のご年齢とは思えない、エネルギッシュさと同時に、お茶目なお人柄がとても魅力的です。

多くの方のご縁を繋げられている原田会長。
益々お元気で、次々飛び出す原田語録をこれからも楽しみにしております!

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