もっと(More)できるよ!原石をともに磨き輝かせる株式会社モア・エージェンシー代表取締役“桑奈みみ”さん

ハッとする美しさに目を奪われる桑奈みみさん。にわかに信じられませんが、子どもの頃は臆病で大人しく目立たない女の子だったようです。そこからどんな変化があり、芸能プロダクションを立ち上げ、今に至るのか?たっぷりお話を伺いました。

●プロフィール●
<出身地>熊本県
<活動地域>福岡、東京、その他
<経歴>ホテルフロント、大手ゼネコンの受付を経てカナダへ留学。帰国後、ラジオパーソナリティーや司会業、MC、レポーター等の経験を重ね「株式会社マル・ベリー・プロモーション」設立
<現在の職業および活動>芸能プロダクション「株式会社モア・エージェンシー」代表取締役、モデルサークルサイト「ちょこモ」運営
<座右の銘>艱難汝を玉にす(多くの苦しみや困難を経て初めて立派な人間となる意の諺)

『いつでも自分の「自季」、自分の季節とおもうときがチャレンジのとき』


記者 芸能プロダクションを興されたキッカケはなんですか?

桑奈みみさん(以下桑奈) 20代の頃でした。得意の英語を活かしてたくて、カナダ移住を考えていたときでした。ある方から「ラジオのパーソナリティをやらないか?」とお話を頂いたんです。でも当時は自信もなく臆病だったので何度も断っていたのですが、その方は頑なに、「カナダはいつでも行ける。でもこれは今しかない!」と。そこで「実力も何もありません」と伝えると「まず場所を与える。空洞は今から君が少しずつ埋めればいい。」とおっしゃったのです。

その方に背中を強く押してもらったことで「何もない自分でもチャレンジしていいのかな…」と思え、また今までの弱気な自分に決別したい気持ちが膨らみ、最終的に「やる」決断をしました。

数年経験を積むなかで、「今度は私が誰かの背中を押してあげる側になりたい!」と思うようになっていったのです。

記者 女性の起業家がまだ少ない頃と思いますが、抵抗はなかったのですか?

桑奈 確かに経験もスキルも何もなかったので、無謀だったかもしれませんね。実際、小さな部屋とパソコン1台からスタートしました。

以前から、不思議と「経営者になる」という予感はあったんです。今思えば父の言葉が影響しているのかもしれません。脳梗塞で倒れサラリーマンを辞めねばならなくなった父は会社を興しました。その父の会社を手伝っていた時、こう言われました。「お前は経営に向いているな。将来は経営者か経営者の嫁になれ。」と。その言葉通り、私が起業したとき真っ先に応援してくれたのは父でした。

この世界に飛び込み数年で起業、その後12年間がむしゃらに走り続け、会社は大きく成長しました。ただ心残りは本当に力を入れたかった芸能関係になかなかシフトできなかったことです。

そこで思い切ってすべてをリセットして立ち上げたのが現在の「株式会社モア・エージェンシー」です。

記者 活動する中での「発見」があれば教えてください。

桑奈 いつでも自分の「自季」自分の季節であること。
私が作った造語なんですけどね!

「人間はいつでも変わることができる」ということですね。やろうと思ったときが「やる時」。いつでも誰でも輝ける。ミセスの方でも定年退職された方でも、いつでも「今だ!」と思えば、チャレンジしていいんです。

記者 その発見に至る背景は何ですか?

桑奈 そうですね。それは「私が変われたから」ですね。

私は子供の頃から臆病で大人しい性格でした。でも、そんな自分を爆発させたい!主張したい!輝きたい!という想いは、つねに心のどこかにあって。でも思い切れないまま年齢を重ね、20代でラジオにチャレンジするときは、もう遅いかも…と考えが渦巻いて、怖くて堪らなかったですね。

しかしやってみたら、実はそうではなかった。
私は変わる事ができたんです。失敗しても原因を考え修正し前に進むことで成長できる。前に進むことで必ず新しい出会いや発見がある。そこに予想外の道が拡がることが何度もありました。

壁に当たり、挫折を味わい、紆余曲折を繰り返し、そのたびに変われる。戻る事はできないけど、修復はできる。「また別の道があるんだ!」と方向転換してきました。

ですから今の私は、決断は速攻!。食わず嫌い、選り好みもしませんね。何でも興味を持ち、些細な出会いも大切に拾っています。さほど興味がなくても、いざ飛び込んでみると思わぬ展開につながることも。良いことも悪いこともとにかく何でも経験しちゃえばいいと今は思えます。

記者 そうはいっても、新しい世界に飛び込んだり、大きくなった1社目をリセットするのは、相当な勇気のいることだと思いますが?

桑奈 決めたら「やる」を繰り返すうちに不安がなくなりましたね。なぜなら「やれる」と思うから。ですから今は「やるか・やらないか」のシンプルな二者択一のみ。「やる」を選択して、また次の「やる」を選択する。その道を全部たどるのです。

1社目をリセットしたときもそうでした。当然、タレントゼロからの出発でしたが全く不安はなくて。そこで、ふっとひらめいたのが「ちょこモ」でした。

記者 「ちょこモ」とは何ですか?

桑奈 ちょこっとモデル体験が出来るモデルサークルです。自分を輝かせたり、表に出ることには興味があっても、尻込みしてスタートできない学生さんやOLさんは意外と多くて。しかしもし「モデル活動が気軽にちょこっと経験できて、楽しい!と感じられたら、プロになりたいという気持ちが生まれるかもしれない…」と。

そこでまずは、カメラマンさんにボランティアで撮影をお願いして、「無料撮影会」を開きました。撮影以外のヘアメイクやポージング等は、すべて私が担当。撮影会で撮った写真をプレゼントしたら、皆さん本当に喜んでくださり、参加したほとんど全員がモデル活動をスタートし、プロの世界を目指しています!そこから「ちょこモ」が誕生しました!

記者 凄い確率ですね!成約率の高さの秘密はなんでしょう?

桑奈 彼女たち自身が、自分の変化に驚くのです。自分の姿があまりに綺麗で。ぎこちなかったポーズも時間とともに、目はキラキラ、表情も豊かになり、様になってくる。娘さんの変化に感動したお母さまもたくさんいらっしゃいました。撮影の間、コミュニケーションもたくさんとるので安心や信頼をしていただけるのも大きいと思います。

記者 新しいスカウトの形をつくられたのですね!ある意味“発明”ですね!

桑奈 そうですね。新しいカタチを創れたのは素直に嬉しいですね。
「ちょこモ」は気軽さがカギ。「気軽にちょこっとやってみよう!」と小さなチャレンジがスタートできて、現場に応じて特典もあったり。プロのお仕事に触れるチャンスもあります!

お陰で登録数は初年度で200人、現在は250名超え。無所属の方が登録しやすいのも魅力のひとつです。一人での活動には限界がありますからね。企業様もプロのタレントは「モア・エージェンシー」に、エキストラなど気軽なものは「ちょこモ」にと、使い分けができ、予算や用途別に選択できるので喜ばれてます。

有り難いことに、徐々に才能も芽吹き始めています。CM出演やファッションショーモデル出演・ドラマや映画出演はもちろんですが、ミスアース日本代表に選ばれたり、日本全国・海外でのお仕事も増えてきています。活動の場は様々!ちょこモから選ばれた優秀な人材がモア・エージェンシーのタレントとして今、活き活きと活躍しています!!

「ちょこモから世界へ!!」いずれ、育てたタレントと一緒にレッドカーペットを歩くのが私の夢です。

記者 ちょこモとモア・エージェンシー両方を運営されていて大変じゃないですか?

桑奈 そう思うでしょう?でも実は反対で楽しいんです(笑)
ちょこモは「原石を見つける場所・いっぱい出会う場所」だから。

出会いといえば「生きている以上、どれだけの人と出会えるのか」が重要だと思っていて。会社を創った最大の目的は人が集まる場所を作る事。私には、人が何よりも財産ですし、稼ぐこと以前に人が集まる場所が大事。会社を創らなければこれほど多くの方との出会いは不可能だった。ですから15年やってきた中で一番の財産は「人との出会い」だと思います。

記者 株式会社モア・エージェンシーの今の夢やビジョンは何ですか? 

桑奈 輝ける場所を提供したい。そして、誰もが「表現者」であってほしい。それが私の願いです。その活躍の場がエンタメ業界だと思ってますし、人を育て、活躍の場を創ることが私の役割。必要とされる人や場を創っていきたい。

「私なんて…。」が口癖だった女性がドンドン綺麗になり、自分を表に出したくなる。そして客観的に自分を見られるようになり「もっとお仕事ください!」と表に出ようとしてくる。自信が持てることは凄いことです。

またミセスやシニアの方など、年代問わずワクワクできる場を提供できるのがこの業界ですし、第2の人生の生きがいになる方もいらっしゃいます。楽しむ側も提供する側も世代を超えて喜べるものを創りだしていきたいですね。

記者 今後の計画や展開があれば教えてください

桑奈 輝く女性が増えることで、日本全体が変わります。
まずは福岡から九州を元気にして、地域貢献ができたら。それで「ちょこモ」を47全都道府県に広げることで地域貢献につなげたいと考えています。

というのも、女性が表に出ることを良しとしない地域も一部あると耳にしますし、まだまだ女性の活躍の場が制限されていると思うこともありました。

エンタメ業界を盛り上げることで、このような思考の変化の一端を担えたら…と、「ちょこモ」の支部を熊本と長崎に創ったんです。まずは九州からそして全国へ、モデル志望の活躍の場を広げ、地域活性化にもつなげようと。

女性の活躍の場を広げるには、女性側の姿勢の変化も必要と思います。
仕事においても「仕事ください」と受け身では難しい。「私にできることは?」「何が手伝えるの?」「どんな役に立てるの?」と相手のニーズを主体的にみることを始めないといけないですね。先方のニーズを理解し、それを提供することで、需要と供給を合致させられたら、お互い喜ばしいですよね。

そう考えると、全体的に女性がもっと自信を持つことが必要かと思います。自信を持ち、輝くことで自分の主張ができるようになり、男性との関わり方も変化させられると思うのです。

相手のニーズを理解し考え、アイデアに変えていく。例えるなら「求められた絵を白いキャンバスに描き、色を添えていく」ような作業です。
ですがいずれは、「自作の絵を買っていただく」ようになればいいなって思います。
いわゆる相手のニーズに合わせるだけでなく、相手が起用したくなるタレントを創出するということです。

記者 夢や計画の実現に向けて日々心がけて実践・実行されていることはありますか?

桑奈 苦しいときは立ち止まるのではなく「立ち返る」ことですかね。何が大事なのか?に立ち返れば、悩み苦しむ時間がなくなります。悩む時間があるのなら、大切にしている仲間や仕事に力を注いでいきたいですしね。
立ち止まらず、やり続ける。「やる」を選択する。やるを選択し続けて大事だと思うところに時間とエネルギーを費やす。そのお陰で自分がやっていた会社をリセットしたり、自分がやりたいことをやれている。そのように「時を逃がさない実践行動」を心がけていますね。

記者 人間代行者ともいわれるAIが台頭している今の時代、AIと人間との違い、またAIについて思うことはありますか?

桑奈 「心を揺さぶることができるのが人間」だと思います。生身の人間だから、心があり、感動やワクワクや発想が生まれる。だからタレントたちも、ただ容姿が美しいだけではダメ。どれだけ人の心を揺さぶれるかが勝負だと思うし、エンタメが必要な理由でもあります。

記者 人の心を揺さぶり、動かすために一番大切なものはなんでしょう?

桑奈 何よりも「自分が楽しむこと」ですね。自分がワクワクしていないと人はワクワクしない。自分が湧き出る泉“オアシス”になって、幸せを出していれば、それが波紋となってみんなが幸せになっていく。だから起こることは自分の責任でもあると思っています。

記者 最後にメッセージをお願いします

桑奈 人生はどん底もあれば、素晴らしいこともある。
“オアシス”とつながりますが、すべては自分が源であるということ。

以前の私は帯状疱疹や円形脱毛症になるほど悩んでばかりで。苦しみ抜いた末、気づきました。「周りのせいじゃなくて自分だ!」と。そこから人を責めるのではなく、自分の意識の変化にいけました。自分を見つめて正していけば、自然に解決するのだ、と。

“艱難汝玉とす”を座右の銘に、苦労は敢えて受け入れます。「この苦労は私を磨くためなんだ、だからもっと輝けるんだ!」と。モア・エージェンシーの「More」もそんな想いから名付けました。「もっとできる!まだまだだよ!今からだよ!もっとできるよ!」そんな想いで、これからもたくさんの原石を磨き、輝かせていきたいです。

記者 “More”の一言に、桑奈さんの生き方が凝縮しているようで感動しました。原石を輝かせる桑奈さんとの出会いがたくさん創れるように私も応援します。本日は貴重なお話をありがとうございました。

桑奈みみさんに関する情報はこちら
↓↓
モア・エージェンシー:https://more-agency.com/ 
ちょこモ:https://choco-mo.net/

【編集後記】

担当をした石橋、岡山です。とってもワクワクしながら、楽しそうにインタビューに答えていただきました。一つ一つの出会いを大事にし、もっとできる!とチャレンジされている姿はとても綺麗で、同性として魅力的に感じました。さらなる活躍を心よりお祈りしています。

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