人類OSのバージョンアップを地味変(アオヤマ タカミ)さん

100年使える電子書籍 「人生の方程式」を執筆中。「人類のOSのアップグレード」をミッションに掲げYouTubeなどのインターネットで活動をされているの地味変(じみへん)さんにお話をお伺いしました。

出身地 :愛知県名古屋市
活動地域 :インターネット
経歴:1988年生南山大学を卒業後大手インテリアメーカーに勤務。その後、人材育成に興味を持ち転職。現在は教育関連の仕事の傍、本質的な 「考え方」の発信活動を行なっている。  
現在の職業および活動:100年使える電子書籍  「人生の方程式」を執筆中。 【背景の背景】インターネットで情報は簡単に手に入りスマホの登場などテクノロジーもめざましく進化しているが、それを扱う人間の考え方は、この2000年以上変化していないのではないか? 幸せになりたいと望みながら、その手段はお金だと思い込んだり、労働からの解放だと信じ込んでいたりする。外側のアプリケーションは、揃っているのに、それを扱う人間のOS(オペレーティングシステム)が未熟なために、使いこなせていない 現代に疑問を持ち、「人類のOSのアップグレード」をミッションに 掲げて活動している。
座右の銘:正しく悩む=考える  

正しく悩む=考える

Q.どのような夢やビジョンをお持ちでしょうか?

地味変さん(以下、地味変 敬称略):人類のOSのアップグレードです。自分の外である知識や情報やテクノロジーは世の中にすごく溢れていると思いますが、それを使う自分の内側、脳みそはそれほど進化しておらずいつも振り出しに戻っているような気がします。だから人間の考えをバーションアップする必要があると思っています。
幸せや成功を得るためにどうしたらいいのか正解を探そうとしても、なかなか見つからないのではないでしょか?例えば、幸せは人によって違います。お金、家族の時間、振り返った過去など沢山あると思いますが、そういった幸せの種類を処理し切れていないと、何となくお金さえ手に入れば幸せになると思ってしまいがちです。自分が得たい幸せを得ようとした時にお金を稼ぐ必要があるのであれば、お金を稼ぐのが正解ですが、本当はお金が必要ない幸せを求めていたのに、お金で悩んでいたら正しく悩んでいることにはなりません。このギャップに気付かずにいたら、もったいないのではないではないでしょうか。こういったところを整理したいと思っています。
それが全部、合っているというものではなく、こういう考え方もあるのではないかという一つの資料として長い時間かけて考える土台としてバーションアップしていけば嬉しいです。答えを出すより「正しく悩む」ことが大事で、「正しく悩む」=考えるだと思っています。次の世代がこれを元に考えを進化させてもらえたらと思っています。

記者:アインシュタインの相対性理論が原子爆弾に使われたという話もあるように、技術や知識などを扱う人間の進化が大事だと思います。

100年使える電子書籍「人生の方程式」

Q.そのような夢やビジョンを具現化するためにどのような目標・計画を立てていますか?

地味変:今、100年使える電子書籍「人生の方程式」を作成してます。
見開き1ページで考え方が分かるように左面に図解とその下に小見出し、右面に具体的な話が書かれている構成になっています。すぐ使える状態、実用的であり感覚的に分かることを大事にしています。
目的はこれを売ろうとか、お金持ちになろうというよりはOSのバーションアップで、最終的にこれで多くの人と議論がしたいです。そうすることで、1人1人のペースで「そう言われればそうだね」とか、「そんなふうに考えたことはなかった」などの気付きの瞬間が訪れればいいと思っていてます。それが本当に正しいのかという議論をした時の頭の使い方が、一番人間のOSがレベルアップしている瞬間だと考えています。こんなふうに書籍をより良くしていくことで、ここに関わった人たちの脳がアップグレードされることを願っています。
そして多分、違和感のある人がいると思うので、今度はその人が議論に入ってくれるようになれることで、さらなる進化が起こればと考えています。その際、強制ではなく読みたい人は読んで下さいというスタンスは大事にしたいです。
今、人生の方程式2020年というバージョンをつくっています。皆に見てもらって議論し、より良いものはコピーをしていきたいです。

情報ばかり先行していってその情報を整理する考え方がないと、いろんな問題が起こります。例えば、「やりたいこと」で言えば、やりたいことと、やって楽しいこととは違います。実際にやった時と妄想のギャップが生まれます。それが分からないと、例えば脱サラや転職など大きな方向転換をして後で後悔することが少なくありません。分かっていれば、1万分の1でもいいからちょっとやってみようとか、どれだけ楽しいかを検証するところから始めることもできます。やりたいことをやるのがダメだとかでなく、そもそも「やりたいこと」という言葉はどんな性質を持っているのか、その時の注意点が分かった上で使うのはすごく有意義ですが、曖昧だったり分かっていないのにやってしまうのは自分にとっても地球にとってもすごいロスだと思います。

そして、これをベースにやり取りしたことを記録(ログ)に残せるのも大きなメリットだと思っています。例えば、ソクラテスの言葉は残っているけど、実際のニュアンスや本当はどういうことを言ってたのか分からなかったりしますが、やり取りが残れば分かやすいです。そういった意味では100年残る電子書籍はあながち大げさでなくて、この時何でこう言ったのか後追いができます。

記者:生き続ける本という感じがしました。

考える風土を

Q.その目標や計画に対して現在どののうな活動指針を持って、どのような(基本)活動をされていますか?

地味変:まず書籍をつくっています。実際にはいきなりディスカッションは難しかったです。仲のいい友達2、3人でテーマを決めて話し合いをしながら、お題を考えています。ベースがつくられない中では議論は起こらないので。ただ、この通りやれとか、答えを示しているとよく勘違いされます。書籍の冒頭に「正解はありません、正しく悩んで下さい」と書いてある通り、答えを求めるのではなく、これを元に考えていくという風土をどれくらいつくれるのかの周知と信頼が大事だと思っています。YouTubeもやっていますが、この手のものは正直、人気がないと感じながら、どうやって興味を持ってもらうか試行錯誤しながら、いろいろやっています。

記者:答えをすぐ欲しい風潮がありがますが、考える力を養うのは必要だと思います。

地味変:これからは多種多様な課題に対してAIが速く答えを出してくれるようになるでしょう。しかし、それが最終的に合っているのかというは人間が判断するべきだと思います。それと、課題設定が正確にできなければAIをうまく活用できないでしょう。

目に見える現象でなく、目に見えない本質を大事に

Q.そもそも、そのような夢やビジョンを持ったきっかけにどのような出会いや発見があったのでしょうか?

地味変:2つあります。
1つは今、仕事をしている上司が仕事ができて頭が切れる方で、僕のOSを鍛えてくれました。
例えばプレゼン資料を見せたら、「こういうことを書いた方がいい」などの指摘をするが普通だと思いますが、その上司は1ページ目から「今日は何の目的なのか?」「どういうことを伝えたいのか」とか聞いてくるような感じで、全然スライドに入っていけませんでした。スケジュールを取る時も「どんな考えで取っているのか」と聞かれたりもしました。1つ1つのことにすごく目的意識を持つ方で、言葉に関しても、漢字と平仮名でニュアンスが違うなど、一個一個、考え方を指導されました。「正しく考えていないと正しい結果を得られないし、結果が良くても正しいプロセスでないと再現できない、人も時間も使うのだからよく考えろ」とも言われました。
「仕事は人材育成だ」と言っている方で、「俺のやった通りやれ」とかではなく、1+1=2のそもそも「+」の概念を教えてもらえたようなものだと感じています。だから4桁が来ても対応できて応用が効くし、違ったケースが来ても動じなくなりました。そして、たとえできなかったとしても資料が悪かったとかでなく、目的に対して正しく振り返られるようになったと思います。こういう考え方をしておけば、どんな場面でも対応できることに感動しました。最初は結構辛かったですが(笑)

記者:すごい上司ですね。

地味変:もう1つは、自分が小学校の時の社会の時間で世界の渡り鳥が飛んでくる場所にごみ処理場をつくるのを賛成か反対かの議題がありました。クラスで賛成派、反対派に分かれたのですが、僕は賛成派にいきました。
クラスの大半が鳥がかわいそうという意見で反対でしたが、僕は自分がごみを減らしてこなかったのに、こんな時だけ反対のはずるいと思いました。目に見える問題はごみ問題だけど、本質の問題は目に見えない、自分たちがごみを出していることだと思いました。そこを見ていかないと解決にはならないのに、なかなかそこにいかない事にイライラしました。筋が通っていないことが嫌な性質なのでしょう。今、思えば生意気というか問題のある小学生に見えていたのかもしれません(笑)

沢山の問題に対して、どうして起こっているのかの問題の本質を見抜けない限り本当の答えにはたどり着きません。そうなると議論がもったいなくなります。
お金持ちになっても不幸な人もいるし、がんばってお金持ちになりたい人もいますが、そもそも「お金とは何なのか」「幸せとは何なのか」ということを見直していったら、もったいない議論をしなくていいと思い、今の活動にたどり着いた感じです。

「感情と考えの両方を使って楽しむ」

Q.その出会いや発見の背景はどいったことがあったのでしょうか?

地味変:良くも悪くも感情よりも考えを優先させる性質があります。ディズニーランドに行って「わーい楽しい」という感じのタイプではありません。だから友達がつくりづらいタイプでした。もちろん楽しいことは楽しいのですが。whatよりwhyにすごく魅かれます。ただwhyで考えることが正しいとか、感情だけで生きる人がダメだとか下に見ているのではなく、感情と考えを混ぜるとより楽しくなると思っています。例えばモナリザは誰がみても綺麗だと感じるでしょが、時代背景などが分かるとより楽しめます。映画も普通に観て楽しいけど、それが何故なのかが分かるとより楽しめます。そんふうに何事もより楽しみたいと思っています。
僕は一人っ子で大人といる空間が多かったので、良くも悪くも大人目線で話しをされました。例えば父親と映画を観に行った時には、「良かった」「楽しかった」だけでなく「どう思ったか」とか聴かれるので答えていました。しかも父親と観た映画が「羊たちの沈黙」やスタンリー・キューブリック監督の「博士の異常な愛情」など考えさせるようなものが多かったです。
母は仕事ができる人で自己啓発的なことをよく言わました。例えば、電子書籍にも入っているのですが、豊かさとはお金持ちで1,000円のコーヒーばかりを飲むことではなく、かと言って100円のコーヒーを飲むことでもなない。100円のコーヒーと1,000円のコーヒーの両方を分かった上で、そのふり幅を理解することだという教えには大きな影響を受けました。なので小さい頃からいろんな所に連れていってもらって貴重な体験をさせてもらいました。
ただ友達と接する中で次第にそういったことが当たり前でないということが分かってきました。例えば友達と映画を観に行った時に「こんなの商業映画じゃん」とか言ってしまうのです(笑)親に言っていいことが、友達に言うとダメでした。今、考えると面白いですが、それが分かるまで苦労したと思います。

記者:そのような背景があったのですね。

読者に向けて一言
共に人生の方程式を一緒につくってくれる方、価値に気付いてくれた方がいたら嬉しいです。

【編集後記】
今回インタビューの記事を担当した川名です。
描いている夢や悩み、何気なく使っている言葉や概念などを見直したり、本当に自分が望んでいることを知ることの大切さを感じました。前進しではなく後退、高さのではなく深さへと方向転換することで、逆に早く進化できるように思いました。地味変さんの益々のご活躍を楽しみにしております。

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