「大いなる存在」を日常で体感しながら、日々愛を感じて生きられる世界を目指す セラピスト 岩田とよさん

アダルトチルドレン専門カウンセラーとして5年間、全国的に活躍されたのち、一人ひとりが人生で”ゴッド”の存在を体感することで、日々愛を感じながら生きられる世界を目指す活動をスタートされた、葉山在住のセラピスト、岩田とよさんにお話を伺いました。

岩田 とよさん プロフィール

1972年生まれ。長年の生きづらさを克服した経験をもとに、心理学とヒーリングを組み合わせて思い込みを書き換える「アダルトチルドレン卒業セラピー」を行う。

2018年の春分から10日間に渡り、ゴッド(創造主)にゆだねてサインを追うと奇蹟が続くという体験をし、現実に対する認識が一変する。

2019年2月、目の前の世界を自分が作り出しているのならば、「生きづらさ」に注目するのではなく、すべての人の「よろこび」に意識を向けて生きていこうと決意。

一人ひとりが自分の人生でゴッドの存在を体感することで、日々愛を感じて生きていける世界を目指し活動をはじめる。

著書『その「生きづらさ」卒業できます。』AC卒業セミナーDVD/動画配信シリーズ『境界線と自分軸』『女性性とパートナーシップ』『豊かさを受けとる』他

「みんながゴッドの存在を日常の中で体感し、愛を感じて生きていけるように」

Q.どのような夢やビジョン、理想をお持ちですか?

岩田 とよさん(以下、岩田 敬称略)私は「ゴッド」と呼んでいるのですが、この世界のすべてを含む「大いなる存在」をみんなが実感しながら日常を過ごせるようになったらいいなぁ、と思っています。

去年、スピリチュアル系の出版社に勤める友人から“ゴッドにゆだねるとうまくいく”という内容の本を勧められまして。それを実践したら、10日間くらい、奇跡のように現実がつくられる経験をしたんです。

例えば、桜が満開の季節に、お花見の予定がなくて淋しいな、と思いながら電車に乗ってセラピールームに着くと、昼間だったのに隣のおばあちゃんに「夜桜は見たの?」と話しかけられました。

その日の夜、帰りに電車を乗り過ごしてしまうのですが、ゴッドにゆだねますと祈った後に乗り過ごすということは、何かあるのかな、といつもと違う駅で降りると、目の前に深夜スーパーがあって。前日に買い忘れた食材があったことを思い出して「ありがとうゴッド!」と思いながら買い物をしました。その後、自宅まで歩いていると、見事な夜桜がライトアップされている道を通ることになって。夜桜を見た瞬間、おばあちゃんのセリフは、この前振りだったんだ、と思わず笑ってしまいました。

その日は昼間にも満開の桜を見せようと、ゴッドは私を誘導してくれたんです。こんな風に、愛されてるな〜なんて思いながら、ゴッドが私を喜ばせようと接待してくれているような状態が、2018年3月21日の春分から10日間ずっと続きました。

ゴッドは、自分や他人、物やできごと、時間まですべてを使って現実を作ってくれるんです。それを目の当たりにすると、よく言われる「一瞬一瞬が奇跡」という言葉も、きれいごとではなく、事実を表していたんだと腑に落ちました。

ワンネスとか、宇宙、サムシンググレート、創造主、神様、ソース、いろんな呼び方があるけれど、本当にすべてはそこに含まれているんだと実感できるんです。最近は量子力学でかなりの部分が説明されているので、こういう話がしやすいですね。

私には、その「大いなる存在」が、ただのエネルギー体だと思えないんです。最初にお話ししたエピソードのように、とってもチャーミングに、サプライズ!って感じで、私を喜ばせようとしてくれる。人格というか、神格というか、キャラクターを感じます。愛されているなぁ、と実感するんです。

もちろん、これは私だけではなくて、メルマガの読者さんにこの体験をシェアしたら、同じような体験がいくつも寄せられました。子供の頃はこんな感じだったとか、ゴッドとデートしているみたい、と表現されていた方もいらして。

それで、この感覚を皆が実感しながら生きていけたら、どんなに素晴らしいだろう、と思ったんです。

何でもできちゃう魔法使いが、自分のことを24時間愛してくれていて、必要なものが必要なタイミングで与えられる。そう感じられたら、こんなに心強いことはないなって。

もちろん、日常生活で嬉しいことばかり起きるわけではありません。でも一度でもゴッドの存在や愛を体感したら、一見悲しいできごとも、すべては愛ゆえに起きているはずだ、と人生に起きるできごとを信頼できるんじゃないかと思います。

今、問題になっている環境問題や貧富の差も、成長し続けないと衰退してしまうとか、一生困らないくらい溜め込まないと安心できないという、恐れや不安が膨れ上がって、必要以上に成長したり抱え込んだりしているんじゃないでしょうか。また、人間関係の問題も、私と相手は別の存在だと思うから、比べたり孤独を感じたりする。

もちろん、人間の感覚からすると思い通りにならないことも多いので、焦ったり、不安になったりします。でもゴッドの存在を体感すると、私たちは繋がっていて、必要な物は与えられるんだということが、心の奥で信じられる。不安や恐れ、分離感が落ち着くんじゃないかと思います。

まぁ、ゴッドの存在を経験していても、現実は迫力があるので、つい目の前の現実に飲まれてしまうのですけれど・・・。私もそうです。

だからこそ、日常の中で、ゆだねて現実が動いていく経験を繰り返すことで、ゴッドの存在を腑に落として、日々愛を感じて生きていける世界を目指したい。残りの人生はそのために費やそうと思っています。


「思考であれこれ考えるより、フローに乗る。直感や本音が調和に繋がる」

Q.「みんながゴッドを実感しながら生きる」そのビジョンを実現するための、目標や計画はありますか?

岩田 今はゴッドについてのブログやメルマガを準備しています。また、これまでに「ゴッドサークル」と称して、ゴッドにゆだねたらどんなことが起きたかを、みんなでシェアする場を、オンラインやリアルで設けたりしていました。いろいろな人の体験談を聞くことで、本当なんだと実感できたり、自分の体験もそうなんだと認められたりするんです。

これからはオンラインで書き込みをして、いつでも体験をシェアできるような環境を作っていきたいですね。


Q.その目標や計画の実現のために、日々心がけていることや気を付けていることは、何でしょうか?

岩田 思考であれこれ考えるよりも、ゴッドのフローに乗ること、ですね。直感や違和感、なんとなく感じることはゴッドからのサインだと思っています。その時点では意味がわからないけれど、サインを信じて行動すると、後からそれが必要だったとわかるんです。

今は時代の流れが速いので、これまでの常識や過去の情報を元に思考で判断するより、直感や違和感などの体の声を信頼しています。それに、体はずっと生き残ってきた優秀な遺伝子ばかりで、自然のものだから。思考は間違えても、体は間違えないと思っています。

また、私生活でもいろいろと実験をしています。例えば友達と約束をする時にも、できるだけ思考で事前に決めないようにしているんです。こういった話ができる関係性の友達には、ドタキャンしてもいいから、直感や自分の本心に従って行動しよう、とあらかじめお互いに決めておいて。

感情は刻々と変化するものですが、お互いが自分の心に嘘をつくことなく、本当に会いたいタイミングで連絡する。そうすると、ピタッと完璧に、お互いにとって最高の結果になったりするんです。

そういった経験からも、私たちは本来一つで、末端である私たちが本心に従うと、全体が調和するということを実感できます。

ただ、今は時代の移行期なので、いきなりドタキャンすると社会生活を送るのがむずかしくなります。だから直接会って、私はできるだけこういう方針でやっています、一緒に実験しませんか?と話して、同意してもらったら、次からはそのようにしています。

記者 共有しながらやっていくことで、相手にもその作用が伝わっていく、というところでは、よりスムーズに移行していけるかもしれないですね。

岩田 相手の時間や価値観も尊重したいし、自分の感情や直感にも嘘をつきたくない、そのどちらも本音なんですよね。


「元当事者としての熱い想いから、ゴッドに関わる活動へ。時代に後押しされて」


Q.その夢をもつようになった、原動力とはどんなものだったのでしょうか?

岩田 私は、長年の生きづらさから卒業するというテーマで「アダルトチルドレン卒業セラピー」というのをやっているのですが、私自身、20年苦しんできた当事者だったんです。

苦しくて、なんとかしたくて、一般的なカウンセリングやワークショップ、心理学や心理療法、自己啓発やスピリチュアルなものまで、数百万を費やして散々試して、でもなかなか抜け出せなくて。その過程で、自分と同じように何十年も苦しんで、いろいろ試しても抜け出せていない方にたくさんお会いしました。

だから、潜在意識を変えることで自分が楽になった時、「解決策があるよってみんなに伝えたい。世界中から心の問題で苦しむ人をなくしたい」と、本当に命をかけて、この方法を広げようと燃えていました。自分が亡くなる日の午前中まで、この活動をしているだろうと思っていました。

それが、今年に入ってから、目の前の世界は自分が作っている、というメッセージがやたらと入ってくるようになって。目の前の世界を自分の観念が作っているのなら、私が一生「生きづらさ」に関する活動をするつもりでいたら、私が生きている限り、生きづらい人が存在し続けることになってしまう。

だから、これからはもう、すべての人がしあわせに生きている世界をイメージして、そこにエネルギーを注ごうと決めたんです。

もちろん、いきなり生きづらさに関する活動をやめるわけではありませんが、「生きづらさ」に向けていた意識を、愛と調和、よろこびの象徴であるゴッドに向けていこう、と。

ゴッドと繋がる経験をして以来、いつかこの活動をするのだろうと思っていたのですが、その時が突然来た、という感じです。

生きづらさに関する活動をしてきたこれまでも、ゴールはみんながしあわせに笑っている世界だったし、それは今も同じです。ただ、その表現方法が変わったという感じですね。

前は、何とかしてみせる!と燃えていたのが、今は軽やかに、フローに乗って、という感じになりました。


Q.目の前の世界は自分が作っている、ということに気付かれたのは、ゴッドからのサインだったんですか?

岩田 スピリチュアル界では昔から、ワンネスとか、現実は自分の内面の映し出しだと言われていたんです。私も以前から、頭では知っているつもりでした。でも、きっと時代の流れなんでしょうね。これは絶対に上からのサインだなという流れで、目醒めるための情報がバンバン入ってきまして。本気で向き合わざるを得なくなった、という感じです。

「現実でゴッドの存在を体感できたら、人生に絶望はない。」


岩田 量子物理学が広まったおかげで、すべては同じものでできている、という意味でのワンネスは受け入れられてきたと思います。でも、その全体性に意識があり、あなたを愛している、というゴッドの概念は、いまの常識では受け入れがたい。だから、最初は遊びのつもりでいいので、自分の人生で実験をしてみていただきたいんです。

どれだけ説明を聞いても、思考だけの理解だと、ゴッドへの信頼や確信をもてないから、いざ現実で大きなことが起きると、目の前のできごとに飲まれてしまうんです。

でも、現実の中でゴッドの存在を体感できたら、それが確信に変わる。そうすると現実で何かあった時、一時的に飲み込まれても、人生に絶望することはないと思います。

動かしがたいと思っている現実も、本当は流動的なんだと思えるし、何より偉大な存在に愛されているという実感を持てる。全部がゴッドの一部だから、自分が自分であることが全体の中での役割で、それが調和に繋がるということが腑に落ちる。

私、さかなクンが大好きなのですが、みんながあんな風に自分の好きなことだけをやって、それがみんなのよろこびで、全体も調和するという世界が、そう遠くない未来にやってくる、と本気で思っています。

こんなお話しで、記事になりますか?

記者 大丈夫です(笑)!お話をお聞きして、ほんとうにそんな世界になっていくんじゃないかと、とってもワクワクしました!本日は、貴重なお話をありがとうございました。

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岩田とよさんに関する情報はこちらから

↓↓

●ブログ 「アダルトチルドレン卒業セラピー」
URL https://ameblo.jp/toyoiwt/

●ブログ 「ゆだねたら、たいへんなことになった。」
URL  https://www.godiseverywhere.net/


■編集後記
インタビューを担当した平野、黒田です。
地に足のついた、そして実感を伴った、現実で答え合わせができるスピリチュアルを提供されようとしている姿勢に、絶妙なバランス感覚と、これまでの人生が凝縮されているように感じました。小柄ながらも、エネルギッシュでシャープに、でも、とっても朗らかでチャーミングに確信をもってゴッドについてお話してくれる岩田さんに、二人とも一気に魅了されてしまいました。これからのますますのご活躍をお祈りいたします!

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