露木恵美子(ツユキエミコ)
【ストーリー概要】
組織論を専門に研究されている露木恵美子さんにお話を伺いました。
露木さんは「創造的で、みんなが生き生きと活動できる“場”を世界中に広げたい」というビジョンを掲げ、
著書『職場の現象学』(2020年)や『共に働くことの意味を問い直す』(2022年)を通じて、
人と人が共に創造する「場」の在り方を探究されています。
現在は、理論だけでなく実践にも力を入れ、ワークショップや英語での発信を通じて
「創造的な場づくり」の輪を広げています。
場の理論との出会いから、“出会っちゃったからやるしかない”という情熱で、
生涯をかけて「場」の研究と実践に取り組まれています。
【プロフィール】
略歴
中央大学大学院戦略経営研究科(ビジネススクール)前研究科長・教授
神奈川県出身。
1991年 中央大学大学院文学研究科社会学専攻 博士前期課程修了。
2003年 国立北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)知識科学研究科博士後期課程修了。
博士(知識科学)。専門は組織論、戦略論、知識経営論、ベンチャー起業論。
1991年より産業用機械メーカーの㈱前川製作所に7年間勤務したのち、JAISTに社会人大学院生として入学。知識経営論の野中郁次郎氏に師事。2003年~2007年(独)産業技術総合研究所ベンチャー開発戦略研究センター研究員。2005年~2011年、明星大学経済学部経営学科准教授。2011年4月に中央大学大学院戦略経営研究科に着任。2019年11月より現職。
研究テーマは「場と共創」。企業をはじめとした組織における創造的な場のあり方を多面的に研究している。博士論文は『場と知識創造-現象学的アプローチによる企業の知識創造活動における「場」の研究』、著書(共著)に、『職場の現象学』、『知識経営実践論』、『アカデミック・イノベーション』、『ハイテク・スタートアップの経営戦略』等。
【SNS】
職場の現象学
https://ba-phenomenology.com/