糸島が誇るWEBコンサルタントであり愛しの糸島ライフ編集長でもある今を楽しむマルチな才能をお持ちの”へいすけ”さん
東京から福岡県糸島市へ移住され地域の人の生活の役に立ちたいとネットを検索したらご活躍されていて知る人ぞ知る存在なのではないでしょうか?
今回は”へいすけさん”の違った角度からの思いをインタビューさせていただければとアポイントとらせていただいたところ快諾していただき実現しました!
プロフィール
出身地 東京都三鷹市
経歴 京都の大学で経営学を学ぶも夢を抱き音楽の道へギタリストとして活躍途中、一旦就職。バイトから正社員としてマネジメント職として100人位規模の組織を統括。
現在の職業および活動 WEBコンサルタント。他、愛しの糸島ライフ編集長でありギターを武器にアーティストエンターテイナーとしてMCや地域講演などマルチな活動をされている。会社員のための移住ブログ発信。また利き酒種の資格取、日本酒メディアSake心を運営。日本の「気」が魅力なので日本の魅力を海外に行って伝えた。
座右の銘 特になし。その時その瞬間で必要なことばを周りの人や本から教えていただいて大切にしています。
『なんでもいいからやってみること。やってみないとわからない』
ブルースのメッカである京都へ行こう!と決め大学を京都に選んだと仰る本橋さんですが、就職活動の時の担当者から夢を追うのはダメだと言われてたことが悔しくて、後悔しないようにやろうと音楽の夢を叶えるため東京へ戻り活動。そんな中、25歳の時生まれて初めてボランティアに行き、そのボランティアが障害者の一年に一回の旅行で先生方のサポートということで参加。その時自閉症やダウン症の人達がバスの中でキラキラと楽しそうに言葉もはっきりしなくても歌ってる姿をみて衝撃を受けた。
自分のやっている音楽は何なのだろう・・・と。
もうちょっと人の暮らしに役立つことをしたいと。
ゆくゆく老後は海の近くに住みたいと思っていたことと、都心に近いというのもあり糸島だと決めたそうです。
好きなことを試しにやってみると結果が出てくるから
Q どんな心の在り方や認識の変化が今の活躍に繋がっていますか?(以下、 へいすけ 敬称略)
へいすけ 東京に居た時は超上昇志向でした。糸島へ移住してきて楽しく生きる志向になったんです。住む前はそんなに東京での生活に対して意識したことなかったんですけど、住んだ後は自分の感覚や直感を大切にするようになりました。東京に居る時はそんなことを考える余白もなかったけど糸島にきて空を見上げたりするようになりました。
忙しさとしてはそんなに変わらないかもしれないけど、心の余白があるからそこに入ってくる感覚に気づく様になりましたね。
記者 糸島に来られて人に対する認識の変化は何だったのですか?
へいすけ 移住してきて人に対して3~4年経って変わったんです。人にも物にもフラットに見えるようになりました。糸島の人は受け止めてくれるんですよね。ちょっと変わった人にも許容することが自分がイメージできる範囲が正解だったけど、認識の変化から言うと人に対してフラットになれたし糸島の人が受け入れてくれたことの影響が大きいですね。
それはすごい幸せなことだと思います。
好きなことや嫌いな「感情」は自分が決めること。嫌いって決めたら学ぶチャンスを失くしてしまう。嫌いっていうのを外してフラットで見れたらまた違うものが見えるんです。
記者 本橋さんは人の役に立ちたいからがベースにあるんですよね。
へいすけ そうですね。糸島へ来る前に20代でマネジメント経験したり、一度、転職をして一番下の現場から始めようと思って接客をしながら顧客心理を学びました。糸島が好きでその魅力をブログで発信していくうちに周りから注目されるようになり、今は独立してWEBコンサルタントとしてオンラインサロンと個別コンサルが合わさったようなコミュニティ運営をやってるんですけど、もともと人に教えるのが得意だったのでいいじゃんと思えたしそれが今の仕事に繋がっています。
記者 人の役に立つことをしたいという意味はいろいろあると思いますがへいすけさんの役に立つとはどんなことを指すのですか?
へいすけ それが自分にとっても心地いいからですかね。自分が関わることによってその人の人生がちょっと良くなる感じ。手の届く範囲の人にちゃんと関われたらいいなと思っています。
最初糸島に来たときは有名になるぞとか大きな野望を抱いていたんですが、今は前よりも小さな範疇で生きていきたいというか、見える範囲で。
結局小さな世界でもちゃんとしてればそれが広がって強い木になっていくイメージですかね。
競争より共存。温度感を大切にしていて、人を押しのけてあたたかい人たちと居るほうが心地いいし成長も上に成長するというより横に成長する感じの変化ですかね。
共通点はワクワクすること
Q AIが活躍する時代に必要とされるニーズとは?
へいすけ 面白く生きること。なぜかというとGoogleでもなんでも知識を教えてくれるけど知恵を教えてくれないからですね。
目の前に独立したい人がいて、あなただったらこうやったら独立出来るって教えてくれない。コンピュータで出来ないこともあるし、クリエイティブなこととかですね。
好きなことを仕事にするのが難しい時代から、好きなことが仕事になる時代
努力は夢中に勝てない。そういう意味ならAIは選べないけど、自分の好きなことが仕事になる時代だと思います。
記者 へいすけさんの楽しいことへの思いが伝わるのかなと思いますね。
へいすけ 思いがあるから続けることができる。共通点としてワクワクする熱量が入るやつがいいですね!
記者 変化が目まぐるしい時代だからすごい人が多い中で、やってみようと思っても出来ない人や、やりたいことが何もない人はどうしたらいいですか?
へいすけ なんでも試しにやってみる。やってみることで見えてくることがあるんです。自分の気持ちに素直になること。
簡単に好き嫌いを決めるのはもったいない。好きと嫌いは曖昧な感情で、結果が出ているから楽しいとかもあるなと。
自分が20歳の頃と比べると今の20歳では全然違う。
なんでもやれる可能性が高いんですよね。僕からすると生まれたときからスマホで何でも出来るからいいなと思うんです。
多分踏み出せないという人は周りから押さえつけられて我慢している環境だったかもしれないですね。
なので、まずは出来るのは肯定することが大事かもしれません。
大人になるにつれて世間の目を気にして出来なくなってるだけで、AIがあることによって人間にしか出来ないこと。本来の姿に戻っていくという感じなんじゃないですかね。
一歩踏み出せるには自分の気持ちに素直になること
それでもできない人はやり方でいうと人を変えるには環境を変えること
そんな人が目の前にいたらきっかけを与えてあげることができると思います。
個人がチャレンジすることで環境も変えていけることに繋がる。
自分が楽しくいれば巡り巡って人の役に立つと思います。
努力は夢中に勝てない
Q どんな美しい時代を創っていきたいですか?
へいすけ 世界を変えようとは思わないので手の届く範囲からちょっとずつあたたかい世界になったらいいなと思っています。具体的にはみんなが自然体で笑って暮らせたらいいですね。
記者 なぜ今の人たちが自然に笑っていられない現状になってると思いますか?
へいすけ 皆がいろんな感覚に蓋をしていったからじゃないですかね。
どんどん蓋をされてしまったものを取るのが大変になってるんじゃないかと。
でも本来皆はあったところに戻る必要がある。
WEBやブログの相談で何か書きたいけど自分には何もないという人が僕のところに相談に来てるんですけど、20年30年生きてきて何もないわけがない。絶対ある!自分の外ではなく中にある。それを強く言いたいですね。
一個一個感じている感覚を引き出すこと。
例えば、毎日ブログ書いてる人が毎日ドラマチックに生きてるわけではなく目の前にあるレンズの切り取り方や出来事を切り取って見せることが上手いだけなんですよね。
自分が最悪な状況をブログに発信することで自分の感じたことや心境が誰かの共感をうみ助けられることになるかもしれない。
記者 蓋してしまってるからですね。
へいすけ 他人が蓋を外していってあげることは出来る。肯定してあげることが大事だし、その人本来の姿に戻すように付け足すよりどんどん引いていってあげる。それこそ日本人の美学として得意なんじゃないですかね。
皆が自然体で生きれることが美しい時代に繋がっていくということですかね。そうやって世界に出て日本の糸島の良さを発信していきたいですね。
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本橋へいすけさんの活動・お問い合わせについてはこちらから
本橋へいすけOfficial Site : https://heisukemotohashi.com
愛しの糸島ライフ:https://www.motohashiheisuke.com
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【編集後記】
今回、インタビューの記者を担当した清水、太田、草場です。太田が撮影。
今回女性三人でのインタビューでしたが自然体で柔らかい姿勢がとても心地よく且つ、一つ一つ真摯に正直に答えていただく姿に侍スピリットを感じさせる本橋さんでした。
発言される中で目の前の出会った人のお役にちょっとでもなれたらという謙虚な姿勢と裏腹に日本人の良さを分かり次なる目標が糸島にとどまらず世界へ飛び立とうとされている夢は大きいなと感じました。
ご本人もまだ気づかない魅力がまだまだたくさんあると感じたし、必ず世界に影響を与える人になって日本の美しい未来を創っていける無限の可能性を感じさせられる本橋さんでした。
まだまだお聞きしたいことはたくさんありますが本橋さんの更なるご活躍を心より応援していきたいです。
本橋さんありがとうございました!!!