子どもの育ちは十人十色。一人ひとりに合った教育や援助をしていきたい。Makkin Corporation (マッキンコーポレーション)プランナー 関本初子さん

娘さんが高校生の時に起業した子育て応援事業Makkin Corporationのプランナーとして、子どもに関わる人たちをトータル的に応援している関本初子さんにお話を伺いました。

【プロフィール】
出身地:愛知県名古屋市
活動地域:東京都・神奈川県
経歴:公立保育園保育士、人材教育研修会社、認可外保育施設・事業所内保育所・学童および塾等の施設長や、保育運営会社の教育研修部門やマネージメントを通じて子育てを支援。
保育専門学校、保育短大非常勤講師、保育士資格取得講座講師として保育士の育成に携わる。
「Hacchi先生」として、Youtubeにて「保育のマル秘」で、保育士相談動画を配信。
OKWAVE Proにて保育士・保育アドバイザーとしてQ&Aの回答を担当。
OKWAVE AWARD 2017においてSocial Contribution Award/社会貢献賞を受賞。
アドラー心理学 ELM(エルム)勇気づけトレーナー。SMILEリーダー。アドラー心理学に基づく、人おこし・組織おこしリーダー。
現在の職業及び活動:Makkin Corporation プランナー
座右の銘:愛そのものになる

AI時代を迎えIT技術が発展する中で、人として大事にしていかなければならないものを繋いでいく

記者:本日はありがとうございます。まず初めに、現在どのような活動方針のもと、どのような活動をされているのかお伺いできますか。

関本さん(以下、関本 敬称略):私は今、マッキンコーポレーションという会社プランナーとして活動しています。娘が高校生の時に子育て応援事業を起業して、子育て応援に絡む仕事でできることは何でもしていこうというところからスタートしました。
今は、保育園のマネージメントと乳幼児教室。それからママやパパ向けには、アドラー心理学の勇気づけの講座を開催したり、子育ての相談をOKWAVEというサイトでしていたり、後はママ向けのヨガ教室で子育て相談もしていますね。また、保育士の現場で働いている保育補助さんの資格取得塾もやっています。また、日本保育士研修センター講師として保育士さんたちのリフレッシュ&スタディー、Refdy(リフディ)という講座のファシリテートをやっていますね。
他、教育関係のイベントの企画運営も手がけています。7ヶ月の海外教育研修に出ている娘が9月に帰国するのですが、ドイツでお世話になった日本人のシュタイナー教育の先生が来日されるのでシュタイナー直感教育のワークショップをお茶の水大学で開催します。トータルで子どもに関わる人たちを応援しています。
娘がデジタルハリウッド大学で、デジタルコミュニケーションを学び、ITと教育をコラボするエドテック(Education×Technology)を学んでいるので、技術の発展の中で、人としての大切な教育を繋いでいけるような活動をして行きたいと考えています。

子どもたちが本当に楽しく、幸せな気持ちで生活できるというのがどんなに大切かということが身に染みてわかる

記者:基本的には子どもに関わるというところがベースで、そこに付随するものが全て活動に入られているという感じですね。では、そもそもその活動をやろうと思ったきっかけや背景をお伺いできますか?

関本:幼稚園の先生に憧れて幼児教育に携わりたいと思い、保育士と園長をやってきました。資格取得後10年間、名古屋市の公立の保育園に保育士として務め、その後、10年は人材教育のセミナー会社で働いていました。子どもではなく大人の教育にも関わりたいと思い人材教育会社でセミナーのトレーナーをしました。
次の10年は、保護者さんからのニーズで、独自の教育システムの保育園を創りたいとの依頼を受けて、認可外保育施設の園長をしました。
その保育園の園長をしている時に、資格を持っていなくても保育をやりたいという人たちがいたので、保育士資格取得の塾を立ち上げました。
必要に応じて身につけたものが、今の事業につながっている感じですね。

記者:元々、保育士になりたいと思っていた背景には何かご両親や身近の方の影響があったのですか?

関本:私は幼稚園に通っていたのですが、当時の先生のことや自分が幼稚園の頃に友だちと遊んだ楽しい体験が鮮明に残っていて、幼児教育やりたいと思っていました。
高校生の時は幼児教育だけでなく、学校の先生も視野に入れていましたが、母子家庭で育ってきたというのもあって、夜間の短大に通いながら仕事しつつ資格を取ったんですよ。入り口は保育でしたが、教育全般に興味がありました。

記者:一番、教育というものに関心があったのですね。自分の幼児教育の記憶を鮮明に覚えていたというのは、先生からかけられた言葉とかそういうことですか?

関本:言葉というより体験ですね。幼稚園のリズム遊びだったり、年長組のみんなで大きな亀を飼っていたことだったり、友だちと遊んだ体験がものすごく楽しかった。その先生のことも今でも思い出せるくらい、憧れの存在でしたね。

記者:やはり、そういう場を提供してくれたというか、環境を設定してくれたということが大きかったのですかね。その小さい頃の楽しかったという記憶から、もう幼児教育っていうのはブレないで続いていたのですか?

関本:あのね、私、小さい頃、家庭環境ですごく苦労したんですよ。
幼稚園が楽しかったんですけど、家庭で父が病気がちで、母に対してもDVのような対応をする中で育ったので、子どもながらに母のことを心配していたし、守らなければって思っていました。ちょうど5歳ごろが本当に大変で。だから子どもらしく安心していられる幼稚園が楽しかったっていう意識があるんだと思うんです。母が苦労をしながら、それでも私と弟のことを守ってくれたっていうのがあって。
幼児期の子どもたちが本当に楽しく、幸せな気持ちで生活できるというのがどんなに大切かっていうのが身に染みてわかるっていうか。
だから幼児期の大切な時期に関わりたいと思ったんでしょうね。父親の病気も、父母の離婚も、何でこんなにひどい体験ばかり私はしているんだろう、と被害者思考だったところから、人材教育のセミナーに出会って、それが全部ポジティブに転換していく体験をしたんですよね。様々な体験があるから、私は人の気持ちに寄り添い、役に立てるんだって変わっていったんです。自分の人生に無駄な体験はないって学んだから。

その人がもって生まれた役割を活かせる社会を

記者:そんな背景があったのですね。だから、関本さんの中で、子どもも大人も変わらない「教育」というテーマがあるんですね。
では、今後の夢やvisionをお聞かせいただけますか?

関本:今後の夢は、大人も子どもも人には生まれてきた役割があると思っているので、その人がもって生まれた役割を活かして生きていける社会を創っていきたいです。その人の人間性が発揮できるような関り合いをいろんな形でしていくことが一番やりたいことですね。
大きな願いというか、日頃から思っていることなんですけど、今の時代、いろんな保育のシステムがあると思います。保育所保育指針が改定になったように、幼児教育が、見直さなければいけないところに来ていると思っています。時代の変化や技術が発展していく中で、教育も変化する時ですね。
だけど、なかなか教育が変わっていくのが難しい。教育者が変わるのも難しい。
子どもは自分で物事を考えたり、自分でやりたいことがやれたり、社会の役に立てたり、問題にぶち当たった時に自分で解決できるような力をつけることがすごく大事だなと思っています。その子の良さを発揮できるような教育というか。目標に向かって努力できる力とか・・・。
娘が海外の教育研修でシュタイナー教育の勉強をしてきました。ドイツと日本とでは、文化も哲学も違うのですが、今の教育の中で、芸術や音楽などを通じてか、自分の感性を豊かにするという教育はすごく必要だと思っています。子どもだけでなく、子どもを取り巻く社会、親を中心とした大人たちの意識が変わっていくことが必要です。そこはアドラー心理学の勇気づけを中心に大人の教育に携わりたいと思っています。

時代の流れを敏感に感じられる20代の娘と一緒にコラボして社会貢献していきたいですね。その人のもつ人間性を発揮できるような取り組みをしていきたいと思っています。一人ひとりの子どもの能力や育ちって全く違います。育児書をみれば、何歳のこの時期はこんなふうですよ、という答えは書いてあるかもしれないけど、それではお母さんたちはわからない。目の前の子をみて、今のこの子が何を欲しているかとか、どんなサポート、育児が必要なのかということが一人ひとり違うと思うんですよ。そういう育ちを援助したいと思っています。子どもの育ちは十人十色。一人ひとりに合った教育、援助をしていきたいなと思いますね。
だから、それがみえる教育者じゃないといけないなと思うので、自分自身の器をさらに大きくしたいと思いますね。

記者:本日は貴重なお時間をありがとうございました。

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関本初子さんについての詳細情報についてはこちら

↓↓↓
<Makkin Corporation>
Web:https://makkin-smile.com/

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編集後記

今回のインタビューを担当した安藤と塩田です。
時代を見据え、世界の動きを感じ、新しい教育の在り方を提示しようとしている関本さんの教育に対する姿勢を短い時間の中でも強く感じることができました。これから益々のご活躍を応援しております。

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