猫に育てられた水景デザイナー、絵本作家の東城久幸さん

水景デザイナースペシャリストであり、現在は色鉛筆作家として絵本「シロコリぽんたの大冒険」を執筆中の東城久幸さんにお話をお伺いしました。東城さんは子供の頃、猫に育てられ、自身のことを猫だともおっしゃられる方であり、その経験からとても強く生きてこられた方です。

出身地:東京都
経歴
アクアリウムTOJO代表
The Stevie Awards 2014 
水景デザイナースペシャリスト
Artificial Aquarium Artist
絵本「シロコリぽんたの大冒険」作者
ソロモン流賢人
日本観賞魚振興事業共同組合役員

自信を持ってイキイキと発信すること

記者 色々なお仕事をされた上で、今はアクアリウムという水槽を設置し、癒しを届ける会社をされていらっしゃるのですよね?

東城 はい。若い頃は、美容室で働いてから、美容師の経営もするようになり、その後、美容室を経営しながら、ゲームセンターの経営やロックバンドのマネージャーなどもやっていました。

その後、美容室を辞め、大好きだったボーリングのナショナルチームに入るため、東京都連合の強化選手に選ばれて頑張ったのですが、最終的にボーリングをすべて諦めたときに、現在の仕事を立ち上げて、情熱をすべてささげて、現在に至っています。

アクアリウム、つまり、この水槽を観ると一瞬にしてヒーリング効果が味わえて、心が穏やかになって、毎日ストレスで一杯の人の心を癒すことができます。多くの人にアクアリウムを勧めるために、アクアリウムTOJOファミリーという全国の組織のみなさんが、日夜「水槽をおいたらいいですよ」「自然治癒力がつきますよ」と言いながら活躍してくれています。

癒しは、現代ではとても大事なので、水槽を越えて、ゆくゆくはヒーリング水族館という心地よい空間を創りたいとも思っています。

記者 そして、今は絵本の作成もやられていますよね?

東城 はい。ただ生活のために生きているっていう人がほとんどの中、自分の存在感を生きているうちにアピールしたいんです。自分がいたから未来に少しでも影響があったということを少しでも良いので味わいたいんです。それで、心を込めて絵本を書いてます。

記者 どんな心で書いているんですか?

東城 北朝鮮が爆弾を打ち上げるとか、アメリカや中国が戦争ぎりぎりのところでかけひきしているのをみると、ほとんどの人が不安で怯えているわけですよね。それに対して、なんの権限もない一般市民である私は、絵本を通して、愛情を武器にして、愛情のストーリーをみてもらうことから、世界平和についてとか、いじめはだめだとかを子供に教えて、その中で、大人も一緒になって学んで、そうすることで、平和に少しでも近づいたらいいのではないのかなという思いを込めてます。

記者 平和な世界を創るためなんですね?

東城 はい。(リライズニュースをさして)こういうことやっている人たちや、見ている人たちは、みんなこのままじゃだめだなと思っている人たちばかりだと私は感じています。その気持ちを、自分の正しいと思うことをやってみること、そこに生きがいをもつことが大事だと思います。どうしても長いものに巻かれたり、現状に仕方なく仕事している人が圧倒的に多いけど、もっと自分に自信を持って、イキイキと自分のやっていることをみんなにみせてあげればいいと思う。

記者 そうですね。

東城 喜んでもらえない、お金だけの仕事ってきついですよね。

これからの未来社会は、ロボットだらけになっちゃうじゃないですか。本当にあっという間に。そんなところで、どこで本物の自然感を味わえるのかなって。あるいは人間が人間らしさを失わないなにかってなにかなと思うと、やっぱり本物だと思う。Vision(映像)じゃなくて。だから、宇宙的な未来社会になったとしても。こういうアクアリウムという本物の自然を見るから、脳からシータ波がでてストレスがなくなる。Vision(映像)をみて癒やされるってことはあまりないんですよね。

記者 未来のこと一生懸命考えているのは昔からですか?

東城 どうでしょう。

私の世代は、テレビ全盛の時代で、昭和のアニメには、ロボットの漫画もいっぱいありました。未来って、本当にこうなるのかなって、アニメから未来を描いてきました。今、2019年になって、まわりをみれば、自動車も自動化になったり、本当に今が自分にとって描いた未来なわけなんですよね。でも、この先は、あまりにも変化が早すぎる。早すぎる変化のその先って想像できないじゃないですか。100年後どうなっているか想像できたら大したものだと思います。そんな中で生きている自分が何ができるかって、精一杯、死ぬまで何かをやろうとしたり、目指していたりすることが大事なのではないかって思います。

記者 ヒーリング水族館や絵本作成など、実際に目指している所にむかって具体的には日々どんな活動をされてますか?

東城 具体的には、まず私は人に楽しまなきゃいけないと言ってる張本人ですから、やっぱり自分がどんな環境下にあっても楽しまなきゃと思っています。自分が心底楽しめた結果、人が楽しめるってことが本当の人助けだと思います。

東城久幸は猫だった?

記者 魅力的な生き方をされてると周りから言われたりしませんか?

東城 必死に生きてるだけですね。私は必死に生きているんです、自分らしく。今の状況を徹底的に楽しむことが自分としてはやるべきことだし。
だからどんな状況になったとしても、すべてが正解なんですよ。だめだったと思っても今しかないから。過去をごまかしたり変えるってことは、やっぱり自分を偽ることなので、過去どんなことがあってもそれが正解なんです。自分の母親が27才の若さで死んでいるんですが、それが残念ながら正解なんです。
過去は全部成功にするんです。過去はこれからの土台です。

記者 必死に生きたいと思っても生きられない人もいると思うのですが、なぜそれがでるのでしょうか?

東城 それは私に母親がいなかったこと、幼いうちから自分で工夫して生きてきたという積み重ねで強さっていうのは出ました。
まぁ、もともと私は猫に育てられたので、猫の性格がものすごく入ってます。私は猫なんです。猫って見た目、ただただ、可愛いだけの生き物かもしれないけど、頭もいいし、愛情があって、その愛情表現が全く逆のことやったりするので。本当に愛情があるのに引っ掻いたりかんだりするので。

私は3歳のときに母親が突然亡くなり、もう本当に寂しい幼少期で、親父も会社で忙しくて、夜も遅く帰ってこなかったりもしたので、ずっとミーコというメス猫が母親がわりになってくれていました。私は真剣に遊んでいるつもりが、ミーコは私の事を子供だと思っていたんだと思います。つまり、本来母親からもらえる愛情を私は猫からもらってしまったという、そういう人間なんです。

記者 今までの人生で大きな気付きや発見はなんですか?

東城 自分らしく生きるってことが自分のモットーだし、大きな気付き大きな発見ってなんだろうかな。よく妻も好きなんで、未来どうなっているかなど、議論したり話したりすると、面白い未来が見えてきたりしますよ、未来のまた未来。

記者 楽しそうですね

東城 今の自分たちの世界がもう未来で、実は、自分たちはその未来の中のVisionの世界でいるっていう結論に必ずなるんですよ。
宇宙が生まれて、150億年。地球が誕生して50億年、地球が現在の形になって46億年、海に生命体が生まれて38憶年。38億年間ずっと海の中でくらしてきた生き物なのがわたしたちなわけ。その末端にいるわけですよね。それだけ長い年月って想像もできないじゃない。未来の50億年の先ってみえます?50億年先の未来。

電気やエンジン発見してこんなになったのは100年や200年ですよ。一億年って。

記者 とにかくわけがわからないですね。

東城 しかも、今は急速に発展していて、200年前の世界の発展の仕方と規模が違う。それの何万倍って早く発展しているわけで、それの何億年先なんてわからないでしょ。でも、自分たちは今、生きているつもりでいるけど。

記者 時間的成約の概念がなくなっちゃいますね。

東城 そう、そうなったら考えるかっていったら「あぁ退屈だ」です。何やっても退屈だ。死にたくても死ねない。時間がなくなったら、死なないから。
ましてや、そういうふうに思う心がたった一人、誰もいなかったらもうつまんないですよね。
だから、つまんない一億年後の世界が主体的に考えることは、面白い現代を作り上げて、その中に自分を入れ込んで、色んな体験をする。映画を見て楽しむのと同じ感じで、その中にわたしがいるのかなって思うと、だからいろんなことがおきるんだろうなって、そんな風に考えます。死ねばまた退屈な死なない人間に戻るのかなって思えば、今頑張ればいいのかなって。

記者 面白いですね。未来が作り上げたゲームのような世界が今ここなんですね。

東城 それか、もうちょっと現代的に考えるのであれば人間は大きくならなくて小さくなると思います。省エネするんです。みえない微生物くらい。ウィルスとかバクテリア。これが本当の人類。彼らが実はこの地球を支配しているの。そんなことも考える。もっともっと地中に入っていったら、地中の中で進化したものがいるとかね。

シロコリぽんたが未来を救う

記者 とても面白いことを考えてらっしゃいますが、これからの時代、どんな美しい時代をつくっていきたいですか?

東城 たぶん人の心だと思うんですよ。人間はやめられませんから。
ロボット時代とは、人間が便利な時代にしてるわけです。だけど、自ら檻に入っていってる感じがする。
その未来ってほんとにいい未来なのかなって思いますよね。その先の未来ってほんとに予測が難しい。
その未来を予測して何が見えるかな。ロボットだらけなのは間違いなくて、よく映画などである、ロボットが知識を持っちゃったらどうなるかなぁって考えたとき、ロボットが人間を不合理でいらないものって判断して暴動がおきることも、多分一億年後じゃなくて近未来ありえることでしょう。
今の勢いで行ったら、ロボットが知識を持たないわけがないし、全世界で繋がってるパソコンがもうすでに知識持っているかもしれない。
人間は、機械の奴隷になるしかないかもしれない。そうマイナスに考えちゃう。

そんなときに救ってくれるものがあるんです。

記者 救ってくれるものとはなんでしょう?

東城 これです、このポンタが世界を救うんだ!絵本「シロコリぽんたの大冒険」です。

東城ぽんた大作戦なんです!

東城が生きている証、あがきでもあります。アニメにもしたいし、ロングストーリーもしたいし、なので、まずはクラウドファンティングやります。これで奇跡を起こしたい。
ノーベル平和賞でもとってレッドカーペットで夫婦で並びます。

そんなことを言うことが可能性を0.1%でも広げるってことです。
言わないで頭の中にとどめたら夢で終わっちゃう。だめでもいいから言ってから、自分の中でどうしたらできるかなってそう繰り返すことが、できることへと繋がっていく。
みなさんもお若いから将来先々すごいことの可能性持っている。
とんでもない可能性もっていますよ。

記者 ありがとうございます!とても純粋で大きな夢のあるお話をありがとうございました。

インタビューさせていただいた坂中と村田、そして、東城さんの奥様の幸恵さんとシロコリぽんたのぬいぐるみとともに写真をとらせていただきました。
現実的にもたくさんの苦労とともに夢を実現されてきたからこそ、次の大きな夢へと向かって、大きな発信をしていらっしゃる東城さん。
大きな夢を口に出して、常にどうすればできるのか、そう考えることを繰り返してきたことでこれまでも様々なことを実現させてきた経験から来るお話から、とっても元気をもらえました。東城さん、ありがとうございました!

東城さんの情報はこちらから

アクアリウムTOJO
http://aquarium-therapy.jp/
facebook
https://www.facebook.com/hisayuki.tojo

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