一人ひとりが生きがいを持って生きていける世の中に ライフ・アライブ 代表 中村 龍彦さん

目の前のことが楽しく、ポジティブに捉えるられる様に、一人ひとりにしっかりと向き合い、一貫した在り方で活動されている、中村 龍彦さんにお話を伺いました。

プロフィール
出身地: 東京生まれの鹿児島育ち
活動地域: 福岡および全国各地
経歴:大手物流会社、外資系保険会社勤務を経て、福岡に本拠を置く総合保険代理店の創業に参画。現在の来店型保険ショップの礎を築く。その後、「終活」を含めたトータルライフのサポートをするグループ会社の代表取締役に兼務で就任。その後、友好的に独立。現在は多彩に活動している。
ライフ・アライブ代表。
現在の職業および活動:終活カウンセラー、ファイナンシャルプランナー、として、個別の資産運用や終活、保険などの各種相談、研修講師、企業等での講演や、ビジネスマッチングなど起業家の支援なども行う傍ら、ラジオパーソナリティとしても活動を行っている。
座右の銘:「人生は後半戦が面白い!」

生きがいという軸を持つこと

Q.どのような夢やビジョンをお持ちですか?

中村 龍彦さん(以下、中村 敬称略):一人ひとりが生きがいを持って生きていける世の中にすることです。今は世の中が混沌としていて、やりたいことは何なのか考えられる余裕がなく、生きるのに精一杯な環境です。お金のことやお墓や相続に関してなど、知らないと大変ですし、知ることで状況は変わります。生きがいを持つためには、自分のやりたいことが明確になり、それを叶えられるお金や、チャレンジできる力、健康、心の状態が必要だと思います。それをつくれるようにサポートしていきたいと思っています。生きがいを持つことができれば、目の前のことが楽しく、ポジティブに捉えることができ、街で歩いている人が笑顔に溢れるようになると思います。
 私は海外に行くことも多かったのですが、フィリピンやタイ、インドネシアなどアジアに行くと、将来に希望を持って、活気があり、とても目が輝いているのです。例え失敗し破産したとしても、「congratulation 第二の人生のスタートだね」と祝福してくれます。それと比較した時に、日本は失敗してもよい世の中ではないかもしれません。一歩踏み出す勇気が持てる世の中にしていきたいですし、多くの方が生きがいを持って生きられるようにしていきたいです。

記者:時代に対する深い問題意識を持ち、一人ひとりの生きがいを大切にされているのが伝わってきました。

Q.「一人ひとりが生きがいを持って生きていける世の中に」するために、どんな目標や計画を立てていますか?

中村1対1で会う時には、やりたいことやチャレンジしたいことを伺いながら実行できるまでお手伝いすること。講演やラジオでは、世の中に流されずに生きがいという軸を持つことの大切さを発信しています。
 3年後には、情報を伝えることやご縁を結ぶことができるコミュニティー創りをやっていきたいと思っています。少子高齢化がどんどんひどくなっている現状ですので、将来は社会構造などが変わっていくと思います。その時のためにも色んな情報を伝えられるようにする仕組みを考えていきたいです。

記者:色んな方に、軸を持つ大切さや情報の大切さを伝えていきたい熱い思いを感じました。

Q.その目標や計画に対して、現在どのような活動指針を持って、どのような(基本)活動をしていますか?

中村出会える人は、深いご縁がある方だと思っています。お互いの大事な人生の時間を使って出会っているので、出会った時間を大切にすることです。
 また、その方の不安の根底を解決することを意識しています。上っ面の現象を解決したとしても根底は解決しません。根底から解決することでその方の本当のサポートをしていきたいと思っています。

記者:本当に人との出会いを大切にされている方なのが伝わって来ました。

Q.そもそも、「一人ひとりが生きがいを持って生きていける世の中に」という夢やビジョンを持ったきっかけは何ですか?そこには、どのような発見や出会いがあったのですか?

中村育った環境の影響があると思います。家族は特に貧しくはなかったのですが、バブル崩壊の影響を受け、私が学生の時に父の事業が倒産しました。その父は年を重ねるごとに具合が悪くなっていき、介護状態になった時や亡くなる前に、恥ずかしさや反発があり家族のために頑張ってくれた父に感謝の気持ちを伝えることができませんでした。「父に生きがいはあったのだろうか?もっとこういう生き方がしたかったのではないか?」なども思い、聞けなかった自分に後悔しました。
 その後私が、保険業界に入って初めて死亡給付に携わったのが前職の後輩でした。自殺ということを聞いた時に、「もっとできたことがあったのではないか、後輩は生きがいを持って生きれてなかったのではないか」と悔しさが残りました。
 私は保険の仕事をしていますが、保険の制度だけでは足りないと思っています。保険は、万が一と言われます。だからこそ、日常をサポートして生きがいをサポートすることが残りの9999になり、足された時にやっと1(万全)になります。だからこそ私は、日常をサポートすることに力を入れていますし、私と同じ後悔をしない様に「大事な人には感謝を伝えてください」と言うことも伝えています。

記者:生きがいを持つことを大事にされている中村さんの背景に、こんな辛い出来事があったことを知った時に、納得ができました。

Q.「日常までサポートしたいと思える様になった」背景には、何があったのですか?

中村私の母は、とても筋が通った人でした。最近認知症になり、2分前のことは忘れてしまうのですが、そんな状態になっても「挨拶はしてきた?」と礼儀や人を思いやることに徹底した母で、私もその影響はあったと思います。
 私が大卒で入社した会社は中途採用の方が多く、新人の大卒は腫物に触るような扱いで、「現場もわかってないのに、肩書きだけで何もできない」と陰で悪口を言われていました。多くの同期は気にせずにいたのですが、私はちゃんと筋を通したいと思いました。上司にお願いして休みを返上して悪口を言っている方と一緒に仕事をさせて貰い、その方に「色々教えて下さい」と誠意を込めてお願いし、仕事を一緒にさせて貰う中で「大卒だけどこいつは違うぞ」とその方の観方が変わり、理解して貰えるようになったのです。
 他にも、コネや根回しが大嫌いだったり、出世の話があっても自分の実力をちゃんとつけたいと断ったり、ポジションに甘んじていると思えば肩書きを返上したり、自分の筋に通ったことを行ってきました。

記者:中村さんの男気が溢れる、筋が通った生き方は本当にかっこいいと思いました。一貫して相手の方に寄り添いながら活動されている姿に、だからこそ多くの方から信用を得られる理由が納得できました。貴重なお話ありがとうございました。

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中村さんの活動、連絡については、こちらから↓↓

Facebook:https://www.facebook.com/tatsuhiko.nakamura.23

HP:https://nakamuratatsuhiko.com/

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【編集後記】
インタビューの記者を担当した不知と岩渕です。
インタビュー中も終始、真摯に質問に向き合って下さり。中村さんのご自身の魂の声を裏切らない一貫した筋の通った生き方、在り方や相手に向き合う姿勢をすごく感じることが出来ました。多くの方に中村さんの魅力を知って貰いたいと思いました。中村さんのますますのご活躍を楽しみにしております。

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