「知を駆動力とする社会を創る」榎木英介さんインタビュー

【ストーリー概要】
博士課程取得者など、高学歴の人たちの活躍の場をもっと社会の中に広めていきたい、そして知を駆動力とする社会を創るというミッションをお持ちの榎木さん。

高度な能力を持つ人たちが能力を発揮できず、もったいないと感じ、社会のいろいろな場で問題解決に貢献することで、社会がより良くなっていくと考えていらっしゃいます。

夢を目指すきっかけは大学院生時代、研究者の卵が集まる会で、いろいろな大学の人とコミュニケーションを取る中で研究社会の中に問題があると感じたことでした。

インターネット上で情報発信し続けていると「そんな暇があったら研究できるだろう。」と教授から言われて研究室を出入り禁止になることを経験されています。

一人で活動していたことで意見をつぶされてしまったと考え、仲間を集めようとNPO法人を立ち上げました。最初は研究者の権利を主張していましたが「もっと科学研究が社会に役立つということを示していかないと受け入れられない。」と仲間が言ってくれたことがきっかけで「知を駆動力とする社会を創る」というミッションにつながりました。

「知を駆動力とする社会創り」に関心ある方、高度知識人材のロールモデルをつくりたい方は、ぜひ榎木さんに連絡してみてください。

【プロフィール】
榎木英介(えのき・えいすけ)
1971年横浜生まれ。1995年東京大学理学部生物学科(動物学)卒。同大学院に進学したが、博士課程中退。神戸大学医学部に学士編入学した。2004年に医師免許取得。2006年に博士(医学)。近畿大学医学部講師、兵庫県赤穂市民病院の一人病理医などを経て、2020年4月よりフリーランス病理医として独立。病理専門医、細胞診専門医。一般社団法人科学・政策と社会研究室(カセイケン)代表。

【リンク】
https://researchmap.jp/enodon

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