福岡の良さを世界中へ ”博多コンシェルジュ 廣澤優香さん”
「福岡の良さを世界の人に知ってもらいたい!」その想いの背景にあったのは、体という個人の範囲を超えた願いでした。心の時代を周りと共に創造していく廣澤優香さんからお話を伺いました。
廣澤優香さんプロフィール
出身地:福岡県
活動地域:福岡県
経歴:大学卒業後、銀行へ就職。プランドゥーシーへ転職し、博多のWITH THE STYLEで営業・PRに携わる。もっと広くイベントやパーティに携わりたいと思い独立。
現在の職業および活動:博多コンシェルジュとして、福岡の良さを世界に知ってもらうイベント作り、コト作りを行っている。
座右の銘:「先ず隗より始めよ」(目の前のことからまずやること)
「福岡の魅力を世界へ」
Q1.廣澤さんが思い描く、これからの夢・ビジョンを教えてください。
廣澤優香さん(以下、廣澤) 福岡の魅力を世界に知ってもらうコト作りが夢です。
福岡の魅力は、みんなが優しく、さらに人と人との繋がりが強いことですね。「こういうことをやりたい。」と願うと、隣にいる人が新たな縁を繋いでくれるのは福岡ならではです。
モノよりもコトを大事にしていますので、コト作りをやっていきたいです。神社が大好きなので、神社と組んでイベントをやりたいですね。神社は日本の素晴らしい文化です。
これからは物質的な豊かさよりも心の豊かさが大事になる時代です。そして、心の豊かさは自ら掴みに行かなければ、得ることはできません。感動すると豊かになり、優しくなれます。逆に感動がないと無機質になっていきます。感動する機会を創っていきたいです。
記者 これから、心の時代が大事になるということに、とても共感します!
「キッカケの人になる」
Q2.廣澤さんの夢を具現化するために、どんな目標や計画を立てて、どのような活動をされていますか?
廣澤 やりながら山を登るタイプで、流れに身を任せます。目標を決めると真面目になりすぎて進めなくなるので、あえて目標は決めませんね。
活動としてはイベントプロデュースをしています。真面目なイベントよりも、一見バカっぽく見えるイベントをプロデュースすることで、人と人との繋がりを作っています。あえて目的をきちんと決めないことで、結果的に人が集まりやすくなります。
イベント企画は私が言い出しっぺとなることが多いです。言い出しっぺとしてキッカケは作りますが、実際に具現化する部分は仲間と一緒に行います。自分自身の未熟さを認めているので、積極的に人を巻き込もうとしなくても、周りが自然と助けてくれます。
記者 1人で全部をやってしまう完璧主義でないことで、結果的にチームプレーがうまくいっているのですね。
「全部、自分で決めることができる!」
Q3.「福岡の魅力を世界に知ってもらうコト作り」という夢を持ったきっかけは何ですか?そこには、どのような発見があったのですか?
廣澤 全部を自分で決めることで、生きている実感を得られたからです。
会社員時代は独立願望もありませんでしたが、独立していた夫を見て「自分もできる!」とすぐ思えました。一人っ子で生まれたこともあり、兄弟と相対比較することなく、「自分がNo.1だ!」という感覚があったからこそできました。
志賀海神社が好きでよく行っていた時期がありました。その頃は「旅行に行きたい!」など、個人的な欲望を吐き出していました。ある時、欲望を吐き出しすぎて願う事がなくなってしまいました。その時が「全部自分で決めることができた!」と思えたタイミングでした。
そこで、「福岡の人たちが喜ぶようなことをしたいです。何かありませんか?教えて頂けたら頑張ります。」と、初めて自分以外の人のことをお願いしたのです。
自分のためだけに動くとよくないということが、自分の中の願いを吐き出し終わって初めてみえました。それ以来、神社に行けることで正しく生きているかどうかの確認ができますし、自らの意思表明ができます。正しく真っすぐ生きていかなきゃと思いますね。
今ココ、自分の心が向く、楽しいと思えることを選択したいです。
記者 とことん自分の願いを願い切って、初めて自分以外にベクトルが向いたのですね。
「抑圧された自分を認識」
Q4.「全部を自分で決めることによって、生きている実感を得ることができる」と気づくことができた背景には、何があったのですか?
廣澤 全てを自分で決めることができないという、抑圧された自分を認識することができたからです。
映画のストーリーなどのネタバレが大好きで、先に結論を知りたくなります。ネタバレが好きなのは、無意識のところにある、ビビリな自分がいるからです。
さらに言うと、そのビビりな自分さえも認めることができたのは、自分で決めることができる or 自分で決めることができない、という因果に縛られない、本当の自分に出会えたからこそです。
この気づきが、福岡の良き文化である神社で願い事をしたり、神社と一緒にイベントを行うという、今の活動や夢に繋がっています。
記者 以上でインタビューは終了です。
抑圧された自分を認識できたからこそ、未熟な自分を受け入れることができ、周りの助けをもらうようになったのですね。そして、自分という範囲を超え、「福岡の良さを世界に知ってもらいたい!」という夢へ向かわれていることが伝わってきました。
本日はありがとうございました!
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Facebook:廣澤 優香さんのアカウント
【編集後記】インタビューの記者を担当した吉田&風見です。
抑圧された自分と抑圧されない自由な自分、その外から自己を認識することができた廣澤さん。ご自身の中にある神と対話する術を身につけてらっしゃる点が素晴らしいと思いました。
今後の更なるご活躍を楽しみにしています。