【概要】
現代アートのジャンルでNYを拠点に活動する野村さん。
宇宙空間で重力のバイアスから解放された身体性と概念の獲得を目指して宇宙アート衛星を構想されています。
来年実際に国際宇宙ステーションへ作品が届けられるプロジェクトも進行中。 個人個人は世界平和を想い、そのための良いアイデアや発想は出てくるのに、リアルな社会では今なお戦争が起きてしまう現実とのギャップ。
人々の憂いや悲しみを原動力に「それ、重力バイアスかかってませんか?ぜんぶ重力のせいにしてしまいましょうよ!」と、ものの観かたを押し広げるビジョンを作品を通して提示する野村さんのストーリーを、ぜひお聴きください。
【プロフィール】
野村康生は、日本の島根県出身でニューヨークを拠点に活動するコンセプチュアル・アーティスト。2004年に武蔵野美術大学油絵科を卒業、 2018年度の文化庁新進芸術家海外研修制度を受けてニューヨークに滞在。2021年にVilcek Foundationから3年間の制作サポートグラントを獲得しプロジェクトベースの作品制作を展開している。
彼の作品は、自然界や私たち宇宙の物理的・数学的な結びつきを探求するところからスタートし、2015年にカブリIPMUでのレジデンスプログラムに参加したことで現代物理学の最先端理論である超ひも理論と出会い「Dimensionism」という概念にたどり着いた。以来「高次元」を対象とすることで私たちの知覚や認識を更新することを目指した作品を制作している。
【SNSリンク】
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https://www.instagram.com/yasuo.nomura/
☆YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=2BSr9tBXLHU