今、人の心の帰結をおこす 武士道研究家 与国秀行さん

武士道と出会い、その精神を持って仲間の個性を大切にしながら活動する与国秀行さんにお話を伺いました。

出身地:東京
活動地域:東京
経歴:
1966年生まれ。
2008年 総合格闘技大会第一回『THE OUTSIDER』のメインイベントに「生きる都市伝説」という異名で出場
2009年 シュートボクシングs-cup2008へ出場
2009年 第45回衆議院議員総選挙において、幸福実現党公認で東京12区から立候補、落選。選挙後、妻と共に何者かに襲撃を受け、左目を負傷。
2013年 YouTubeでの啓蒙活動を開始
2017年 第48回衆議院議員総選挙において、幸福実現党公認で南関東ブロック比例第5位で立候補、落選。
2018年 一般社団法人武士道を設立
現在の職業及び活動:一般社団法人武士道代表理事。関東一円に悪名を轟かせた「カリスマアウトロー」だったが、自身の生き方に疑問を持ち、回心ののち仏門に入り、現代の武士道、侍精神、大和魂を説き始める。現在はYouTubeや街頭演説、講演活動を通して「本当の強さ」や「武士道精神の復活」を訴え続けている。
座右の銘:「不惜身命」仏教用語/「至誠にして動かざる者は未だ之れ有らざるなり」儒教『孟子』/「至誠神を感ず」吉田松陰

「愛と真がないと本当の発展・繁栄はない」

Q.どのような夢やビジョンをお持ちですか?

与国秀行さん(以下、与国 敬称略) 大きい夢としては徳治政治をして、この国が徳ある人たちが活躍でき名前があがるような国にして生きたと思います。民主主義の利点もありますが、世襲制度もあり、今までの政治が継続される可能性があります。今はこのコロナウイルスのタイミングもあり、国民の一人ひとりが政治に興味関心を持ち、どの政治家が1番自分たちの生活を考え行動をしてくれうるのかをしっかり見る必要があります。この国の責任は国民にあるし、国民がより一段と真剣になる必要があります。今まではテレビが中心でテレビに出ている人が宣教に通りやすいのがありましたが、今はネットからでも情報が得られる時代でもあるので、情報も得やすいと思います。
もっと国民が自分たちが支払っている税金の使われ方や税金のシステム、通貨発行権などに興味をもてば絶対に政治は良くなると思います。それが徳治政治にもつながると考えています。

Q.それを具現化するために、どんな目標や計画を立てていますか?

与国 今は友人と組織をつくったり、新しい人にも出会って一緒に活動をしています。このコロナウイルスの状況もあり、今まで訴えても聞く耳を持たなかった人たちが聞く耳を持つようになってきています。みんな何かこの世の中に対して「おかしい」と思っている人たちも増えてきているように思います。
1番大事なのは徳であり、愛や人の幸福を考えないと人の心は動かないと思います。相手を理解するには愛があることです。相手を感動させることが共に活動をしていく上では大事かと思っています。

Q.その目標や計画に対して、現在どのような活動指針を持って、どのような活動をしていますか?

与国 政治に危機感を感じ私自身も金融の仕組みを学び、組織を持っていますが、組織は自分の分身を持っているようなことです。自分ができないこともあるりますし、自分より能力ある人たちもたくさんいらっしゃいます。私がいなくてもメンバーの皆さんに「実践をしてください」と、自由活発な雰囲気を大事にしています。独裁で私だけがやってもメンバーの才能は伸びません。自由にやってもらうことで組織のメンバーが元気に活発になっていきます。
ですが最初の頃は、自由にやってもらうことも難しかったです。自由にやりすぎてしまうとメンバー同士でぶつかり合うこともあったので、のびのび活動しながらもお互いを認め合う寛容の心をもつ文化を大事にしています。組織のメンバーは自分の分身だと思い、その仲間を大事にすることです。その仲間は日本を素晴らしくするのに活動をしているので、繁栄・発展だけに目を向けるのではなく、その裏にはしっかり愛や真を大事にしたいですね。そうじゃないと本当の組織の発展にはならないと思います。

Q.そもそも、その夢やビジョンを持ったきっかけは何ですか?そこには、どのような発見や出会いがあったのですか?

与国 私自身は昔は渋谷で喧嘩をするような不良少年でした。今思うと本当に考えが幼く「喧嘩して何が悪い」と思うような少年でした。ある意味、その当時は戦国時代だと思います。戦って勝利したものが強い。小さな少年たちの戦国時代ですね(笑)そんな少年でしたがある時、司馬遼太郎著の「龍馬がゆく」など明治維新の本を読むことがありました。自分とは全然違う価値観をもった人間が日本のために戦っている姿に衝撃を受けました。戦いも命がけで戦い、命を奪われるのを惜しまない。そんな姿に私は「なんで命をかけれるのだろうか?」と考え、自分がやっていることが楽に見えてしまいました。そこから歴史の勉強も始めましたし、戦後の日本の教育が変わってしまっていることを知りそこから政治を変えていきたいと今の活動につながっていると思います。

Q.その行動を起こせる背景には、何があったのですか?

与国 当時から男子たるもの男としての生き方を考えていました。不良少年でもあり、周りには刑務所に入るのが2回目というような人もいましたのですが、そういう人たちを見て、人間は何のために生まれてきたのか?という疑問を持ちましたね。そのあとはボランティアをしたり本を読んだり、自分の生き様を追求してきました。坂本龍馬の姿を見て人のことをなすために生まれてきたように感じます。志半ばで死ぬこともあるかもしれない。でもドブの中で死ぬかもしれないけど、死に様は自分で変えることができる。自分の生き様は誰かがどうこういうのではなく、自分が考えることだと思います。今のコロナウイルスのこともあり、今は一人一人が考える時ではないかと考えます。

Q.最後のメッセージをお願いします

与国 今の時代、大切なのは一人ひとりの心だと思います。今、日本人の中にある大和魂を大事にして、今の政治や社会の矛盾に気がつき、声をあげていくことです。一部の方だけが動くのではなく、多くの人の団結が必要です。

記者 ありがとうございます。日本人の中にある武士道が大事ですし、その思いをもって団結する大切さを感じました!

今回は貴重なお話をありがとうございました。

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【編集後記】
今回、記事作成をした一龍飛と喜多島です。
与国さんの熱い思いを聞きながら、坂本龍馬のような明治維新の精神を大事にし、さらに今は令和維新として世界を救済する日本になれるよう活動していきたいと思いました。与国さんこの度は貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。

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