キャリアと人生哲学の執筆家、学生団体Cours-prive代表 木村海仁さん

学生団体の立ち上げや、関西事業責任者としてITベンチャーにJOINしつつ、未来を担う若者のリーダーとして活動する木村さんにお話を伺いました。

■木村海仁(きむら かいと)さんプロフィール

出身地:大阪と和歌山の間

主な活動地域:大阪府、兵庫県

経歴:近畿大学付属和歌山高校卒業後、2016年に関西学院大学入学。2018年大学3回生でw2ソリューション株式会社にJOINし、関西事業リーダーとして採用と営業を務める。その傍らフリーランスとして人材事業を立ち上げる。現在大学4回生。

現在の職業および活動:Cours-prive代表、w2ソリューション株式会社関西事業リーダー。

座右の銘:挑戦はタダ、失敗は財産。

 Q いま持っている夢や具現化したい理想の世界はどんなものですか?

木村さん(以下敬略称) みんなが幸せな世界が一番いいな、というのが理想としてあります。全員が自分のあり方の幸せをつかんでほしい。ただ、多くの人が自分の生まれた環境の範囲や、視野の狭い中で選択をして生きてしまっている人が多いなということを実感しています。なので、もっと広い選択肢がある中で「自分はこれをした時に幸せだな」「このために生きたいな」ということを発見できる世の中をつくりたいと思っています。

みんなが幸せな世界が一番いい

Q 今の目標や計画はどのようなものですか?

木村 最終的に自分が死んだときに「あいつに出会って自分の人生変わったよね」という人たちが1000人くらい葬式に来てくれたら嬉しいなと思っています。お祭りみたいになったら面白いですね(笑)。「あいつのおかげでこう変わったんだよね」などをお互いにシェアしてもらう場になったら、そこからコミュニティも広がると思うんです。
そのために今自分ができることは何かを考えた時に、価値提供をして人生の分岐点をつくるような人間じゃないとそういうことは到底かなわないと思ったので、現在はいろんな知識を蓄えることや、影響力をつけることを目標として活動しています。

Q 日々どんなことを実践しているんですか?

木村 一番影響を与えるためには、個人としての影響ではすごく難しくて、組織として人に影響を与えるほうが早いなという考えを、僕は実感として持っています。例えばスティーブ・ジョブスが製品開発を通して世界中に影響を与えたように。なので今ならば、w2ソリューションという会社の中でその会社を大きくする一端を担うことによって自分の知名度を広げながら、自分の事業として学生のキャリア支援の活動で一人一人と面談をしつつ、リアルタイムで困っていることの解決への取り組みをしています。
必要なのは“価値提供”と“成長”だと思うんです。成長を会社の方でやりながら、人材の事業活動で価値提供を始めているという形です。

記者 人と向き合う中で、どんなことに気をつけていますか?

木村 今の日本人は傾聴力がない人が多いと思うんですね。不安や悩みを誰かに打ち明けたとしても、半分話の途中なのに「それってこうじゃない?」と結論を言ってしまう人が多い。そうではなく、9割聞くに徹して1割で「それって多分こういう風に思ってるよね」と理解を得てから、最後に言葉を置く。ずっとこの構図で気をつけてやっています。

記者 傾聴の重要性を感じたきっかけは?

木村 今の活動を通して気づいていきました。
元々、家庭環境の中では父母や祖母に「大手に就職して務めあげろ」と言われていました。なので小中高校生の時はずっとそのために勉強して、終身雇用も当たり前だと思っていたんです。
ところが、実際に大学で就活を始めてみて、たまたま出会ったベンチャー起業家のキラキラした生き方を知って「自分の人生は自分で生きていいんだ」ということに気づき、すごく楽しくなり、可能性が広がったんですね。
それは僕の中ですごい革命でした。それを伝えたいという思いから今の大学1.2回生向けの就職支援活動を始めたんです。
初めの頃は、自分の成功経験を人にぶつけるやり方をしていました。ところが相手にいくら伝えても手応えを感じられない経験をして「これをやれば絶対成功するのに何でやらないの?」という自分の中の葛藤がありました。でもキャリアコンサルタント等の仕事を見ていく中で、自分のヒアリングや面談の仕方は間違っている事に気づいたんです。ただの一つの正解であった自分の成功要因を人に押し付けていただけで、相手の可能性を広げるというのを忘れていたんです。『7つの習慣』という本にも影響を受けて、どうやったら傾聴力をつけられるのかという本を読みあさって、見つけた形です。

記者 諦めずに自分の変化を選択できたんですね。

木村 「人に価値提供をする」という目標があるので、価値提供をできていないのであれば、間違いなく自分が悪いと思うし、一番変わりやすいのは自分だというのが根底にあるからです。「価値提供しないといけない」と使命レベルで思っているのでそこは譲れないです。

Q 「価値提供をする」ということを使命レベルにまで思うようになった由来は?

木村 3つあると思います。1つ目が、僕は家庭環境に本当に恵まれていて、やりたいと言った事をガマンした事がないんです。貧乏なのに両親が習い事のお金を工面してくれて、けれど続かずに半年で辞めるとかを繰り返していました。それがどれだけ恵まれていることなのか、気づいたんです。
高貴なる義務」という好きな言葉があるのですが、自分が恵まれた立場にいるから上に立つとかではなく、それを皆に分配できるようになりたい。

2つ目は、昔の体験で、おばあさんが転んで押し車をひっくり返して道のドブに顔をつっこんでいたのを助けたんです。その時は無我夢中でしたが、その後、家によばれて息子さんにも「ほんまにありがとう」と言われて。その時に

「ありがとう」って本気で心地いい

なということに気づいて。生きているなら、けなされるよりも、ありがとうって言われるほうが絶対いいと思うようなことを何度か経験したんですね。

3つ目が、人に価値提供することによって自分に返って来る傾向性に気づいたことです。利他的って利己的の最終形だと思っていて、自分に全部返って来るんですよね。さらにその返ってきたリソースを使ってまた人を助けられるということも知っているのでやっているという感じです。

記者 哲学的な探究心はどこから?

木村 昔から宇宙の始まりとか見えないものへの知りたい欲が強かったんです。物心ついたときから常に、自分を10%くらい俯瞰してみている感覚がありました。小・中学生の時には、皆よりも外にいる感覚がずっとあって、物事に対して真似して従うのではなく「なぜ?」と問いかけることが多かったんです。僕はそんなつもりはなくても、皆からしたらいけすかない奴で、大人ぶりやがってというようなことも言われて浮いてしまい、疎外感に悩み、死にたいくらい苦しかったこともありました。無邪気に遊べたら一番楽しいんだろうけれど、そうもなれない自分もいて「なんで生きてるんだろう」とずっと考えていました。今になって、あの時考えたことは必要なことだったと、今考えるべきことに紐づきました。

記者 どう紐づいたんですか?

木村 就活で自己分析をする時に、普通は内定を目指して会社を決める軸を決めると思いますが、それは一通過点でしかなくて、最終的に「自分がどう死にたいか」が一番重要になってくると思うんです。なので、僕からすればその一番重要なところは、昔から考えていた「どう死にたい」「どう生きたい」「何が幸せ」ということだなと紐づきました。

記者 人生の軸とゴール設定を自分で決めると迷わず進めますね。

木村 決めたらブレないですね。「人に愛されたい」とか「ありがとうと言われたら嬉しい」とか、何となくの自分の思いを表現することで強い軸が形成されると思っています。
ここまで来るのに、たくさんの人に頼ったり助けてもらっています。社会人の方に自分の考えをぶつけてみて、別の角度で切り返されて、また考えをまとめて、を繰り返したり、文字に書き出してみたりしながらまとまっていきました。かなり時間はかかりましたけどね。

Q 最後に読者に向けてのメッセージをお願いします。

木村 「思考を止めないで」と伝えたい。思考を止めた瞬間に堕ちる人って多いと思います。思考の使い方は「成長するには」「どうやったらこの課題が解決できるか」など色々あると思いますが、常に相手が何を求めているかを考えたら、自分が何をすべきかおのずとわかってくると思うんですね。
もちろん自分がどうあるべきかも考えないといけない。
「人からどう見られているのかを忘れた瞬間に、人って死ぬな」と思ったことがあって。人って「これくらいいいや」と思ったら、どんどん堕落していくと思うんです。それも思考だと僕は思っていて。誰に見られているのかという事を考えて生きてほしいなと思っています。

記者 人にどう見られているかを考える時に、人によって見方や判断の基準が違うので迷いや対決が出ると思うのですが、「人間として」のあり方の基準はどう考えていますか?

動物にはできない、人間にしかない能力があると思っています。

木村 犬に2択を選ばせることはできますが、それは、しつけで教えてこっちを選べとプログラミングしているだけですよね。人間は自分の理性を持って選択ができる。そういう人間として生まれた特徴みたいなものを、最大限有効活用してほしい。それをすごく思うんですよね。

記者 なるほど。人間としての能力を最大限有効活用するという思考を、みんなが持ったらどんな世界になるんでしょうね。今日はありがとうございました!

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【編集後記】
今回記者を担当した福田です。木村さんは質問に対してまっすぐに考えを述べる方で、自分に素直に向き合いながら実践で進化し続けていく力強さを感じました。格差社会ではなく、みんなが幸せな世界を創る、若きリーダーとして活躍してほしいです。共にそんな世界を創っていきましょう!

☆木村さんにも賛同いただきました。

日本式ロックダウンを求める1000人署名
http://chng.it/SJBK9L7ZR2

☆ポストコロナ復興プロジェクト
→https://bit.ly/2wU0X7z

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