「『戦わないコミュニケーション』で人を笑顔に」鑑定士 尾方光泉さん

鑑定士として多くの人たちの心をほぐしながら、又、独自に体系化した八十一開運学を伝えておられる尾方光泉さん。愛情を持って人のために接し続ける背景を伺いました。

プロフィール
出身地   熊本県
活動地域   福岡県
経歴   子どもの頃から霊能・直感力を持つ。銀行や化粧品会社に勤務時に、数や色、様々な占いに興味を持つ。その後、「八十一開運学」を独自に確立。26年の歳月をかけて研究を続ける。2017年真言密教にて得度を受ける。現在、霊視鑑定を行う傍ら、各地で講演やセミナー開催、ラジオ版組出演など活動している。
現在の職業および活動   鑑定士、八十一開運学協会代表
座右の銘   油断大敵

「戦わないコミュニケーション」で200%楽しい人間関係を

Q:どのような夢やビジョンをお持ちですか?

尾方   光泉(以下   尾方   敬称略)   人が一番悩むのは人間関係です。人はそもそも自分の表面意識の一部分しか知らず、潜在意識やさらにその奥深くを知りません。さらに相手をどう扱ったら良いかもわからないのです。そうした理解を助けたり、心をほぐすことで、誰もが「戦わないコミュニケーション」で200%楽しい人間関係を築けるようにお手伝いをしたいと思っています。

   その方法の一つとして、私は独自に体系化した「八十一開運学」をお伝えしています。これは、81パターンの数字と、色の心理4原色を組合わせたものです。「八十一」の中には、+−(プラスマイナス)の2、つまり陰陽の性質も入っていますし、81というのは盤寿を意味するものでもあります。「八十一開運学」では、自分の性格や、自分や人の扱い方がわかります。これは統計学なので、お勉強をすれば誰でもわかるものです。

   そして、私は鑑定士でもあります。これは霊能・霊視で、私にしか見えないもので、残念ながらお伝えすることはできないんですね。昔は、人とは違うものが映像として、ふと見えたりするので、私自身も見えているものに自信がもてないことがありました。けれど、人の嘘や命に関わることが見えることが何度もあったり、さらに高千穂でお告げがあったことを受けて、見えたことをハッキリ言い切ろうと思うようになりました。今では経営者の方たちを中心に色んな方たちのご相談に乗っています。

   人は、私のことを「気持ちの整理屋」と呼んだりします。来た時は人間関係に悩み、辛い表情をされている目の前の方が、最後には笑顔になって帰って行かれること、これほどの喜びはありません。一人でも多くの方たちを笑顔にしていきたいです。

シングルマザーの自立

Q:「「戦わないコミュニケーション」で200%楽しい人間関係を」という夢へ向けてどのような目標や計画を立てていますか?

尾方   シングルマザーが自立できるようにしていきたいと思っています。私自身がシングルマザーで大変だったこともありますし、子育てをするのはやっぱりお母さんですから。お母さんに心のゆとりがあって、子どもに対して待てる心を持てること、そして愛情と栄養をたっぷり与えてあげると、自然と子どもは育っていくんですね。

   見ていると、自分に自信のないお母さんがとても多いのです。そもそも自分の長所や欠点を知らないですし、長所を長所とも思っていないんです。まずは自分を知ることです。そして、欠点は長所に変えられます。私たち人間の本質は逆転勝利ですから、マイナスはプラスに、アクシデントは勝利になるのです。八十一開運学を学んでもらって、改善と攻略の方法をお伝えしていきたいです。

気の流れを良くして空間を整える

Q:その目標や計画に対して、現在どのような活動指針を持って、どのような基本活動をしていますか?

尾方   毎朝、おトイレの掃除から始まります。そして、神棚、不動明王様のお水を変え、お経をあげてから、部屋の四方に向かって柏手を打ちます。北東から南東、南西へと。柏手の音が通るかどうかで、気の低下具合がわかります。邪気が溜まっているところは、音が鈍くなったりします。部屋全体の気を高めるための気合いを入れて、自分自身への決意をして朝を始めます。

   色んな方をこの部屋にお招きするので、少しでも気持ちよくなっていただけるように気を整え、ご縁がある方に対して、いつも繁栄とご多幸をお祈りしています。

人間関係には位置関係がある

Q:「「戦わないコミュニケーション」で200%楽しい人間関係を」という夢を持ったきっかけは何ですか?そこには、どのような発見や出会いがあったのですか?

尾方   息子が小学4年生の頃から親子関係がうまくいかず、とても悩みました。どうしたら良いかわからず、解決策を探しに四柱推命やタロットなど色んなことを学びました。その時、開運学に出会ったのです。開運学で、人間関係には位置関係があることがわかりました。

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<カラーサイクルの図>   

   私は赤で、息子は青だったので親子関係は良好でした。けれど、小学4年生頃に、息子は青から黄へと変わったのです。そうすると、私から息子へは逆矢印の関係性になるので直接言っても息子には届きません。ですから、私は、赤→青→緑→黄の順番にコミュニケーションをとらないとならないのです。つまり、笑顔で(赤)、明快(青)に、矛盾なく(緑)話すというコミュニケーションの仕方になります。その手順を実践していくと、本当に息子との関係性が良くなっていったんです。

   私だけでなく、人間関係の位置関係を知らないまま、お互いの扱い方がわからず、親子関係や職場での人間関係に悩んでいる人がたくさんいます。この開運学を知って攻略法がわかることで、無駄な悩みがなくなって適切な対処ができるようになり、人間関係を楽しくしていけます。このことをお伝えしたいと思って、開運学を始めました。

感情のままに言わないこと

Q:「人間関係には位置関係がある」という発見の背景には何があったのですか?

尾方   夫と別れてシングルマザーになり、私は生活のために働かざるを得ず、息子の側にいたくてもいられませんでした。息子のことは母に預けて任せっきりで、今でも息子は「おばあちゃんに育てられた」と言います。

   小学4年生の頃から息子は勉強をしなくなり、学校に行かない、ギタリストになると言い出しました。母にとても厳しく育てられた私の判断基準から見たら、それは有り得ないことでした。だんだんと「私はこんなに仕事をしてがんばっているのに!」という思いが募り、感情のままに怒りをぶつけるようになりました。息子はそんな私を上から目線で見ているように思え、私はさらに感情的になり、ケンカが絶えませんでした。

   けれど、開運学に出会って位置関係を知った時、人間関係ではなく、親子関係で息子を見ていたことに気づきました。位置関係もわからないまま、親の勝手な愛情と期待を押し付けて、言うことを聞いてくれないと怒ったりしていました。けれど、それは私の思い込みでしかなかったとわかったんです。そんな感情のままに言うことはタブーだと思いました。ですから、位置関係の通りに笑顔で、明快に、矛盾なく言おうと決めました。これには4倍の努力が必要で本当に大変でしたけれど、それで息子が笑顔になっていったので、本当に嬉しかったです。

人は生きていると悩みが尽きることはありません。けれど、改善と攻略はできますし、八十一開運学と鑑定でどんな方でも笑顔になれるよう私にできることをしていきたいと思っています。目の前の人が笑顔になっていくのを見れるのは仕事冥利につきますし、私の役目でもあると思っています。2020年は想いが叶う年だと見ています。数は科学であり、色はロマン、そして言霊です。皆さまの想いを叶えていくお手伝いをこれからもしていきたいです。

読者への一言メッセージ

尾方   「自己犠牲、他者への愛」という言葉が好きです。「自己犠牲」は奉仕であり、相手に対して一生懸命していても、見返りを求めるなということです。あなたのその行為は必ず誰かが見ていて、巡り巡っていつかは返ってきますから、ただ一生懸命やるだけです。

そして「感謝と謙虚」。やはり人間の根源はそこだと思います。命に感謝、父母に感謝、社会に感謝、神仏に感謝して、「私が」ではなく、相手のことを先に考えたら自然と人間関係はうまくいきます。

そんなことを大切にしていってほしいなと思います。

記者   自分を知り、相手を知り、位置関係を知ることで無駄な悩みを持つことなく、楽しい人間関係を築けるのですね。本日は貴重なお話をありがとうございます。

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尾方さんの詳細情報はこちら↓↓

八十一開運学協会

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【編集後記】
今回インタビューを担当した小水と木村です。
人が悩まず楽しく人間関係を築いていくためには、自身の霊能・霊視でも、統計学でも何でも活用される姿勢に感動しました。
本当の自分とは何か、人は誰もが知りたいことであり、安心してありのままの自分、そのままの感情を出しても大丈夫な人間関係を築けることが、自然と幸せになる道なのだと思いました。
尾方さんの今後の益々のご活躍を応援しています!

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