【ストーリー概要】
太見さんが掲げるビジョンの背景には、幼い頃に病気で亡くなられた弟さんの存在があります。当時は非常に厳しい心の状態だったものの、時間の経過とともにその経験がエネルギーや礎となり、現在の原動力となっています。「願わくば自分も次世代に刺激になるような生き方をしたい」とおっしゃいます。
「50歳を迎えるまでの3年間を集中し、いつでも自分の人生を終えられる準備をしておきたい」と語る太見さん。若い社員たちと同じ視点で時代の変化に合わせ、チャレンジし続けることを心がけています。定量化して数字目標を高く掲げ、そこに向かって実践行動することは、1日1日を弟の分まで充実して生きる重要な指針の1つです。
小学校・中学校の時は体格が小さく、いじめにあったこともありコンプレックスの塊りのような少年時代でした。しかし、そんなネガティブな状況でも自分を強く前に押そうとする自分がいました。
その背景に亡くなられた弟さんとのやり取りの中で、本当に強く思い信じれば、できないことはないのではないかと感じたエピソードがあります。信じる気持ちの強さが今も心の奥底にあり、それがあったらか諦めずに今までこれたのかなとおっしゃる太見 洋介さんにお話を伺いました。
【プロフィール】
東日本大震災を機に三井不動産上海を退職し帰国。被災沿岸部の街づくりを目指し、「株式会社太見裕介商業建築研究所」を創業(亡弟の名前を社名に)。同時に任意団体「海族DMC」(現NPO法人)を設立し、震災での行方不明者の捜索活動にも従事。現在は福島県浪江町の震災遺構「請戸小学校」の指定管理業務を受託し、北海道から鹿児島、さらに海外のタイやシンガポールに拠点を構え、「海」に関する教育や防災・減災の啓蒙活動に取り組む。1977年生まれ、福島県出身。
【SNSリンク】
◆NPO法人 海族DMC
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◆太見洋介個人
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