studio PAIKIKI creative director ニレイめぐみさん

東京の下町に生まれ、人の温かさが残る町で失敗してもやり続けることを学ぶ。「明日は必ず来る」と明るい笑顔のニレイめぐみさんにお話を伺いました。

プロフィール
出身地   東京都
活動地域  東京、神奈川を中心に、福岡でも活動
経歴  高校生の頃から雑誌のコラムを書いたり、読者モデルなどを始める。20歳で年収500万円を稼ぐまでになる。ニューヨークでの活動を経て、日本にて雑誌記者、ダンススクールなどを実施。
現在の職業および活動  studio PAIKIKI creative Director 、Ka Huia O Kahui Hawaiian Dance Club主催。サンセットライブのオープニング「100人で踊るフラ・エキシビジョン」のオーガナイズも行っている。
座右の銘.  知性・感性・野性

「継続すること」

Q:どんな心の在り方や認識の変化が今の活躍につながっていますか?

ニレイ 若い頃は成果をすごく大事にして、成果や結果が全てでした。それに対する評価も気になりましたし。でも今は、継続することがすごく大事だなって思っています。そんな風に考え方が変化したことが大きいかなと思います。

記者 継続が大切だと思うようになったきっかけはありますか?

ニレイ まあ、昔から「継続は力なり」って言われていたからかな(笑)。振り返ってみると、わたしは継続しかしていないんです。自分で何かをやりたいと思って努力してゲットしたものはほとんどない。実家が割烹料理屋をやっていて人とのつながりがあったことも大きかったと思います。人とのつながりの中から、流れてくるものを「はい、次」みたいにずっとやってきました。ベルトコンベア方式じゃないですけど(笑)。流れてきたものに向かって自分で精一杯やって、成果が上がる時もあればそうじゃなかった時もあります。でもやれることは何でもやりました。拒否しないで継続してきたことしかない。だからわたしは継続する力をすごく感じる。
最近若いお嬢さんから会社を辞めたいとか、他にも離婚したいっていう話とか、相談を受けることがあります。「何かこのままでいいんだろうか」って。それに対して、辞めて海外に行ってみる、もう別れるといった選択肢を勧める人はいっぱいいるじゃないですか。わたしは継続していくっていう選択肢を勧めるようにしいます。辞めないためには、別れないためにはどうしたらいいかっていうことを一緒に考えて提案するようにしているんです。辞めるのも別れるのも、本人が思えばいつでも簡単にできます。辞めないっていうのは一番強い。「諦めたら試合終了」安西先生ですね(笑)。

記者 継続することは、ニレイさんの一番の強みなんですね。

ニレイ 継続とつながって、今回のタイトルの「美しさ」って何だろうと考えていました。わたしがやっているフラダンスは群舞だから基本的に一人で踊るダンスじゃなく仲間でつくるもの。組織の中の一人なんです。ダンスにも見れるのですけど、人と関わりあって生み出すものと、自分一人で生み出すものって、軸が違うような気がします。言うなれば、自分のパフォーマンスと人とのコミュニケーションっていう2つの軸。その軸はX軸とY軸みたいに違うものだと思います。X軸、Y軸がそれぞれが成長していくと、Z軸の方向に立体的に立ち上がって生まれてくるものが「美しさ」ではないかなと。「美しさ」を立ち上がらせるX軸とY軸の成長、成熟。それは結果、成果ではなく継続の力だと思う。だから自分のパフォーマンスや人とのコミュニケーションとか、人との繋がりを大事にがんばり続けること。そうするとその人の美しさが内側も外側も立体的に出来上がってくるのかなって思います。

「隙間や余地をつくり、活用するセンス」

Q:AIが活躍する時代に必要とされてるニーズは何だと思いますか?

ニレイ 隙間とか余地をつくることかな。人間の隙間を埋める、余地を作る、さらにはそれを活用するセンス。例えばわびさびもそうかもしれません。そこは人間の人間らしさみたいなものとして、AIにはコントロールしきれない部分ではないかなって思います。でもAIの進化は本当にすごいので、もしかしたらAIにもコントロールできてしまうかもしれません。でも、隙間や余地をつくったり活用するセンスって人間らしい部分だから譲りたくない意地みたいな気持ちがありますね。

「自分と自分の身の回りを美しくし、そういう人たちのつながりを大切にすること」

Q:どんな美しい時代を創っていきたいですか?

ニレイ 正直、美しい時代をつくっていこうとは思いません。美しい時代になるかならないかはその時代に生きている人たち次第だと思うので、わたしが美しいかどうかと思うのはおこがましいと思います。美しい時代を作りたいと思う人が大勢でいれば美しい時代になるでしょうし、そうじゃなければ殺伐とした世の中になるんじゃないかな。でも自分がどんな時代を生きるとしても、自分と自分の身の回りは美しくしていきたいなって思っていますし、そういう気持ちを持ってる人が周りにいてくれたらいいないって思います。そういう人たちとコミュニケーションをしてつながっていく。そのつながりを大事にしていこうと思っています。そういう日々の積み重ねが結果として美しい時代をつくるのだと思います。

「失敗した経験から学ぶ賢さがあるから臆病になる」

Q:臆病は時間の無駄だとおっしゃっていましたが、自分の中で臆病な気持ちが出てきた時にはどう向き合っていますか?

ニレイ 臆病になるのは自分が失敗した経験とかを引きずっているからだと思います。でも人間ってそうじゃないですか。何度もここで転んでいるって思うところを通る時は誰でも慎重になる。それは今まで失敗した経験をちゃんと自分で学ぶ賢さがあるから臆病になっているわけです。でも「もう学んでいるんだから同じことは繰り返さない」って思ったら「もう一回ちょっと頑張れるかもしれない」って。そんな風に物事を考えていくのがうまくいく人のメンタリティです。そこで「止めておこうかな」って思ったら、もうそこまでなんです。
でも日本はいつの間にかこどもに失敗させないようにしている感じがします。以前、スイカ割りがあった時も、こどもが目隠しの隙間から見ているんですよ。それを大人はわかっていて割らせようとする。わからないことにチャレンジして、失敗して恥をかくから臆病心も乗り越えていけると思うんですけどね。叱ったりするのもよくないとか、謙虚をはき違えているような感じもあるし。いつの間にこうなっちゃったのかなぁって思います。

記者 失敗を避けようとする傾向はありますね。このテーマについてはまたの機会にせひお話ししたいところです。
最後に読者へのメッセージをお願いします。

ニレイ 人が言う事より、自分を信じた方がいいと思います。自分がこうだって思うことを突き詰めること。だけど人の話はよく聞くこと。自分を信じるって事と人の話を聞くことは軸が違うことだけど両立することだと思うので。それをやり続けることですね。

記者 自分を信じること。継続すること。変化の激しい時代だからこそ、胸に響く言葉でした。今日は貴重なお時間をありがとうございました。

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【編集後記】
今回インタビューを担当した小水です。
好奇心と臆病心を超える勇気をもって、やれることは何でもやり続けてきたニレイさん。人生に対する前向きな姿勢が、そのまま表情に出ているような方で、お話しているだけで楽しくなりました。
ニレイさんの益々のご活躍を期待しております。

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