【ストーリ概要】
障害がある、ないに関わらず、誰もが自分で自分の人生を生きていける街。誰もが自分の人生を描いていける街を創りたいと活動されている綾子さん。
今の社会は、身近に障害がある人と出会わない環境が多く、それにより障害がある・ないという壁が出来上がってしまっています。そうすると、障害を持っている人と接する機会が少なくなるため、どう関わったらいいのかがわからなくなってしまいます。
自分の周りに障害がある人がいるのが当たり前の社会を創るため、例えばマルシェなどを通じて障害がある子どもたちにはもちろんのこと、関わる大人も「こうすれば仕事が出来る」という気づきを得ることができる機会を設けています。
そして、関わってみて、知ってみて、自分の中の障害者に対する考えをアップデートして欲しいと語ります。
そんな綾子さんが今の活動をするきっかけは、ご自身の将来を考えた時に、「周りに手話が出来ない人に囲まれて暮らすのは寂しい」「おばあちゃんになっても楽しく生きるためにはどうしたらいいか」という意識からだったそうです。
その想いから自らいろいろな所に足を運び、その縁で出会った重度心身障害の子たちやその子たちの親御さんの置かれている状況をみて、どんな障害を持ってても自分らしくあれる街があればいいじゃないか、という今のVisionへと繋がったと言います。
また、綾子さん自身も昔「耳が聞こえたらよかったのに」と思うこともあったそうですが、お父さんとご友人から言われた言葉がきっかけで「あるがまま生きる」生き方へ割り切れたとのこと。
「UBUNTU(ウブントゥ)は、私の価値は相手の中に、相手の価値は私の中に。だから、出会った人の数ほど自分の価値がある。いろんな人に出会っていろんな価値を見つけて欲しい」と最後にメッセージをいただきました。
とてもパワフルで、時間があっという間に過ぎてしまうほど、お話に夢中になってしまう楽しいインタビューでした。ぜひご覧ください!
【プロフィール】
仙台出身
ペンドレッド症候群により、進行性難聴
耳が聞こえなくても自分らしく過ごせる場所が欲しい!と、大学卒業に後埼玉県のろう高齢者の特養で5年務めた後、帰仙。 そこでろう重複の医療的ケア児と出会い、どんな子供たちでも思いっきり子供らしく遊ばなきゃ!!という思いに駆られ、現在に至る。
【SNSリンク】
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