「世界一面白い学びのテーマパーク」 ガッコウ+株式会社 Founder 加藤まさあきさん
愛知と東京を拠点に誰もが自分らしく生きれる社会の実現に向かい活動されている加藤まさあきさんにお話を伺いました。
プロフィール
出身地:埼玉県
活動地域:愛知県
経歴:教師を目指して早稲田大学教育学部に入るも初日で教師の道を捨て、歌手を目指すも断念。学生起業をするも全てに失敗し、卒業後は商店街でホームレスに。その後様々な出会いでコーチング事業を開始し4000名以上の人生相談に乗り、自分らしく生きる人を増やしたい。面白い人を育成したいとの想いで事業拡大を経てガッコウ+株式会社を創業。生徒会員数2000人以上、講義参加者数累計30000人を超えるコミュニティに成長。現在はガッコウ+を継承し、ミライベース株式会社の代表取締役として採用関連のマーケティング支援等を行う
現在の職業および活動:会社経営者
座右の銘:プライドを捨てることが俺のプライド
誰もが自分らしく生きれられる世の中へ
Q.どのような夢やビジョンをお持ちですか?
加藤まさあきさん(以下、加藤 敬称略) 誰もが自分らしく生きられる世の中を実現するのがビジョンです。その一点を目指して活動をしています。その実現のために3つの革命、それが教育革命、働き方革命、生き方革命を掲おり、その3つに合わせた事業を展開しています。
今まで1万人ぐらいの方に出会って、お話しをする機会をいただきましたが、出会ってきた多くの方が誰かのコントロール下でしか生きられていない状態でした。そのように、まったく自分らしさを表に出せず、その人の良さを全くいかせずに生きづらさを感じている人も多くいると思います。僕は教育とは、その人の可能性を引き出していくものだと思っています。その人らしさとか、その人の可能性を引き出すというのをビジネスの中でやってきて、その人自身の人生も変わっていき、周りの人にも影響を与えている姿を見てきました。
その目線で考えると周りの人に自分の良さを与えていく世の中になれば楽しいなと思っています。
短所を克服するのではなくて長所を伸ばしていくことですね。僕だけで叶えようとしていないビジョンなので、他の人にも継承していけた らいいなと思っています。
Q.それを具現化するために、どんな目標や計画を立てていますか?
加藤 ビジョンを達成するために世界一おもしろい学びのテーマパークをコンセプトに教育事業をしています。学びの中で大事にしていることが「自分とはなにか?」がわかるような教育を最初に提供することです。スキルよりも「どうやって自分が生きていくのか?」や「自分がどうやって死んでいきたいのか?」というディスカッションをみんなで取り組んでいます。終わりから考えた時に、今の自分はどうありたいのかが大事ですね。
そして5年後には僕たちに関わって自分らしく生きる人たちが3万人になることを目標にしています。今は愛知と東京が活動拠点ですが、全国展開をしていきたいと考えています。
Q.その目標や計画に対して、現在どのような活動指針を持って、どのような活動をしていますか?
加藤 「可能性を信じ続けることで、一人ひとりが思い描く未来に貢献します」という企業理念のもとに経営をしています。
何かご縁があって、僕たちと出会った人は、社会の可能性を信じてやっていこうと少しでも思ってもらえるように活動しています。活動において、ただ教えるというのではなく、未来から理想を思い描くことでその人の理想を実現するために、何が必要なのかを探し、提供するようにしてます。ティーチングではなくコーチングというイメージです。その結果、豊かな社会や、面白い人をどんどん増やしていきたいですね。
Q.そもそも、その夢やビジョンを持ったきっかけは何ですか?そこには、どのような発見や出会いがあったのですか?
加藤 僕が22歳ぐらいの頃から多くの方と会う機会があり、その中で相談にのることがあったのですが、自分の人生を生きられていない人が多いことに驚愕しました。中には社会人になっても親から許可を得ないと、自分の興味のある本すら買えない人もいて、なんで自分のしたいように生きられないのか?と疑問に思いましたね。20代の方と多く話していると、親からの影響をかなり受けており、親の価値観に縛られている人も多いように思います。学校でも勉強は教えてくれますが、「この社会で自分がどう生きるのか?」については教えてくれません。
しかし、この学校教育が変わることはないので、民間から変えていかなくてはいけないと思っています。これから親になる世代が輝いて仕事や日常が楽しめるようになることで、その次の子供たちも変わるのではないかと思い、今は20代をメインに事業をやっています。
Q.今の社会や教育に対して疑問をもてた背景には、何があったのですか?
加藤 まずは僕自身が自分らしくありたいということが根本にあるかと思います。人の相談にばかり乗っていたことがあり、よく人からも「軸がない」と言われることが、コンプレックスでもありました。
実は大学卒業後、いろいろ事情が重なり就職をしなかったのもあったので、ホームレスになり商店街で生活していた経験があります。一度、社会の底辺に落ちたことによって見えてくる世界があって、意外と就職しなくても生きていけることに気がつきました。
そこから、「なんでみんな安定したい職業を求めているのか?」「なんでやりたくないことをしながらお金を稼いで生きているのか?」と今までの常識に疑問を抱くようになりましたね。
ホームレスをする中で、自分がどんな価値を提供できるのか、また人間関係や信頼があれば生きていけることがわかったからこそ、「自分らしく」あるために、まずは自分を知って他の人と信頼関係や協力関係が築いていけることが何よりも大事だと思っています。
今後も「自分らしく」を見つけ、社会で活躍する人たちを増やしていきたいですね。
記者 話を聞きながら、とても人間の可能性を発揮したい思いが溢れているのを感じました。本日は貴重なお話ありがとうございます!
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加藤さんの活動、連絡については、こちらから↓↓
●ガッコウ+ HP
https://corp.gakko-plus.com
【編集後記】
今回、インタビューを担当した清水、那倉、平井です。
お話を聞きながら今の時代だからこそ、より一人ひとりの個性が発揮され、チームプレイができるようになれば、より生きるのが楽しいと思えるようになり、美しい社会になっていくだろうなと思いました。
またこれからの活動も応援しています!
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