学ぶことが自由で多様であることを認められる環境づくり / 会いにいけるセンセイ のざたん

【概要ストーリー】
高知県で現役教員をされながら、週一回学校の外でフラットに対話できる場「会いにいけるセンセイ」の取り組みを行い、小中高生や親御さんとの対話を重ねていらっしゃいます。
そのきっかけとなったのは、「そもそも教員という職業の人と話す機会がない」という声を聞いたことだったそうです。現役の教員が学校の外に場をつくり、その実践を通して見えてきたこととは。のざたんの自然体で安心感のあるフラットなお人柄が溢れるインタビューを是非お聞きください。

【プロフィール】
のざたん|野崎浩平

会いに行けるセンセイ|現役教員

大阪生まれ、横浜育ち、高知在住

高知県に移住して、学校で再び働くことになってから、学校の独特な空気に染まっていく自分にまったく気づかず生活していた。2019年に、経済産業省『未来の教室実証事業』であるHeroMakersに参加し、教員であるが自分が自分らしく生きることをしていいことを思い出す。
そして、高知県内の教育者と社会人とをつなぐコミュニティを設立する。そこでの交流において、「先生という職業の人とフラットに話す機会がない」という相談から、毎週1度コワーキングスペースに自分が出向いて、誰でも自由に現役教員と話せる企画『会いに行けるセンセイ』を2020年8月から始める。
これまでに、教員や大学職員といった教育関係者や、小中高生やその保護者、大学生を中心に、平均して毎週2~3名の利用者がいる。高知県内からの相談だけにとどまらず、東京・大阪から実際に会いに来る方や、日本全国からオンライン上での相談を受けている。

また、企業で働いていたときと比較して、学校内があまりにもICT化されておらず、時間を効果的に使えていないことに気づく。教育の場では、早くからICT機器を扱う機会を提供する必要があると考え、GEG Kochi の共同リーダーとして活動したり、保護者の方からの依頼をうけ、ICT機器の利用法や学校に導入するための作戦会議をオンライン上で実施している。教育機関に対してのICT活用のアドバイスにも応じている。

『学ぶこと』がより自由で多様であることを認められる環境にしていくことをビジョンとし、教員自身がセルフブランディングを行い、保護者と社会とコミュニティを形成し、子どもたちが安心して自分らしく成長する場の提供を広げていくことを目指す。また、若手の教員や教員を目指す学生の相談相手(メンター)として、自分らしさを表現できる次世代の教員サポートを準備中。

一目で『教員として異質』であることがわかり、話した相手から「安心する・落ち着く」と必ず言われる、ゆるふわな人柄。

【SNSアカウント】
★会いに行けるセンセイHP
https://tosa-edu.com

★note
https://note.com/nozkoh

★GEG Kochi HP
https://sites.google.com/view/gegkochi/home

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