「毎日が笑顔になるきっかけ作りを発信する」 株式会社 平笑(へいわ)代表取締役 岡谷佳代さん
日常の中での豊かな生活や、人間が人間らしく生きること、”普通”の中にこそ際立つ一番大切なことに気づくきっかけ作りを発信されている岡谷佳代さんにお話を伺いました。
岡谷さんプロフィール
出身地:千葉県千葉市
活動地域:千葉県船橋市
経歴:紆余曲折な人生の中で、笑顔の大切さを痛感し、スタジオHOWで立石かずこ氏に師事。
フェイスストレッチングを学ぶ。
フェイスストレッチングとコーチングを組み合わせた「笑顔サプリ」を開講。
現在の職業及び活動:
・フェイスストレッチ協会認定講師
・日本顔学会会員
・魔法の質問認定講師
・魔法の質問キッズインストラクタートレーナー
・魔法の質問カードマスタートレーナー
・笑顔のヨガリーダー
・笑顔のコーチング認定ファシリテーター
笑顔と心に着目し、「笑顔でコミュニケーション力アップ」「笑顔はスキル」「笑顔の基は心の健康」「笑顔は生活のサプリメント」をテーマに笑顔と質問を組み合わせた講師として、学校、病院、金融機関等で研修・トレーニングを行なっている。
飲食チェーン、接客業のプロにも笑顔の指導をするなど表情筋エクササイズをベースにしたイメージアップトレーニングはとても好評。
アンチエイジングでは【年齢自由化宣言】を基にセミナーを開催中。
また、質問家として質問セミナーも実施中。
「質問」を使った講座は、ゲームや遊びのように楽しみながらできるワークを通じて、学びが得られることが講座の特長。
質問に答えることよりも自分に深く問いかけることを目的にしている。
女性の価値、お母さんの価値を上げていく
記者:いろんな活動をされている岡谷さんですが、今一番のイチオシとしてどんなことを大事にしていて、どのような夢をお持ちですか?
岡谷佳代さん(以下、岡谷 敬称略):
大事にしているイチオシは、”生活”ですね。
普通の生活をいかに楽しむのか?をコンセプトにしています。
その中でも特に女性の役割はすごく大きいと感じていて、結婚して21年経つのですが、笑顔の先生やコーチングもやってきた今だからこその気づきや伝えたいことも出てきています。
仕事を通してキラキラしていくのを伝えることはたくさんあるけど、今、離婚している人も多くて、傷ついている子供たちも多いから、そうなる前に「なぜその人と結婚するのか?」「なぜその人と結婚したのか?」「どんな生活を築きたいのか」をしっかりと人生のパートナーになる2人や家族みんなで創って、お互いが「ありがとう」と言い合える家庭を創っていけたらと思っています。
奥さん、お母さんが笑顔で楽しそうにニコニコしていたら、旦那さんもお子さんも安心して家に帰りたくなります。ただ、そうなるには女の人の心が安定してないとできないですよね。お母さん、奥さんはいろいろ家事もして仕事もして、「旦那が○○してくれない、子供が○○してくれない」とかイライラしちゃうけど、それを相手にぶつけるのではなく、「私は何にイライラしているの?」と自分を客観視すると、自分が勝手に条件つけてイライラしているのが観えてきます。
心の状態の在り方と、関係性の創り方を考える力をつけることと、お母さん、奥さんとしての女性の価値を自分たちで上げていくことが大事だと感じています。
理想のライフスタイルを考える
記者:女性としても、人としても、すごく大切なことを話してくださっていると感じます。
そんな岡谷さんになれたのは、どんな認識や在り方、心の変化のきっかけがあって今の活躍につながっていますか?
岡谷:実はもともと私は、専業主婦になりたかったんです。父母が自営業だったから、家にいないのが寂しいこともあったし、自分がお母さんになったら家にいたいと思っていました。
その前には、学校の先生になりたかったけど、両親の仕事が倒産してしまって、大学に行けなくなり、今みたいに何でもできるとか思ってなく、「無理だ」「ダメだ」とばかり思っていて、お金を運んできてくれるのは自営業の人ではなくサラリーマンだと感じていました(笑)。
結婚して子供が生まれて2年くらいは専業主婦をしていたんですけど、主人のお父さんが癌で大腸を全部取ることになって働けなくなり、自分も働かないといけない状況になって事務職をしていました。
「子供と過ごしたくて専業主婦になったのに!」と最初は文句ばかり言って人のせいにしていましたし、離婚したいとも何度も思いました。
そんな時に、いろいろ話を聴いてもらい、「寂しかったんだ」とか引き出してもらって、すごく心がスッキリしました。大事なことに気づく質問をしてもらえたことで「答えは自分の中にあるんだ」とわかるきっかけがあったので、そこから質問の認定講師の資格を取ることに繋がりました。
講演では、「今、あなたはどんな理想のライフスタイルを創りたいですか?」「どんなことを大事にしていますか?」「あなたにとって幸せなものは何ですか?」ということを、一番に女の人には考えてもらっています。大事にしたいものが大事にできていると、満足感が違います。焦りがないし、人に何を言われても揺るがないですよね。
これからの時代に必要になること
記者:人生100年時代と言われていますし、「これから先、あなたはどう生きるの?」とかライフプランを考えさせられる機会はますます増えていくと感じますね。
最後に、岡谷さんは人生100年時代、AIが活躍していくとされる時代に、どんな人材が必要になっていくと思いますか?
岡谷:AIじゃなくて、これからの時代はやっぱり”人”が大事ですね。
0(ゼロ)から1を生み出すのは人じゃないと作れない。生活を楽にしてくれるのはAIかもしれないけど、どうしてAIを使いたいのか?を選べる。
AIの下になるのではなく、いくらでもAIを使える。自分たちが叶えたいもののためにAIがある。あくまで”活用”することですよね。
だからこそ、「社会人としての基礎力」、「チームワーク力」、「考える力」が必要と言われているけど、それらが何故必要かを考えることが必要だと思います。
仕事を頑張りすぎて、生活にしわ寄せが起きると目の前の現象に惑わされてしまう。「いいじゃん、もう別に人と話さなくても。めんどくさい。」ってなったら、寂しいですよね、何だか。
一人では寂しいし、誰かと一緒に居るのが楽しい。
100年生きるようになるんだったら、健康が良いと思うし、毎日が楽しいと思えたら心豊かだし、一緒に居たいなと思う仲間がいれば、もっと更に豊かになれますよね。
人と交流することが楽しいと思えること。それが、これからの時代に必要になる、人のやっていくことだと思います。
記者:これまでのご家庭やお仕事で様々な経験をされてきたからこその、深さがある普遍性を岡谷さんからのお話から感じました。
ありがとうございました!
岡谷:こちらこそ、ありがとうございました!
岡谷さんの活動、連絡については、こちらから
Facebookプロフィール:
https://www.facebook.com/kayo.okaya
株式会社 平笑:
https://www.facebook.com/pg/egaosuppleheiwa/about/?ref=page_internal
【編集後記】
今回、インタビューの記者を担当させていただいた内田・玉井・田中です。
人と交流して生きていくことの大切さと、岡谷さんの家族に対する愛情の深さを感じ、自然と涙もこぼれてくるような感動が溢れる時間でした。
素敵なお話と貴重なお時間いただき、本当にありがとうございました!
岡谷さんのこれから益々のご活躍を応援しております!