困りものだった雪を価値ある宝物として活かす達人 株式会社 雪屋媚山商店 代表取締役 番頭 本間 弘達 さん
【ストーリー概要】
日本の国土の51%が雪国だという。豪雪地帯では、毎年毎年、多くの労力とエネルギーとお金を除雪のために投入しています。大変なことです。けれどもこの困ったものを逆に大きな価値を生み出すものに変えることができたら、どんなに素晴らしいことでしょうか。その専門家が本間番頭です。困った雪を宝の資源にしていく夢を実現化させるため、多くの志ある方たちとの出会いがあり、力を合わせていく場があったことで、技術的ブレークスルーとなり、プロジェクトを完成させていく力となったそうです。 そのコアには、何も無いところから何かを生み出していく創造性を発揮させたいという本間番頭の意志がありました。
【プロフィール】
株式会社 雪屋媚山商店(ゆきや こびやましょうてん)
代表取締役 番頭 本間 弘達(ほんま こうた)
雪冷房専門の設計コンサルティング業。民間では日本唯一。北海道美唄市を活動拠点に、雪冷房事業を展開。帝国ホテルの雪利用、音更のマンゴー施設、サハリン州農業施設の雪冷房設計などを担当。
現在は、ホワイトデータセンター(美唄市)の担当役員として、IT分野での雪冷却と廃熱を利用したクラスター形成事業を展開中。北海道石狩市の京セラコミュニケーションシステムのデータセンターの設計、札幌市駒岡クリーンセンターの雪冷房設計、久原本家恵庭工場の雪冷房設計を担当。
また、北海道食材の高付加価値化を目指し、スノーフード(雪貯蔵食品)の開発に注力中。
【略歴】
昭和43年 北海道沙流郡門別町富川(現:日高町)生まれ
平成03年 室蘭工業大学 建築工学科卒業
平成05年 室蘭工業大学 大学院 建設システム工学科 修了
伊藤組土建株式会社 入社(設計部設計課)
平成16年 室蘭工業大学大学院再入学(社会人ドクター制度)
平成19年 室蘭工業大学大学院博士後期課程 生産情報システム工学科 修了
平成24年 3.11の影響を受け、3月11日 株式会社雪屋媚山商店 設立
株式会社アーセル(ホタテ貝殻リサイクル事業)代表取締役
平成25年 伊藤組土建株式会社 退職(建築部建築技術課課長)
現在 株式会社雪屋媚山商店 代表取締役
雪の市民会議 代表
美唄自然エネルギー研究会 会長
一般社団法人北海道スノーフード研究会 理事(事務局長)
利雪実証試験施設「ホワイト・ラボ」 施設長
株式会社ホワイトデータセンター 取締役
株式会社雪のココロ 取締役
株式会社チャシナイ環境メンテナンス 取締役
NPO雪氷環境プロジェクト 理事
株式会社アーク 顧問
工学博士、一級建築士、宅地建物取引主任者、マンション管理士、雪山職人
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