「貴女には貴女だけの魅力がある」幸福に働く女性のためのコミュニティFUKU女会主宰 咲良美登里さん
女性の「らしさ」を引き出し、輝く生き方を案内されている幸福に働く女性のためのコミュニティFUKU女会主宰の咲良美登里さん。明るい笑顔と、決めたらやり通す強さの背景をお伺いしました。
プロフィール
出身地 福岡県
活動地域 福岡県を中心に
経歴 やりがいを求めて秘密で副業を始めたら会社にバレテ潔く退職。そしたらとても自由になりました。退職後0スタートで結婚式場に女性起業家80名を集客し、働く女性のコミュニティFUKU女会を発足。貴女はもっと輝ける!女性の能力・魅力を生かした副業・起業の塾である、じぶん覚醒プロジェクトを新たにスタート。実は社労士の資格も持っている元人事で管理職。企業研修もしています。
現在の職業および活動 幸福に働く女性のためのコミュニティFUKU女会主宰、じぶん覚醒プロジェクト主宰
座右の銘 とりあえずやってみる!
「らしさ」で輝く生き方を
Q:どのような夢やビジョンをお持ちですか?
咲良 美登里さん(以下 咲良 敬称略) 誰もが一人一人、自分「らしさ」を持っています。でもそれに気づいていない女性が多くてとても勿体ないと思っていて。そんな人が「私もできるんだ!」と、自分の能力や魅力に気づいて動き始める時って本当にステキで、私はそんな女性を見るのが大好きなんです。なので、「らしさ」を発揮して輝く人生を送る女性を増やしたい!と思っています。
女性も当たり前のように働く時代ではありますが、頑張りすぎてすり減ってしまう女性も沢山見て来ました。その前提には、「頑張らないと価値がない私」がいます。でもね、本当は、一人一人、それぞれの価値があるんです。魅力があるんです。
まずは、ありのままの自分を認めること。自分の魅力に気づくこと。そうすれば自然と自分の中から「らしさ」が溢れてきて、笑顔の発信地になれます。笑顔の人の周りって笑顔になるじゃないですか。そしたらその更に先も笑顔になりますよね。笑顔がどんどん広がっていくことで、優しく豊かな社会が実現できると思ってます。
FUKU女会発足記念パーティ
新プロジェクト立ち上げ
Q:「『らしさ』で輝く生き方を」へ向けてどのような目標や計画を立てていますか?
咲良 今大きく分けて二つのプロジェクトを立ち上げようとしています。
まず一つ目は、じぶん覚醒プロジェクト。去年1年間は、「らしさ」引き出すSAKURA塾と題して、外見と内面からその人らしい魅力を引き出す講座を行っていましたが、じぶん覚醒プロジェクトでは、そこからもう一歩踏み込みます。自分らしさを活かして、その人オリジナルの講座を作り、発表の機会まで設けます。その人だから伝えられることって絶対にあるんですよ!それを自信を持って発信できる人材になってほしいんです。
そして二つ目は、「幸感力をUPする魔法のオンラインサロン&豊かさ循環プロジェクト」。幸感力をUPする魔法のオンラインサロンは、日々のワークを通して幸福を感じる力を高めると共に、行動する勇気を育てる講座です。そして、そのサロンの卒業生から、日々のワークをサポートするトレーナーも育てたい。それが豊かさ循環プロジェクト。そうしたら、受講生は幸感力や行動力がUPしてHAPPYになる、トレーナーは人をサポートする経験を身につけながら収入も得られる、私もトレーナー育成による収入を得る、というみんなで豊かになる企画です。
これから先も、女性が自分の魅力や能力を発揮して輝く人生を送るために、目標や計画は立てていきます。でも、一番の目的は、私を使って周りの女性たちが輝いていくこと!なので、そのためなら使うツールは、ファッションだろうが心理学だろうが何でも良いと思っています。ですから、3年後は全く違うサポートの仕方をしているかもしれません。
必要なことは必要なタイミングで伝わる
Q:その目標や計画に対して、現在どのような活動指針を持って、どのような基本活動をしていますか?
咲良 相手を変えようとしない、というのをいつも心がけています。もちろん、私が相手にとって必要と思うことは、真剣に伝えます。私は頑張り癖があるので、つい頑張ってしまいますが、見守る強さも大事だと思っています。「本当に必要なことなら、必要なタイミングでちゃんと伝わる」んです。それを信じて、頑張らずに待つこと。もし、私がお尻を叩いてやらせたり、手取り足取りサポートしてできるようにさせたりしたらどうなるか?私への依存が生まれます。女性だろうが男性だろうが、自立している人は魅力的です。だから、私の生徒さんにも自立した素敵な大人の女性になってほしい。もう私なんかいらなくなるくらい、自ら羽ばたけるようになったらそれが嬉しいです。
FUKU女会ランチ会
自由で軽やかな人間
Q:「『らしさ』で輝く生き方を」という夢やビジョンを持ったきっかけは何ですか?そこには、どのような発見や出会いがあったのですか?
咲良 私のコンプレックスが強みだったとわかった時です。昔、私は自分のことを薄っぺらい人間だと思っていて、それに劣等感を持っていたんです。だから精神的な厚みのある人間になりたいと思って色々勉強した節もありました。でもね、ある時カウンセラーの恩師から言われたんです。「あなたの魅力はそこだよ。あなたは自由で軽やかな人だよ」って。それを言われた時、ハッとしました。もっと自由で軽やかに生きていいんだ!と、私自身の「らしさ」と活かし方に気付いたんです。
無人島でのカウンセラーの合宿
「べき」「ねば」を作るのはやめよう
Q:「自由で軽やかな人間」という発見の背景には何があったのですか?
咲良 社会人になって最初に就職したのはITベンチャー。自由な社風で楽しく過ごしていました。社会人サークルにも入ってワイワイ楽しんでいたんですが、段々、フリーターだった子が就職して遊べなくなったり、結婚して遊べなくなったりと、みんなきちんとしだしたんですね笑。ちょうどその頃、私も仕事で悩みまして、もっと自分にあう仕事をしたいと転職しました。
その転職先が、1社目のITベンチャーとは正反対のきちんとした会社で笑。私、人と関わる仕事がしたいと、社労士の資格を取って人事として転職活動したんです。でも、実務経験がないために中々転職活動は上手くいきませんでした。そんな中採用してくれた会社だったので、勝手に「この会社のために頑張らなきゃ」って自分で自分にマインドセットしたんです。人事だからみんなのお手本にならなきゃ。きちんとしなきゃって。
結婚に関しても、30代になるとにわかに、「あれ?結婚しなきゃいけない歳?」と思ったんです。どうも世間一般では、30代前半位までにはしなきゃいけなさそうだぞ、親もなんだか孫の顔が見たそうだぞと。それで婚活したんですけど、大失敗しました。
なんかどんどん自分に自信を失くしていってしまって。そんな自分を変えたくて色んなことを身につけるんですけど、形だけ整っても内面が変わらないんですよね。それでさらに自己肯定感(ありのままの自分を認める気持ち)が低くなっちゃう。そんな時に心理学に出会って、やっぱり心が大事だと思うようになりました。
カウンセラーの勉強を通して色んな仲間に出会うことはとても刺激的でしたが、私はキラキラ輝きながら自分のしたいことをしている彼女たちに劣等感を持ちました。それに比べて私はって笑。でも、講座に通う中で、そんなキラキラ輝く仲間にもそれぞれ悩みがあることを知りました。私が勝手に相手のイメージを作り上げて、そして勝手に自分を卑下してただけだったんです。そしてね、皆、悩みがありながらも、自分の命を輝かせて生きようとしていました。だからキラキラして見えたんです。私はそのことにとても感動して、私もそんな風に生きたいと思いました。
そんな思いが募っていた時に、恩師から「あなたは自由で軽やかな人だよ!」と言われたんです。いかに自分が勝手に「べき」「ねば」をつくってその枠の中で苦しんでいたのかに気づきました。きちんとしなきゃ、厚みのある人間にならなきゃと、自分を会社や社会の常識に押し込めてたけど、それは自分の魅力に蓋をしてるだけだった!そして同時に、自分には「らしさ」があって、「らしさ」で生きていいんだって思ったんです。
生きていると、周りから期待をいただくこともあります。それって「愛」だと今は思うんです。愛があるから心配されるし、愛があるから期待もされる。でも自分が整って無い時って、それを自分に対する「圧」に感じてしまうんですよね。もしかしたら、「私はこう思うの」って伝えることで、もっと良い世界が広がるかもしれないのに、勝手にそれ言っちゃだめだ、相手が嫌がるに違いないって思い込みで自分を押し込めてしまう。
でもね、本当は伝えて大丈夫なんです。だってそこには愛があるんだから。愛は、相手を思い通りに動かすことではありません。自分には自分の思いがあるように、相手には相手の思いがある。もし、自分の考えを伝えて相手が嫌な顔をしても、それは、自分と相手の思いが違った、ただそれだけです。それを分かった自立した大人同士が自分も相手も信頼しながら生きていく。そんな世界は、とても爽やかで軽やかだな、と思いますし、そんな世界になるように私ができることをやっていこうと思っています。
読者への一言メッセージ
咲良 「もっと楽しく生きていいんだよ」と伝えたいです。
記者 自信がなく、周りからの圧に対して「こうしなきゃ」で頑張り続けてきた咲良さんだからこそ、自分がやりたいことをやって「らしさ」で生きる楽しさを知っておられるのですね。本日は貴重なお話をありがとうございました!
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咲良さんの詳細情報はこちら↓↓
【編集後記】
今回インタビューを担当した小水と高村です。
楽しく明るい咲良さんとお話をしていると、こちらも楽しくなってしまうインタビューでした。
もう周りのために自分を我慢して生きるのではなく、「らしさ」でやりたいことをやっていきたいニーズで溢れている時代だと思います。「らしさ」とは、自分とは何か?ということであり、誰もがそれを分かるようになった時、自然に幸せになれる世の中になるイメージが広がりました!
咲良さんの今後の益々のご活躍を応援しています!